2017/6/25
2017年も半分終わろうとしていますね。
「週刊誌やネット上で他人への誹謗中傷が多く見られ、年々増えていっている気がする。なぜこんなに人を叩くのが楽しいのだろうかと思う。けれど、それが自分で自分の首を絞めていて、社会の息苦しさを作っている。そして、みんなこじんまり目立たないように生きている。社会も学校の教室の中も同じ。幸せな人は意地悪をしない。みんな幸せにならなくてはいけませんね。今回のお便り楽しいお便りばかりでした。また楽しいと共に心が温まりました。みなさん、文章もうまい。ユーモアのある人は文章がうまい。文章がうまいという事は想像力も豊かで、きっと言葉も楽しい人達だと思います」という江原さん。
今日は『ハッピーなメール』や『面白いメール』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Here comes the sun / ビートルズ
◇風 / 江原啓之



「私のお誕生日に夫婦で近所の高級フレンチレストランに行った時の事。ランチでしたが特別なのでお酒も飲み、メインのとろけるようなお肉に始まり、デザートはバターたっぷりのケーキでしめました。主人から“いつもありがとう”とスィートなお言葉も頂戴し、決してイケメンではない主人なのですが、この日ばかりは福山雅治に見え、お腹も満足、心も満足で店をルンルンで後にしました。と、その時!突然主人が真剣な眼差しで“あのな、俺…”と見つめてくるのです!えぇ!何!!これ以上どんなロマンチックな事があるというの!とドキドキし、続きの言葉を待っていたら…“ごめん!もう出そうや!先、帰るわ!”と、カール・ルイスのようなフォームで、風のように走り去っていきました。彼は高級な物を食べるとピーピーになるのです。小さくなっていく後ろ姿に興ざめしつつ“間に合うといいなぁ”と思い、私はコンビニでのんびり買い物をしておりましたが“あれれ?”怪しい予感!!!私も家へとダッシュ。トイレにこもっていた主人に“私もやねん!めちゃめちゃヤバイねーーーん!”と叫び“えぇ!俺もちょっとまだ…。よし、わかった!”と早々にトイレを明け渡してくれた主人がまた福山雅治に見えた瞬間でした!貧乏性な腹を持つ私たちは、わざわざ遠くに高級な物を食べに行く事だけはよそうと固く誓い合いました」というメールをいただきました。

江原さん
「“カール・ルイス”とはちょっと古いですね(笑)。でも表現が上手!“小さくなっていく後ろ姿に”という情景が浮かびます。この文章力何かに生かしていただきたいです」


「僕は適職でコンビニの仕事。天職でギターの弾き語りライブ。カメラのアシスタントをやっています。両親が江原さんのファンで、母は江原さんの学舎に入っています。今日は両親の事で相談させてください。両親は再婚同士で(僕は母方です)仲が非常に良いのですが、結託するとちょっとウザいところがあります。僕はライブなどで他のバンドのTシャツ等を買ったり貰ったりするのですが、ハードロックのバンドのTシャツはドクロ柄とか、ちょっとオカルトチックな物が多いのです。Tシャツぐらいイイじゃんと思って着ていると、それを見た両親が必ず『魔王』の歌を唄います。母“お父さん!お父さん!魔王がくる〜♪”父“坊やそれは風の音〜♪”母“おっかないTシャツ着てるとアカン!今度はフルで歌うぞ!”…間奏までアカペラでスゴくウザイです。失礼ですが、これは江原さんが仕込んだ事なのでしょうか?ドクロ柄などのTシャツは部屋着でも着るものではないのでしょうか。頂き物やレア物もあるので、教えていただければ幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「この親御さん素晴らしい!!教養がある。夫婦共にインテリ。私は仕込んでいません(笑)。『魔王』、ちょうど来年あたり歌おうと思っていたんです。けれどドクロ柄を着るのは私も反対。オカルトチックな物を着ると、そういう波長になってしまう。流行だから何も言わないけれど、迷彩服を着るのも戦いのイメージがあるのでなるべくやめた方が…とも思う。でも良いご両親で幸せ。良い家庭。良い家族。素敵ですね」


