2018/8/26
夏休みも間もなく終わりですね。
「今年は“平成”最後の夏。みなさまの“平成”は、いかがでしたでしょうか。
『おと語り』は、若い方もたくさん聴いてくださっている。若い人の特集をすると、癒され、ホッとするのはなぜなのでしょうか。若い人から教わることも多いなと思うんです」という江原さん。
今日は「10代のリスナーの悩み」をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇No Tears Left to Cry / アリアナ・グランデ
◇小さな奇跡 / 江原啓之



「僕には好きな子がいます。初恋です。その子はとても優しくて、魅力を言えば一日かかります。しかし、その子は男の子です。この気持ちを誰にも打ち明けることが出来ません。家族にも、友達にも、先生にも。とても辛いです。更に、彼には彼女がいます。その子とも僕は仲が良く、別に彼女を恨んでいるわけでもありません。勿論、羨ましいのはあります。だけど、彼女と彼が別れたら自分の所へ来てくれる訳はないことも分かっています。頭では分かっていても、上手いこと心がついてきません。周りは思春期らしく恋に振り回される中、ただ一人叶わぬ恋に頭を抱えるばかりです。彼のことは大好きです。だからこそ、幸せになってほしい。彼が幸せなのは、彼の彼女といる時。だから、二人の邪魔はしたくありません。でも、緑葉の陰から見守るだけも辛いです。僕のような悩みを持った人はたくさんいると思います。江原さんのご意見を聞かせてください」というメールをいただきました。

江原さん
「感性が鋭く、才能がすごくありますね!“その子はとても優しくて、魅力を言えば一日かかります”というこの一行で、どれだけ彼にとって魅力がある人かが伝わってくる。悩みが辛いことは分かるけれど、気持ちに寄り添ってあげるしか道はないかなと思います。あなたはまだ15歳。慰めにしかならないかもしれないけれど、あなたの気持ちにちゃんと向き合ってくれる人と、必ず出会うことができると思う。これだけの才能や心を持った人。だから胸を張って“邪魔をしたくありません”というこの優しさを大事にとっておかれるといい。まず大事なことは恋愛であるかないかよりも、人として魅力があるかどうか。今のその好きな人にとって、あなたはきっと人間同士・友達として一生続けられるくらい信頼がおける人だと思う。そちらの方が最も大事。その感性を大事にして、将来、自分の本当に愛するべき人をしっかり待ちましょう。必ず来ます!応援しています!」


「私は自分の名前について悩んでおります。私の名前は、父のつけたかった名前と、母のつけたかった名前を無理やりくっつけた名前です。人に“名前を教えて”と言われて教えると、はっきり伝えてもなかなか聞き取ってもらえず、やっと聞き取ってもらえた。良かったと思う間もなく“変な名前だね”とか“すごい変わった名前だね”とか“キラキラネームすぎでしょ”などと笑われたり、バカにされたり、噂をされたりします。何かを始めようとすると、いつも必ずこの名前で苦労します。漢字をなかなか読んでもらなかったり、読み間違えられたりします。そんなことがあるたびに、ものすごく嫌な気分になり、その人のことが大嫌いになってしまいます。名前のせいで自分に自信が持てずに、誰も好きになれず、どいつもこいつも嫌いです。親からもらった大切な名前だと思い、感謝しなければいけないこともわかっております。どうかアドバイスをいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「これは辛いですね!まず友達に“変な名前だね”“キラキラネームだね”と言われたら、こう答えて欲しい。“親を否定しないでくれる?”と。自分が付けた名前ではない。するとみんなきっと“あ、ごめん”と言うと思う。それも深刻には言わないこと。そしてもう少し年齢がいくと、自分でペンネームが付けられる。また、読み方が特殊でないとすると、平仮名にしてしまうのもいい。また、法的にも変えようと思えば変えられる。その時に“親に悪いな”と思ってしまうかもしれないが、事実を話して変えてもいいのではないかなと思います。あなたは思いやりのあるいい子。負けないで頑張ってくださいね」


