2021/8/1
新型コロナウィルスが蔓延している世の中ですが、ペットに癒されている方も多いのではないでしょうか。
「最愛のペットとの別れは家族との別れ同様に辛いものです。ウチにも犬がいますが、この新型コロナウィルスの影響でペットを飼う人が増えているらしい。それがあまりよろしくないこともある。癒されたいと気持ちで飼って、マイブームで終わってしまい、育児放棄をする人たちもすごく増えているようなんです。飼う人たちも覚悟を決めて欲しい。命を預かるわけですからね。“飼い遂げる”という言葉もある。ぬいぐるみと一緒に暮らすかのような気分だったり、あとは飼ってみて「こんなはずじゃなかった」などと言う人もいるらしい。要するにおしっこを失敗するとか。動物と共に過ごすということはある意味で日々、糞尿との戦いなんです(笑)。共生するということでは、できない子はできるようにしてあげることも必要。そして、飼いたかったら時間をかけて欲しい。犬種など全部調べて、できればブリーダーさんとかにお願いをして生まれてくるのを待つ。“今”“すぐ”というのは、物ではないのですからね。そして色んな準備を重ねていく。“命だ”と思ってくれると嬉しいなと思います。動物をよく考えて理解して飼って欲しいな。人間と同じで命のパートナーですからね」という江原さん。
今日は『ペット』に関するメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇モズのために / 江原啓之


Q★ご紹介したお便り


「先日14年間共に過ごした愛犬が亡くなりました。とても悲しいのですが、天国に行けたのかなぁ〜、輪廻転生し、人として産まれ変われたらいいのになぁ〜と、心配で仕方ありません。動物の死後はどうなるのかお聞かせ願えたら嬉しいです」というメールをいただきました。

A江原さん
「私は『ペットはあなたのスピリチュアル・パートナー』(中央公論新社)という本など、ペットの本を何冊か出しているんです。一番新しい本では、ウチの犬が来た経緯も全部書いている。このメールに“輪廻転生”と書いてありますが、実は動物が人間に、人間が動物に(生まれ変わる)ということはないんです。諸説、色んなことを言う方がいますが、私が知る世界では、ダーウィンの進化論のような人間の進化ってありますよね。それとスピリチュアルな進化論は違うんです。スピリチュアルな視点のものというのは、鉱物、植物、動物、そして人間へと進んでいく道。動物の中でも犬や猫など、人間と共に暮らすようになればなるほど、人間へと道を進んでいくと言われている。だから私たち人間がペットを飼うということは、実は動物の霊的な進化のお手伝い。その証拠に、野生動物と人と共に暮らす動物って全然表情が違う。すごく人間っぽい。どんどん次は人間へと進んでいく。もし“次に人として生まれ変わったらいいのにな”と思っているのであれば尚のこと、人とのコミュニケーションや、パートナーとして歩んでいくということをしていかなくてはいけない。14年間共に過ごしたということは素晴らしいことですよね。実は私も今、紀州犬がいるのですが、紀州犬の平均寿命が15年と言われている。そうすると私自身が70歳。今回、パートナーの犬が最後だなと思って迎え入れたんです。70歳までは生きなくちゃ!飼い遂げて、看取る。よく動物のことでは“虹の橋を渡る”と言うのですが、橋を渡らせてから自分があちらへ行って“向こうで会おうね”とやらないといけないなと思うんです。けれど万が一のことが誰でもあるわけですから、そんなときに頼める人を作っておくことが大切。動物の死後の世界というのは、みんな還ったら動物の世界に行くんです。人間とはまた違う。その中の故郷のようなところに溶け込んでいく。そこからまた生まれ変わるということがあるのです」

Q★ご紹介したお便り


「3年前に愛犬・もんちゃん(チワワ・男の子)が13歳でワンちゃん生活を卒業しました。当時はどのくらい涙を流したかわからないほど泣きました。その後4ケ月が経ち、縁あって愛犬・アルンちゃん(チワワ・男の子、現在3歳2ケ月)がやって来て、賑やかで楽しい毎日を送っています。もちろん愛犬・もんちゃんにも毎日ご飯を用意して、朝と夜には1日の出来事をお話ししてから休んでいます。そうすることで私自身も心が安らぐからです。仕事に行くときには、傍にいて応援してるよと、分身として愛犬の毛髪を入れたキ―ホルダーと愛犬が気に入っていたディズニーのスティッチホルダーを一緒に持って出かけていますが、このまま続けていても大丈夫でしょうか?亡くなったペットは、虹の橋へ渡ると聞いたことがあるのですが、私はいつも傍にいてくれている…そんな感じがするのですが…」というメールをいただきました。

A江原さん
「虹の橋を渡って、動物は動物の故郷に還っていって存分に遊びなさいと言ってあげることの方が大事。現在アルンちゃんが来た。それはいいこと。次の動物に奉仕して、霊性を上げるという役目がありますからね。もんちゃんに、ご飯をあげたりお話をして安らぐこともいいことなのですが、あまりに執着し、過干渉になり過ぎちゃうと、やっぱりもんちゃんの為にならないかなと思う。キーホルダーを持っているのもいいけれど、そろそろキーホルダーもおあずけにして、解放してあげるという親心も大事。そのキーホルダーは今の時代、埋めるわけにもいかないので、ゴミに非ずという感じでちゃんと綺麗な紙にくるんでお塩でお清めをして、それで処分に出すといいですよ。そして自分の心にもけじめをつける。要するに子どもと同じで“旅に行きなさい”というふうに送り出してあげることがいいかなと思います」

Q★ご紹介したお便り


「実家の愛犬がまだ生きていたときのことです。私の父が愛犬の散歩係でしたが、愛犬はオスで、発情期になると同じお散歩中の会う犬、会う犬に興奮していました。私は何度か散歩に同行したことがあったのですが、父は愛犬が興奮すると相手の飼い主さんに、第一声から「メスやろ?」と。本当にメスのこともあるのですが、ときには「いいえ。うちは男の子ですよ」との飼い主さんからの返事。私は一言目から「メスやろ?」と発する父が、興奮する愛犬より恥ずかしくって仕方ありませんでした。江原さんは紳士でいらっしゃるので、きっとこんな私の父のようなことはおっしゃらないと思いますが、散歩中の大我くんの行動で、恥ずかしかったことはありますか?」というメールをいただきました。

A江原さん
「“大我”とは、私の飼っている犬ですが、いつも恥ずかしいですよ(笑)。大我を譲渡された条件というのがある。その条件とは、去勢してはいけないということ。意外と知られていないのですが日本犬って天然記念物なんです。ソフトバンクのCMに出てくる犬は北海道犬。あとは山梨の甲斐犬や、四国犬、秋田犬など色々といる。ですが、どんどん減っていってしまっていて、紀州犬も減っていっているということもあって、いざというときには貢献しなければいけないので、去勢できないんです。去勢しなければしないなりの年を取ってからの病気もあるので、年を取って、そのお役目もなくなったら…と考えてはいますが、お嫁さんをとってあげたいなぁと思ったりもするんですけどね。そういう事情もあってドッグランは連れていけない、グループで預かってくれるところにも連れていけない。だから囲いを作るしかない。そうでなければ色んなところに大我の子どもができちゃいますからね。だからそういう意味では動物と共に生きるというのは難しいですよね」


●8月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「ペットというパートナーは、たましいを豊かにします」
「動物から学べることもあるのです」

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(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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