「先日、江原さんの講演会に初めて参加させていただきました。講演会前にあった出来事なのですが、私は駅のトイレに傘を忘れて急いで戻ると、誰かが持って行ってしまったようでなくなっていました。落胆していると外は雨。仕方なく近くのお店で傘を購入し、講演会場所への行き方をお店の方に聞きました。すると自分の思っていた場所と違う事が分かり、急いで向かい、時間までに着く事ができました。もしお店の方に聞かなかったら完全に道に迷って講演会を諦めていたかもしれません。“傘が私を江原さんの講演会に連れて行ってくれた!と感じる出来事でした。親切に道を教えて頂いたお店の方にも感謝です」というメールをいただきました。

江原さん
「“損して得とれ”ではないですが、マイナスな事があっても返ってプラスがある事もある。けれど、そんな事を思えるあなたの心が素敵だと私は思います」


「家にいるとおならがよく出るのですが、数日前、人生史上最高の音が出ました。その音とは、携帯のマナーモードのような音です。両親と暮らしているのですが、母がおもわず父に“携帯鳴ってるよ”と言ってしまうほど。3人で大笑いしました」というメールをいただきました。

江原さん
「私たちって、どうしていくつになってもこの手のネタは笑ってしまうのでしょうか(笑)。『うんこドリル』も流行っている。いくつになっても人間って面白い事は同じなんだなと思います」


●6月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
6月生まれのみなさんは、忍耐の達人。
必ず人生の扉を開く人です。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●7月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
7月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「寛容な生き方は、心を解放します」
「生き苦しさを作っているのは、赦せない心です」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
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◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 7月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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2017/6/18
最近の若い男の子たちの考え方や振舞いは、中高年以上の男性とはちょっと違うようです。
「最近、若い男の子からのメールが増えた。この番組のリスナーの若い人たちはしっかりしていて、どちらが大人だか分からないという方が多かった気もしますが、今回はそうでもないメールが集まりました(笑)」という江原さん。
今日は『今時の男子』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Blessings / チャンス・ザ・ラッパー
◇愛はそこに / 江原啓之



「僕は、小学校3年生と5年生の時から持っているぬいぐるみがいます。もう今年22歳なので、15年くらい一緒に寝ています。ある時、枕元にぬいぐるみや人形を置いてはいけないと聞きました。別に枕元にいなくても寝る事はできるのですが、家族のように大切にしてきたので、なかなか飾るというか、そういう扱いをしたくありません。留学する時も、悲しい時も、イライラした時も、そばにいてくれると、とても安心します。本当に気持ちとかもっていると思って大事にしています。男だから恥ずかしいとかあるとは思うのですが、家族だと思っています。何かアドバイスがあれば、お願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「アドバイスを求めるという事は、自分の中で“ちょっと、おかしいな”と思っているのかな。羽生結弦君もプーさんを持っていたりして、心の拠り所にするというのもあると思う。それ自体は悪くはないし、人がとやかく言う問題ではない。ただ自分自身で疑問に思うのであれば、ちょっと変えた方がいいかもしれない。ぬいぐるみを人と同じようにして交流を持っている。本当の人と関わると、時に傷ついたりする。けれど傷ついているのではなく、磨かれているんです。良い時もあれば悪い時もある。今の若い人は初めから諦めていて、冒険して転ぶという事があまりない。情報が多いから、ある意味で耳年増。ぬいぐるみと語りあう事が悪い事だとは思わない。けれど、生きている人とも同時に関わっていかないといけない。自分自身の中身を見つめる『内観』はできるが、ぬいぐるみは話してはくれない。自分の耳に痛い事は言ってくれない。社会に出て大海原を生きていかなければならない。そう考えると、自分とは違う考えの人たちの言葉も大事に生きて欲しいなと思います」