「受験生の男子高校生です。恋愛に関しての悩みです。2年生の時に女子校の文化祭に行きました。私は男子校の学生なので文化祭には気合を入れて参戦するのですが、ある女の子に一目惚れしてしまいました。勇気を出して声をかけたところ、相手は驚いていましたが、嫌がる事なく連絡先を交換してくれました。奥手なので、半年後くらいに1度デートに誘いました。誘いにも喜んで応じてくれたので、とても嬉しかったです。しかし2回目のデートの2日前の夜、体調が悪いと断られてしまいました。“それならしょうがないね、体調大丈夫?お大事にね”と、返信しましたが、私は繊細な性格なので、面倒くさがられているのではないかと心配になりました。それからデートはなく、受験生になり、お互い有名な大学を目指しているので、連絡を一旦切る事になりました。当たり前ですが、その子を忘れられません。夏休みに勉強の息抜きとしてデートに誘おうとしています。その時に告白すべきでしょうか?私は受験中の恋は障害になるとは思っていません。お互いが目指している大学は相当距離が遠いです。私は大丈夫ですが、それを理由に振られてしまうのではないかと思っています。でも、いつであれ、その子に好意はしっかり伝えたいと思っています。私はどうすべきなのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「伝えるべき!けれど、相手のことは尊重してあげて欲しい。あなたは受験が障害になるとは思っていないかもしれないが、相手はもしかしたらセンシティブに思っているかもしれない。そのことを尊重しつつ、必ず伝えて欲しい。そうでなければ、あなたも気持ち悪いでしょうしね。あなたの性格、カッコいいですね。素敵!心男前。将来も良い恋愛ができるだろうし、好かれると思います。受験も頑張ってくださいね」


●8月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
8月生まれのみなさんは、信念を貫く人。
正しき信念を貫く大切さを世に示してください。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。


●9月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
9月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


● 歌劇「夕鶴」 ●
江原啓之プロデュース歌劇『夕鶴』チケットを抽選で9組18名様にプレゼント!
応募期間2018年8月10日〜9月28日

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◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「疑問を抱くことは、人を成長させます」
「理解することを焦らないでください。必ず答えが見えてきます」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
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◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 9月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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2018/8/19
『おと語り』は、若いリスナーさんも増えましたが、男性リスナーも増えました!
「昔は“武士は食わねど、高楊枝”というような、男はいちいち本音を言うものではないという昭和的な教育を受けてきましたが、メールを拝見していると“男性の概念”も、ずいぶん昔と変わってきているのか、正直になってきているのではないでしょうか」という江原さん。
今日は『男の悩み』のメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Always / ボン・ジョヴィ
◇やからみち / 江原啓之



「僕は“恋に恋する”傾向があります。つい最近も、恋に恋をしてしまいました。相手に告白をしましたが、今は付き合えないとの返事をいただきました。その返事に落胆したのですが、冷静になって考えてみると、相手に魅力はありますが、これといった決め手となる魅力がわからず、なぜ彼女を好きになったのかわからないのです。加えて、相手の悪い部分を無理に受け入れようとしている気がします。そこで、自分自身でよく考えて見ると、相手の魅力から好意を持ったのではなく“恋愛”っぽいハラハラ・ドキドキ感が楽しくて彼女に夢中になっていたのかな…と思います。また、今までの恋愛もこのケースがほぼすべてだと思います。これでは、幸せになれないですよね…?できれば、価値観や考え方の合う人と出会い、良いことも悪いことも共有しながら、絆を深められる人生を送りたいです(涙)。“恋に恋する”のではなく、しっかりと相手を見て恋愛したいです。江原さんは“恋に恋する”ことについて、どのように考えておられますか?もし、その傾向が強い私にアドバイス、または叱咤があれば、ぜひお願い致します」というメールをいただきました。

江原さん
「まず良かったなと思うのは、あなたに振り回される女の子がいなくて良かった(笑)。よくぞ振ってくれた!女の子からしてみたら、冗談じゃないと思うでしょう。悔しかったら、真剣に人を好きになってみてくださいね(鈴)!」