「私は特に『恋愛相談』の回が好きです。恋多き男であるが故、恋愛事での悩みが尽きません。長年付き合ってきた元カノとの事で相談です。18歳で出会い、付き合ったり別れたりを7年程続けてきました。青春時代を共にし、素敵な思い出は数えきれない程。しかし、辛かった事、大変だった事もまたそれに等しいです。価値観の違いからケンカが絶えず、夜の営みも減り、異性問題もありました。彼女の“やられたらやり返す”という性格、価値観の強要に疲れると他の女性を求めてしまう自分もいました。負の連鎖だったと思います。しかし、お互いに離れられませんでした。無理だと思う部分の数と同じ位、合う部分もあったからだと思います。また、いつしか家族の様な存在になっていました。ここ1〜2年は付き合ってはいなくても会ったりする関係が続いていましたが、この恋の終着点が分かりません。数週間前にまた異性トラブルからケンカをし、それを機に元カノは新しい男性と付き合いを始めました。今はLINEもブロック。電話は着信拒否。彼女は何かあるとすぐブロックしたり、着信拒否をする癖が昔からあります。私はもう繰り返したくないという思いと、またやり直したいという思いの狭間にいます」というメールをいただきました。

江原さん
「『類は友を呼ぶ』『波長の法則』。私たちから見たらあなたも彼女も同じ。離れて大海原を見ましょう。“家族のようだ”などと言葉は綺麗だが、やっぱり“今時”は冒険したくないんです。新たな世界を広げたくない。最近は留学の数も減っているらしい。冒険は生きている時にしかできない。ちっぽけな所で留まっていないで。大海原を見なければもったいない。ブロックされたら“さようなら”と切る事です」


「25歳の娘の同い年の彼についてお聞きします。因みに2人とも正社員です。友人の紹介で付き合い始めて半年。デートは一円単位の割り勘。4円のお釣りも請求されるそうです。モテない娘は、お付き合いをやめたいにも関わらず、踏ん切りがつかない様子。何かアドバイスお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、親だとしたら放っておく事。過干渉。代わりに質問してくるのもおかしい。それは置いておいて、これも“今時”だと思う。私たちの頃は、男は格好つけたいので割り勘はなかった。けれど、それが良い訳でもない。ただ、男はちょっと見栄を張らなければ頑張れない生き物。女の子もおだてないと。“やっぱりあなたがいなきゃ”“さすが!やっぱり!”と言われると“俺、そう?”となってくる(笑)。けれど今時の男の子は女子化している。割り勘にしても“その方が後腐れないし、いざという時にモメないし”と、すごく保険をかける。別れた後に“こうしてあげた”と言われるの嫌でしょ?と思っている。けれど塵も積もれば山となるので4円の割り勘も悪い事ではない。しかし、娘さんもモテないからと我慢しているのであれば、娘さんもいけない。『波長の法則』。今時は恋愛もしないという若者も多い。プレゼントするのが面倒くさくて嫌らしい。ハロウィンが盛り上がるのは、自分の為だけだから。ハロウィンが人に何かプレゼントするといった事があったならば一気になくなってしまうかもしれませんね」


「私は現在フリーターです。高校の時から将来の事を考える事に逃げていました。その為、大学受験はままならず、専門学校に進学したのですが、やはり能動的に勉強できなかったので中退しました。大学生で将来の目標や打ち込んでいる姿を見ると、劣等感に苛まれる時があり“スタート出遅れたな”と、正直思ってしまいます。人生でスタートラインなどないと思いますが…。このままダラダラ過ごすつもりはないのですが、変わらない現状に困り、時間が経つのが怖いです。やりたい事はあるのですが、どれから手を出せば時間が無駄ではないのかなどと考えています。興味のあるバイトに行き、もっと勉強したいと思ったら大学に行きたい。海外にも行きたい。スポーツもしたい。今までの経験を生かして何かを教える立場にもなってみたいなど色々です。将来は楽しく笑っていたら幸せです」というメールをいただきました。

江原さん
「『行動』です。あなたが考えている事は悪くない。一番問題なのは、行動に移さない事。情報過多がいけないのかな。保険をかけている。未来の事が分かったら頑張って生きられない。経験してみなければ感動はできない。情報過多だから“こういうふうにしても、そこそこいけてもこの程度か”と成果主義に陥り、何か形にならないといけないと思っている。私たちが持って行けるのは想い出だけ。だからたくさんの想い出を作ってくださいね」


「この場で懺悔させてください。最近失恋しましたので、投稿致しました。私は1ヶ月前、同じ職場の子とお付き合いをしました。ですがつい先日、フラれてしまいました。理由は、私の仕事が忙しく、夜勤もあり、なかなか大学生の彼女に返事が出来ずに仕事を優先して放置している状態が多かった事。悪い点を直さず、彼女が作ってきた弁当も、洗って職場の食器置きに何も言わず放置してしまった事です。上京している私にとって味方であり、一緒に頑張ろうと応援してくれる、とても安心できる存在でした。彼女の気持ちに向き合わず、苦しんでいるのに放置し、本当に申し訳なく思っています。相手の気持ちを理解できず、後悔しています。大事な相手を想う気持ちが私には欠けていると思いました」というメールをいただきました。

江原さん
「まだ若いから自分自身の事でいっぱいいっぱいになってしまう。けれど、そういう経験や懺悔を次の恋愛に生かしていっていただければと思います。すごく好感が持てる。こういう人は、これからももっと良い恋愛ができると思うし、その懺悔の気持ちがあればこそ、より良い恋愛ができると思います」


●江原啓之 今夜の格言

「シンプルに分析すれば、悩みは解決します」
「正しい答えを受け入れたら、あとは実践のみです」


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2017/6/11
梅雨入りしましたね。
「人が死に直面した際の臨死体験の話などがあります。脳神経外科の世界的権威であるエベン・アレクサンダー医師も、かつては死後の世界を否定していたが、自身も臨死体験をする事によって“死後の世界はある”と言って、センセーショナルな事になり、書籍も出し有名になった。エベン医師は脳の大部分が機能停止状態になり、生還する可能性が低かったが生還し、障がいも残ると言われたが残らなかった。その状況の中“病室の中に、この人とこの人とこの人がきてくれた”という時系列をすべて覚えていて、それをその後、自分で書き留めた。自身が脳外科医だから、MRIで断層写真を時系列に見ても“この脳の状態では、その時にその幻覚を見るはずがない”と、アレクサンダー医師は“死後の世界はある”と言っている。また脳外科医の方達は臨死体験の話をたくさん聞いている。聞いてはいても科学者だから信じていない。中にはすごく興味深い臨死体験の話もある。ある時、手術をした後に“先生がこういうふうに言った。こうだった。ああだった”と言った事がその通りだった。その人は盲人だった。そして“先生って、男前だったんですね”と言ったんだとか」という江原さん。
今日は「スピリチュアルな現象」をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇永遠の絆 / ケルティック・ウーマン
◇想い出と言う名のフェアリー / 江原啓之



「昨年10月に突然の事故で主人を亡くしました。先日、主人の知り合いから不思議な夢を見たと電話がありました。“好きな人が現れたら、私の事は忘れて結婚して、幸せになって欲しいと伝えてくれと。家に自分の居場所がなくて、飲み歩いてばかりいたと。何をやっても上手くいかなくて幸せに出来なかったと。子どもを叩いてばかりいたと。ずっと見ている。愛していると”。あまりにもリアルな感じの夢だったので、知り合いの方も驚いたように話してくれました。私は涙が止まらなくなりました。家族想いの主人に居場所を作ってあげられなかった…。そして、主人の大我の愛を感じました」というメールをいただきました。

江原さん
「人間は生きている間に正直に生きる事は難しい。奥さんに直接言わず、知り合いに言ったのは、その方が信憑性があるから。自分自身の事だと思い込みだと思ったりもする。けれど他人から聞かされると、びっくりする。他人が細かい事まで知らなければ尚の事。あまりにもリアルだったという事で、余計にご主人からの言葉を感じるんですね」


「先日、幼馴染が闘病の末、他界しました。幼少の頃よりこれまで、会えない時間は多々ありましたが、彼女にはいつも支えられ、心の拠り所のような存在でした。桜が満開を過ぎる頃、彼女は家族に見守られ、この世を去りました。風に舞い散る花びらと一緒に、彼女も天国に舞い上がっていったように感じます。誰にでも本当に優しく、今でも思い出すのは彼女の笑顔ばかり。その笑顔に何度救われたか分かりません。彼女が逝ってしまった悲しみが半分。もう苦しい思いをしないでいいね、頑張ったね、ありがとうねと思う気持ちも半分。いつかまた彼女に会えるのかなと思うと、死ぬという事があまり怖くなくなりました。彼女が去った悲しみはとても大きいけれど、お通夜、お葬式を通じて、悲しい気持ち以上に彼女の皆を思う温かさ優しさが思い起こされ、こちらも彼女の旅立ちを見送る心づもりをさせてもらったように思います。彼女の笑顔が、これからも私の大事な大事な心の御守りです。生前の頃より、彼女は江原さんの大ファンでした。きっと天国でも江原さんのラジオ、楽しみに聴いていると思います」というメールをいただきました。