「ネガティブメールです。職場で中間管理職の立場で、上司と部下との関係にほとほと疲れてしまいました。上司は、一度失敗して以降、話を聞いてくれなくなり、部下は注意をすると、突然、激高するなどコミュニケーションを取るのが難しく、色々努力してきましたが、仕事に支障が出て、どう対応したらいいのかわかりません。相談できる人もいません。妻は話を聞いてくれつつも“どこに行っても大変なのは同じ、問題は私自身の打たれ弱さ、天職と適職、食べるため生活するために働く、感情はいらない”等、言われますが、もう限界です。食欲がなくなり、良く眠れない、気持ちが悪く、人の話も聞けなくなります。給料は安くてもいいから管理職を降りたいです。体が壊れる前に辞めたいです。妻は転職には反対しないけれど、不安なようです。何でもいいので、ご助言いただけると幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「これは結構、限界がきていますね。何でも真正面から受けて、すごく良い人なのでしょう。抜いたり、逃れることを知らない人。私のように古狸のような感じだと、こういった時は演じる。演じることをした方がいい。上が話を聞いてくれない時は“私がダメだっていうことなのですね…!!”などと言ってみる。そうすると“大丈夫か。キミ!”となる。そっちの方が楽。上司からしてみたらあなたは部下。部下がおかしくなったら上司の責任。“あぁー!!もう私は無理です!!!”などと、変なことを言えばいい。激高する部下には、いつも『おと語り』で私が言っているように、民謡・合いの手作戦。激高すればするほど“ハイ〜ハイ!”と、心の中で思って受け流す。でも、真剣に聞いているふりを演じる。それができない場合はどうするか。目をつぶっていればいい。すると、何かを考えているように見える。自分自身が壊れるのであれば、壊れる前に転職をした方がいい。それは、仕方がない。けれど奥さんが言っていることは、全部正論。仕事は食べる為。人は、食べる為に仕事をしているのであって、仕事をする為に生まれてきたわけではない。一度、演じることをトライしてみて、それで自分が“できないな”と思ったら転職してもいい。これをひとつのイニシエーションにしてしまいましょう。いかがでしょうか。頑張ってくださいね」


「仕事についての悩みです。実は、お恥ずかしながら、大学を出てからの4年間で4回も転職してしまいました。この5月から自分がやりたい!と思った仕事をしているのですが、家族もいる上に、転職を繰り返している夫に対する目線は、多方面から冷たく、最近、自信がなくなってきています。またこの会社を辞める時がくるのだろうか、このまま転職を繰り返したら家族を幸せにできないのかな、とか色々考えてしまいます。もちろん、今の会社で全力を尽くしているつもりではありますが、自分に自信をもって、イキイキと働くにはどうしたら良いのでしょうか。同僚は、前向きな人ばかりで環境はすごく良いと思っています。稚拙な悩みで申し訳ございません。もし可能でしたら、教えて下さい」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは実直なのでしょうね。けれど天職と適職ということが分かっていない。“天職”というのは喜び。けれど“喜び”では食べてはいけない。“適職”は、食べる為。お医者さんや学校の先生であったとしても、絶対に“天職”ではない。自分がやりたいことをやっているようでいて、結局、国や経営の仕組みの中で、自分がそうは思わないこともしなくてはいけなかったりと、絶対に嫌なことがあり“適職”の部分が大きいと思う。ほとんどがそうでしょう。あなたも“適職”をお持ちなのだから、そこは努力をして“天職”を持つべき。趣味や楽しみは何か。家族をみることが趣味でもいい。何か自分自身の喜び。また、仕事の中でも喜びを作ることはできる。お給料の中に入ってはいないことだけれど“おはよう!”などと声をかけて、楽しくする。職場は、楽しくしてもらうところではなく、楽しくするところ。そのことをよく理解していけばいい。今まで転職を繰り返したということを、呪文のように自分に植え付けるのはいけない。心配というのは、心を配ること。だから、そちらの方に持って行ってしまうんです。平均台などと一緒。“落ちる落ちる!”と思っていると落ちる。気にしない方がいいんです。頑張ってくださいね」


「自分の性格のことで悩んでおります。自分は男の割に優しすぎて、男らしい、頼れるように振る舞うことができません。兄弟構成も上に姉、下に自分で、家庭では親や姉に従う、学校では先生に従う、小さい頃やっていた野球では監督に従うといった具合で、受け身で生きてきました。そんなことから、女性とのお付き合いにも自信なく、年齢=彼女なしで来ました。これではいけないと思い、結婚相談所に入り、数人の方との見合いを経て、ある年上女性といい関係になりました。これから相手のご両親に挨拶と、相手の女性へプロポーズする段階まで来ています。女性と相手の両親に結婚のO.K.をもらうため、頼りがいのあるところをみせたいのですが、先にも述べた通り優しすぎるところがあり、どうしたら男らしい人間になれるかご教授頂けませんでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「自分で自分のことを“優し過ぎるところがある”と言う人を、私はあまり見かけない。めずらしいタイプの方ですね(笑)。“野球では監督に従う”というけれど、ただ監督に従うだけで伸びる選手というのはいない。監督や先生とは、エネルギーとエネルギー、熱意と熱意のぶつかり合いの相乗効果で良くなるものだと思う。だから、まずその考え方は間違っているのではないかなと、私は思うんです。けれど、何事も女房役というのはあるので、そういうふうな人なら、それはそれで良いのではないでしょうか。男らしい人間にならなくてもいいのでは。この受け身が“男らしい”と思えばいい。こういう人も重要。最近、女の人も強い。せめてヒールで蹴られたりすることはないようにお願いしますね」