江原さん
「有難い事です。私も死んだらまた向こうで講演会をしなければいけない(笑)。ラジオも電波だから向こうに聴こえたりするんです。霊は不思議なもので、電気にすごく反応する。幽霊の話では必ず電気が点いたり消えたりと、必ず電化製品に反応するのです」


「先日、17歳半で愛犬が旅立ちました。その前日、実家の父から不思議な体験をしたと聞かされました。それは、反射式のストーブで鍋にお湯を沸かしていた時の出来事だそうです。鍋が小刻みに規則正しく動き出したという事です。今までにない事なので、母や姉も呼び、その状況を確認し、みんなで驚いたそうです。田舎では死に近い人がお世話になった人のところを回る“お知らせ”という言葉があります。それなのではと思っていたそうですが、どこからも不幸の知らせはなく、ホッとしていたそうです。愛犬は父の事が大好きで、我が家に遊びに来た時には必ず父の膝に乗ってくつろいでいました。犬にも死に際に自分の好きな人の所へ行き、何かアピールする事はあるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「あります。我が家の愛犬もそうでした。昨年6月5日に旅立ちましたが、私はその日に限って自宅にいました。書斎で仕事をしていたところ、戴いていた胡蝶蘭の5つの花が一片にドサッと落ちたんです。あまりの音にパッとパソコンから目を離し“何かあったな”と思ったら、家内から“ボーチェが動かない”と内線があった。まだ体が温かかった。蘇生をするかと思って名前を呼びかけたりしたのですが、それがお別れでした。私も出張が多いですが、その日を待っていたのかなとも思う。良い子だった。みんなで見送る事ができました」


「一般的に“霊がいそう”と言われている場所に、病院・学校があげられますよね。真夜中の病院は確かに怖いですし、子どもの頃、放課後の教室はシーンとして、怖かった記憶があります。よく映画の題材にもなっていたりします。これって、情報発信媒体の刷り込みなのでしょうか。それとも誰もが第六感的なもので、何かを感じ取っている事を、ただテレビや映画が代弁して、それにみんな賛同しているから誰もが、病院・学校を怖いと思うのでしょうか。どちらも共通している事は“人が集まる”というところ。それならショッピングセンターや駅やコンビニなど、もっと身近な所もってなりますよね。小さな疑問ですが、お答えいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「その通りです。ただ病院は霊が出やすい。なぜかというと、死んだ事に気が付かないでずっと居たりするから。私の読者さんやラジオを聴いていただいている方には医療従事者の方が多い。みなさんの職場で幽霊を見るという話がある方、どうぞ番組にメッセージをお寄せください。看護師さんたちは意外に当たり前のように語ります。私も病院に入院したりすると、よく看護師さんが部屋にやってきて“実はこんな事があってね”と言うんです。けれどそれは怖い話ではなく“今日亡くなった患者さん見ちゃった”という感じで、それだけ親しんでいた患者さんだから“○○さん、もう亡くなったんだからね”と言うようにしているらしい。学校はほとんど嘘。けれど、学校に行きたいのに病気で亡くなってしまう子もいる。そうすると“学校に行きたい”という想いがそうやって現れる場所もある。けれど、病院と比べると全然違う。江原啓之が視る幽霊を見る場所ベスト1は『駅』。朝のホーム。朝の新宿駅に行くとたくさんいて、私は悲しくて涙する。世の日本のお父さん方は、会社への帰属意識が強い。入院している人がよく言う言葉“オレがいないと会社が…”。出勤しようとするお父さんの霊がたくさんいる。女の人でよく見かける1位。『デパート』。やっぱり好きなんでしょうね。それで値札を見て驚いていたりするんです(笑)」


「私は歴史が好きで、夏休みの旅行などで、歴史上の人物のお墓参りをする事があるのですが、そこで疑問に思った事があります。時代は関係なく、どんなに昔の人でも、気持ちを込めて思いを伝えれば、しっかりと本人に届くのでしょうか。仮にお墓ではなくても、ゆかりのある土地や遺品などでも届くのか。教えていただければ嬉しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「届きます。私もそうやって尊敬する方のお墓参りをよく行ったり致しました」


●江原啓之 今夜の格言

「今日という日を大切に生きていますか?」
「悔やまずに生きることが人生を豊かにする道です」


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2017/6/4
6月に入り、梅雨の季節がやってきますね。
「この時期になるとネガティブなメールが多くなる。こんな息苦しい時代になったのは“文句ったれブーム”だから。クレーマーも同じ。それが自分に返ってきて息苦しくなる。シルバー川柳は楽しい。そこには茶目っ気があるから。けれど、年配の方が幸せの数を数えられなかったら、若い人たちはどんどんネガティブになるのです」という江原さん。
今日は「ネガティブメール特集」をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Fantasy / アースウィンド&ファイアー
◇幸せのみつけかた / 江原啓之



「私は主人の友達が大嫌いです。男性は子どもの頃からの友達を大事にする傾向があるという事を聞きますが、私は女なので理解に苦しみます。普通に友達関係なら良いのですが、いい年をして携帯ゲームに熱中したり、遊ぶ事ばかりです。友達は独身のフリーターで、主人は結婚して仕事も役職につき忙しいと一線を引くものの、頻繁に連絡をしてきたり、あの手この手を使って接近してきます。“うちの主人以外友達がいない訳?”とイライラするものの、未だ独身気分が抜けきらない主人にも問題ありだという事も分かっています。『類は友を呼ぶ』ですからね。まさに主人の真価が問われていますが、本当にうざったい存在です。デスノートがあったら真っ先に名前を書きたいです。今まで生きてきて数人嫌な人がいますが、本気で嫌いです。ただ主人も私も心の成長が必要であると感じています。私も妥協点を見つけたり、主人も冷静な判断ができるようになるなど、課題は山積みです。この悪しき心と堅すぎる私の心をお祓いください。因みに、主人から嫌いな人の名前を聞くだけで私の顔が歪みます。相当我慢していて鈍目の主人には気付かれていませんが、意地の悪い顔をしている自覚があります。大人にならなくてはいけないのは私ですね。自分が嫌でげっそりです」というメールをいただきました。

江原さん
「本当に嫌なら変えなくてはいけませんね。分かっていて直さない人は自分が悪いのです」


「突然ですが、僕はもうずっと不幸です。なぜかというと僕には何もないからです。僕にはこれと言った長所も短所もありません。ですから毎日特に良い事も悪い事もなく、平坦な日々です。僕は長所と短所は表裏一体だと思っています。僕は高校時代いじめられたのですが、その経験で長所も短所も無くなってしまいました。短所がなくなるのは良いけれど、長所もなくなってしまいました。僕は短所を補う為、短所をバカにされるその屈辱を糧に長所を伸ばしてきました。勉強をしました。でも、高校時代にいじめられ、別室登校をし卒業した為、授業を受けられませんでした。一浪をし、バカ大学に進学しました。これ以上浪人し、他の大学に入り直すお金も時間もありません。けれど、今では短所だった事“なんお理由もないのに周りの人に劣等感があり、人を避ける、人を傷つけるという事”がなくなったので、とても生きるのが楽になりました。ですが、もうずっと何も楽しい事や嬉しい事、辛い事もなく、生きた心地がしません。こんな僕に何かお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「見込みはあると思う。“こんな僕に何かお願いします”と甘えているから。とても可愛らしい。まだ人間としての長所がある。あなたはまだ分かっていない。分かっていない事に罪はない。“人を差別する人は、自分を差別する。自分を差別する人は、人を差別する”。劣等感がある人は、人を差別するのです。だから平気で自分の入った大学を“バカ大学”と呼ぶ。他の学生さんにも失礼。過去の辛い経験など、色んな出来事があったと思う。けれど、まずあなたに必要なのは明るさ。植物も太陽の方にしか伸びないのと同じように、人は暗い人のところには行かない。また、哲学的に考える事も立派な事だが、もうちょっと爽やかさも必要。“どうでもいいか!”というのも大事。Welcome江原ワールド!どんな事も笑いましょう!あなたはまだまだ大丈夫。見込みがある。その可愛らしさを大切に生きていって欲しい。難しい事を考えるのはやめよう!自分をまず認める。そうすれば相手も認められるのです」