「現在、無職。しかもデブです。“これではいけない。これではいけない”と、思う毎日です。それでも信じてくれる人もいるので、母親のためにも頑張りたい。しかし…もう諦めている自分もいます。生きているだけでも、まわりに迷惑なんじゃないかと思っています。正直 この年齢(54歳)でも、まだ魂を磨くこと、経験と感動をするには間に合いますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「いつからでも間に合います。こうやって期限をつけることが物質的価値観・成果主義でダメ。デブも、健康の為には痩せられた方がよろしいかと、自戒も込めて申し上げます。仕事も何でもいいからやるんです。職業貴賤もない。急に今から就職するのが難しいのであれば、アルバイトからでもいい。一気に勤めようとするのは大変。ちょっとずつ色々とトライしていく。その最初の一歩というのが重要。結局は積み重ね。些細なところから積み重ね。頑張ってくださいね!」



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●江原啓之 今夜の格言
「この世の学びは、経験と感動です」
「ほんとうの優しさは、責任感です」

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2018/8/12
夏休み真っ只中ですね。
暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか。
「お子さんがいるご家庭は、朝から大変ではないでしょうか。子ども達もこの暑さでは外には行かないですからね。『おと語り』の時間が癒しの時間になっていると嬉しいです」という江原さん。
今日は『子育ての悩み』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇S.O.S. / アバ
◇モズのために / 江原啓之



「主人を10年前に亡くし、娘と息子と3人暮らし。18歳の息子に頭を悩ませる毎日です。息子は現在ニート。小学生の時に受けたイジメがきっかけで人間不信になり、人と関わる事を極端に避けるようになりました。中学にもほとんど通学していません。勉強が大嫌いということも理由の1つです。本来なら高校3年生ですが、入学してすぐに登校を嫌がり退学しました。理由は様々ですが、やはり人間関係だと思います。唯一救いなのは、小学校・中学からの限られた友達がいて、その子達とは時々会っています。本人は“疲れるから友達要らない”と言っていますが…。外に出るのは嫌いではないので、趣味のロードバイクに乗り、色々な所まで走ったり、誘われれば友達とも走りに行きます。夢や希望もあるようですが、こんなに人を嫌がるようでは、社会に出られるか不安です。働きたい気持ちはあるようですが、何かを始めようとすると体調不良など身体に異変を訴える為、なかなか前に進めず、そんな息子を心配するばかりで何も出来ずにいる私です。本人も何とかしたくてもがいているのも十分に分かっています。時々生きている価値が見いだせないなど…死にたいとさえ口にする事もあります。息子には明るい未来はないのでしょうか?主人の分まで元気に生きて欲しいです。助言を頂けたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「深刻ですね。お母様の気持ちもよく分かる。ご主人も亡くなり、大変なのは重々分かっている上で申し上げるのをお許しいただきたい。お母さんは太陽でなければダメなんです。メールの中での“息子には明るい未来はないのでしょうか”という言葉。“明るい未来にしたいです”ではないんですよね。どうも傍観している気がする。客観的な視点は大事だけれど、客観視し過ぎではないか。今、息子さんは18歳。その前にも時間があったはずなんです。私が様々なご家庭を見ている中で思うのは、お母さん次第だということ。例えば“勉強なんてできなくてもいい。そういった中で道を拓いていこうよ”と、発破をかけてみる。子どもは作物とよく似ている。太陽が燦々と降り注がないと作物はきちんと育たないのと同じで、人間の心も育たないんです。お母さんがネガティブだと絶対にダメ。太陽の方向に作物はどんどん伸びていく。それと同じ。これからどうすればいいか。まずひとつは、お母さんの在り方を変えなくてはいけない。教育とは、教え育てることではない。教えを育むこと。だからディスカッションは必要。変に諦めたり、距離を置いてはダメ。“生きている価値が見出せない”と言うならば“価値ってなんなの?”と話してみる。生きているだけでも十分立派なこと。働いて普通にご飯を食べていけばいいんです。あとは自由に生きていい。お互いに人生を哲学していかないと。それが家族全員の幸せにつながるんです。もっともっと明るく朗らかに。この家には絶対に笑いがないと思う。“歓”がない家はダメ。歓びというのは、物質的な歓びではない。何かを貰って、食べて…ということではなく、ちょっとのことでも笑っていくこと。お母さん改革が大事。お母さんも申し訳ないけれど、ご主人が亡くなるまでは、どこかでご主人に依存して生きてきたのかもしれませんね。家族みんなが、お父さん亡きあと、同じように彷徨っているのかもしれない。そこを、未来の為に変えていって欲しいなと思います」


「私は2度の離婚をし、現在、娘2人と暮らしています。大学1年の次女の事で相談です。家から通える公立大学に進学し、学費は奨学金を借り、バイトをしながら楽しそうに学生生活を送っていました。未成年の間は、今日中に帰るという約束でしたが、無断外泊が続いた為、娘と話し合いをしました。娘は1人で暮らしたいといいました。周りの友達は皆、一人暮らしで自由なのに、最近の生活態度がだらしのない娘に対し、私が口うるさくいうことが煩わしいのだと思います。私は“一人暮らしを経験するのは賛成だけど、家から通える状態で、金銭的援助は出来ない”と伝えました。この先、働いて自活してからでも出来るし、学生としての本分を全うして欲しいし、もっと身になる為の経験をしてもらいたいと思っています。大学で知り合った彼氏の家にいると素直に話してはくれましたが、心配です。勿論、同棲は学生の間は反対です。18歳は未成年。母親である以上、良くないことは言い続けるべきなのか、大人として関わり、自己責任で本人に任せるべきか、わからなくなってしまいました。このまま家にいることになっても干渉せず、全て黙認すべきなのでしょうか?18歳という年齢を江原さんはどうお考えですか?」というメールをいただきました。

江原さん
「18歳に限りません。私はこのメールを読み始めた時に、瞬時に“男だな”と思いました。大体、こういうふうに変わる子は“男”が原因です。多感な時期で、青春だから悪いことではない。人を好きになって“その人を逃したくない”“その人と一緒にいたい”“一分一秒もいたい”という心は大事。それを全部、お母さんは分かった上で、ものすごい妨害をしていきましょう!男の子であれば話は別。女の子だから。そこは差別ではなく区別。女の子は、やっぱり大事に守っていかなければいけないことがある。まずひとつ。男に会いに行く。“大事な娘なんだ。そのことをあなたよく理解してください。転がり込む娘が悪いけれど、転がり込んでいるものを帰れと言わないあなたはどういうことか。親に会わせろ”と、家族ぐるみの公然にし、がんじがらめにしてしまう。向こうの親にも会いにいく。この意見はモンスターですね(笑)。けれど、私だったらやります。攻撃するのではなく、向こうの親にも“こうやってお付き合いをしていて、うちの娘も悪いんだけど、こういう状況なので親御さんの方もしっかりと見てください。一応女の子なので傷物になったら困りますから!”と、釘を刺す。娘には、何を反抗されようが“私はあなたが大事なんです!”ということを伝える。あともうひとつは“権利主張して義務を果たさずは嫌い。あなたは奨学金をもらって学校に行っている。奨学金とはどういうお金か分かっているの?誰が出してくれていると思っているの?国や機関だけではない。それを払っている人たちが世の中にはいる。普通に豊かな家ならまだしも、奨学金で行っているのだから、その間は自分の義務を果たしなさい。うちは余裕がない中で大学に行かせてもらっているのだから”と言ってみてください。大事な娘ですからね」


● 歌劇「夕鶴」 ●
江原啓之プロデュース歌劇『夕鶴』チケットを抽選で9組18名様にプレゼント!
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江原さん
「なぜ『開運オペラ』なのかというと、そこで本当の幸せを知ることができるからなんです。お子さんから大人の方までみなさんに見ていただきたいです」



●7月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
7月生まれのみなさんは、微笑みの天使。
癒しの微笑みで、他者も自分も幸せにしてください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●江原啓之 今夜の格言
「子を持つ喜びは、喜怒哀楽のすべてです」
「お互いの未熟さの切磋琢磨が恩返しです」

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2018/8/5
島根から番組をお届けしました。
神話の国・島根を『おと』で旅する最終回です。