「人を羨む心の根本について教えてください。私は妻として母として、不自由のない生活をさせてもらっています。ひとえに夫の頑張り。子どもの健気さや親の支えがあるからこそだと思います。なのにSNSなどで経済的に豊かな人の写真などを見ると、とってもうらやましくなり“その生活、欲しい!”となったり、自分の暮らす部屋が途端にみすぼらしく感じてしまいました。そんな写真“見なきゃ良かったーー!”の一言です。けれど、同じ写真を見ても人は人、自分は自分で、羨ましい気持ちを持たない人もいると思うのです。そんな人になるには、どんな心がけをしたら良いでしょうか。そんな人と私の様にすぐに羨ましく思ってしまう人との思考の違いや解釈の違いなど、教えていただきたいです。羨ましい気持ちを持つ事で、不自由ない暮らしを支えてくれている夫に罪悪感を持ってしまい、これを乗り越えたいのです」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは嘘をついている。人が羨ましいというのは“人が豊かな生活を送っている”など、ビジュアル的なものだとあなたは思っている。けれど、あなたが本当に欲しいのは“充実”。SNSで紹介する人はこだわりがあって、それを楽しんでいる。その“楽しみ”が羨ましいんです。あなたは何不自由ない。けれど“食べる”“家事する”の繰り返し。“怠惰な土地に花は咲きません”と、この番組でもよく言っている。生活が充実している人は、一生懸命に自分で努力をして“充実”を作り上げている。あなたは申し訳ないけれど“怠惰”。だから、日々に感謝できない。豪邸などはハード。ソフトな部分は自分で作り上げなくてはいけないんです。だからハードの部分が羨ましいのではない。目に見える事でごまかされている。イエスの言葉に“人は目の前の梁は気になるが、心の中の梁は気にならない”というものがある。人は目に見える事ばかりで何か思うのだけれど、引っかかるのは自分の心の映し出し。充実しなければいけないのは自分の心。人生を楽しんでくださいね。それが感謝につながるのです」


「ネガティブメールです。去年初めて江原さんの講演に行かせていただき、今回のヒーリングタイムで5回目。毎回ワクワクと緊張の両方の気持ちがあります。なぜ緊張するかと言えば、お腹が鳴ってしまうからです。初めて行った講演で鳴ってしまい、恥ずかしくてお腹に意識が向き、せっかくの話を集中して聞けない時間帯もありました。周りのお客さんはそんな事気にしていないと思いますが、講演中に心の中で“自分は恥ずかしくても構わないじゃないか!周りの人たちに気を遣わせるなよ、お腹!”と言い聞かせたりもしました。ネットで調べ、原因はお腹をベルトで締め付け過ぎている事ではないか!?という結論に至り、年末はその反省点を生かせたのですが、今回またお腹が鳴ってしまいました。原因は多分、講演前に食べ過ぎた事。カレー屋でライス大盛りを食べ、コロッケとハムカツまで食べ、ネットカフェでジュースを飲みまくった私の招いた自業自得な結果。講演開始前席に座って、こっそりベルトを外し、ズボンのボタンも外していたのにダメでした。江原さんは“講演の前日は、ホテルから出ないようにしたり、風邪など体調に気を付けるのもお客さんの為”といった話を聞きましたが、教わる側も真剣に学べる状態を作った上で参加する事がマナーとしても大事だと反省しました。次回からは真剣に話を聞けるよう、準備万端な状態で参加させていただきます」というメールをいただきました。

江原さん
「もうちょっと気持ちを緩めてください(笑)。真面目なのでしょうね。一生懸命に聞いてくれるのは嬉しいが、もう少しリラックスしてくれていいと思います。そしてコミュニケーション能力が大事。お腹が鳴ったら周りの人に“お腹鳴っちゃってすいません。結構鳴っちゃうんですよ~”と言えば、愛嬌。次に講演でまた会ったら“あ!お腹の人!”と言われ、愛嬌にできる。気楽にお願いします!」


●江原啓之 今夜の格言

「文句ったれは幸せになれません。気の毒です」
「私たちは、どんなときにも幸せに満ちていることを理解しましょう」


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