今夜お届けしたナンバー
◇水の都に雨が降る / 浜田真理子
◇風 / 江原啓之

「今日のテーマは“島根の自然”。島根は水が美味しく空気が澄んでいて、島根に美肌な人が多いのも、そのおかげなのでしょうね」という江原さん。
最終回の今日は、三瓶にある『小豆原埋没林』からお届けしました。

三瓶自然館学芸員の中村唯史(なかむらただし)さんにお話を伺いました。
「私は、この埋没林の発見当初からずっと関わり続けているんです。元々、ここは田んぼで、最初は田んぼの工事をしていると、工事中に木が出てきた。“邪魔なものがある。とってしまえ”と、掘ったところ、掘っても掘ってもずっと地面の下に木が続いている。それが、埋没林の最初の出現でした。そして、地元の学校の先生が、その掘っている時の写真を見て“これはすごい!立っているということは根があるはずだ。調査しよう”と、調べたところ、埋没林が何十本も見つかったんです。高さも10メートル以上ある。
火山の噴火があったら、木も燃えそうなものですが、ここを埋めた土砂は、一旦どこかで積もった火山灰が、冷えて水で運ばれてきたものなんです。しかもその土砂は勢いがありながら、最後には勢いがなくなる。そして、ここに立っていた木だけは倒されずに残ったということなのです。埋もれてからは水の力。地面の下でたっぷりと水漬けになり、自然の缶詰めに入ったような状態。それによって菌がないのでカビが生えなかった。自然の奇跡なんです。これを埋めた火山というのが、島根に伝わる国引き神話の山。
お客様の中でも、この木をご覧になって“力をいただいた”と言われる方も多いんです。
ほぼ、年中無休で公開しておりますので、ぜひお越しください!」







しまねの魅力発信室室長・畑山経弘さん
「江原さん、島根の魅力を分かりやすく、多くのみなさまに伝えていただき感謝しております。ガイドブックやウェブでたくさん情報を入手していただけるとは思いますが、今回取材をしていただいたように、リスナーのみなさんにも、地元の人や、ガイドの方の説明を聞いていただけると、表面的なことだけでなく、深いところまで島根を知っていただけるのではないかと思います。ぜひ、ガイド付きのツアーや、地元のガイドさんにお願いしてみてください。また、お宿の方やお店の方など、ぜひ地元の方に話しかけていただき、触れ合っていただきたいです。
7月1日〜9月30日まで、島根県・鳥取県の山陰両県でJR西日本さんと共に『山陰デスティネーションキャンペーン』を開催しております。
https://www.jr-odekake.net/navi/sanin_dc/
山陰を走る新たな観光列車『あめつち』も7月1日から運行開始しているので、列車の旅も楽しんでいただけると思います。
また、今回は石見・大田市を中心に周っていただきましたが、島根県には出雲の国・石見の国・隠岐の国があります。それぞれ特色がありますので、ぜひ足を運んでみてください。是非お待ちしております!」


『三瓶自然館学芸員』の中村さんと『しまねの魅力発信室』室長・畑山さんと



● リセラファームにお邪魔しました ●

ドクターリセラ常務・城嶋さん
「ドクターリセラでは、代表奥迫の故郷、島根の自然豊かな地で養蜂もしています。スキンケアでは外面を、食で内面を美しくと考えています。リセラファームのハチミツは、100%の純ハチミツなんです。採る時期により、味や色艶、香りの違いも楽しめますよ」
リセラファーム詳細はこちらから







江原さん
「『小豆原埋没林』とは、火山の噴火で埋もれていたという太古の奇跡の森。パワーとはなんなのか見せつけられた気がします。自然の中で、様々な奇跡があり、ここが残った。
それだけの巨木になる生命力がある木。今でもしっかりと根をなしているのを見ると“反省しなければ”と思う人も出てくるでしょうね。どんな時にもグラつかず、何があっても真っ直ぐ立っている。感動しました。
私は実は、島根県に10回は来ているんです。けれど、まだまだ知らないところばかり。奥が深いなと思います。またぜひ訪れたいです。
今回の島根県スペシャルで訪れたところは、どこもパワーがあり、4週聴いていただいただけで、御祓いになったと思います。島根を『おと』で旅する『おと語り』いかがでしたでしょうか。感想などもお寄せいただけると嬉しいです」


●江原啓之 今夜の格言
「水はいのちの源。清き水で清まりましょう」
「水は清きふるさと。忘れがたきふるさと」

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