三味線奏者の駒田早代さんが登場! スタジオ生演奏も
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- 2026/05/10
三味線奏者 駒田早代さんをお迎えして
今回はスタジオに、三味線奏者の駒田早代さんをお迎えしました。
駒田さんは1999年生まれ、三重県津市のご出身。7歳で津軽三味線を始め、15歳で「津軽三味線日本一決定戦」優勝。東京藝術大学を卒業後、津軽三味線と長唄三味線の"二刀流"でご活躍。インスタグラムの洋楽カバー動画が海外で話題となり、フォロワーは89万人超え。伝統とポップカルチャーを融合させる、次世代を代表する三味線奏者です。小山「駒田さんが津軽三味線を始めたきっかけはなんだったんですか?」
駒田「私の母が、テレビで志村けんさんが津軽三味線を弾かれているのを拝見して、かっこいいのがすごく印象に残っていたそうで。私が7歳になった時に『何か習い事を始めたい』と言った時に、『津軽三味線はどう?』と勧めてもらって。それで始めました」
小山「お母様の勧めってことなんですね」
宇賀「周りで演奏している人は特にいなかったんですか?」駒田「地元が三重県なので、津軽三味線自体が本場が青森県ということもあり、なかなか三味線をやっている人はいなくて。その中で始めました」
小山「その時に志村けんさんがヴァイオリンを弾いていたら、ヴァイオリニストになっていたかもしれないんですね」
駒田「可能性はあります(笑)」
小山「三味線よりギターの方がいいとか、そういうのはなかったんですか?」
駒田「もともと3歳の時にピアノをうちの姉と兄がやっていたのもあって、その流れで自然に始めたんですけど、そんなに自分の中でハマらなくて。そもそも楽譜が読めないという問題が起こり……五線譜じゃない三味線の譜面はすごくスッと読めたので、それもあって始めやすかったですね」宇賀「三味線の譜面ってどうなっているんですか?」
駒田「三本の線が横に書いてあって、三味線が3つの弦でできているので、その上にタブ譜みたいに数字が載っていて、そのポジションを押さえて弾くという感じです」
宇賀「インスタグラムでレッド・ホット・チリ・ペッパーズのカバーを投稿したら、本人たちからリアクションがあったそうですね」駒田「もともとギターのリフを演奏することが好きで、三味線のフレーズを入れながらアレンジした演奏をインスタグラムに投稿をしていたんです。そうしたら、レッチリのベースのフリーからリアクションをいただいて。『これぞロックだ』とコメントをいただいたことがあって。それがきっかけで、アメリカの方が見てくださるようになりました」
小山「直接会ったことはまだないんですか?」
駒田「まだないですね」
小山「いつかライブとかでゲストに呼ばれたりしたらいいですよね」駒田「いやー、最高ですね!」
宇賀「海外の方は、三味線の音色とか存在がすごく好きじゃないですか?」
駒田「私自身がアメリカのロックバンドのリフをよく上げていたということもあると思うんですけど、いろいろな海外へ演奏に行くと、やっぱり日本よりも海外の方のほうが興味がある……というのが悲しいことでもあるんですけどだんだんわかってきて。反応が全然違うな、というふうには感じますね」
駒田さんには、スタジオで「津軽じょんがら節」の生演奏も披露いただきました! ぜひradikoタイムフリーでお楽しみください。(*5月17日まで聴取可能)
宇賀「演奏をよりよくするために気をつけていることやコツはありますか?」駒田「お客さんの前で演奏することがやっぱり多いですし、何かの収録をするにしても、そのあと誰に聞かせたいか、誰に届けたいか、その先の方の表情ですとか、情景をちゃんと思い浮かべながら気持ちを込めて常に演奏するようにしています。今回でしたら、リスナーの皆さまに『三味線、かっこいい!』と思ってもらえるようにとか、お客さんの立場に立って演奏するようにしています」
小山「今まで世界中のいろんな国で演奏されたかと思いますが、印象に残っている国や場所はありますか?」
駒田「ペルーがいちばん印象に残っています。2回訪れたのですが、両方ともスタンディングオベーションで感動してくださって。私自身、スペイン語を独学で勉強しているところなんです。1回目に訪れた時に、スペイン語で現地のフォークソングみたいなものを歌ったら、言葉の繋がりにすごく深いものを感じて。日本人が三味線の弾き語りでスペイン語で頑張って歌おうとしてくれている、というところにすごく感動していただいたことがきっかけで、私も現地の人たちの言語を学ぼう、挑戦してみようと。ペルーがいちばん思い出に残っています」宇賀「この番組は『お手紙』をテーマにお送りしているのですが、これまでもらったお手紙で思い出深いものは何かありますか?」
駒田「お客さんの中で、青森県出身の方がいらっしゃって。私はそれを知らずにずっと地元のショッピングモールで演奏をしていた時期があって、小学生の頃ですね。いつも来てくださっているおじさまがいらっしゃって、その日はお手紙を書いてきてくださったんです。それを演奏後に見たら、青森ご出身の方で、いまはご高齢になられて、戻ることができない、と。だけど、ずっと聴いていた津軽三味線の音色をまさか三重県で、しかも小さい小学生が必死に弾いている姿を見て、もう涙が止まらなかった……ということで、初めてお客さんからお手紙をいただく機会だったので、すごく思い出に残っています」小山「小学生の時にもらった手紙をまだ覚えているんですね」
宇賀「今日はそんな駒田さんに、『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」
駒田「私がいちばん最初に三味線を習っていた師匠です。その方はご病気になられて、もう1年もしないくらいで、その先生のまた先生に紹介をされてつくことになったので、関係は1年くらいなんですけれども。私が三味線を始めた時に指導してくださっていた南橋先生に宛てた手紙です」
駒田さんから南橋先生へ宛てたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。宇賀「今日の放送を聞いて、駒田さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 駒田早代さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
駒田早代さん インスタグラム
駒田早代さん、ありがとうございました!今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。
「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
皆さんからのお手紙、お待ちしています
毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
今週の後クレ
北見郵便局のみなさん
今回のメッセージは、北海道〈北見郵便局〉黒須 良太さんでした!
「娘が幼稚園の頃、父の日にお父さんに手紙を書く機会があり書いてくれたんですよね。内容は母親が晩御飯を作れない時にご飯を作ってくれてありがとう、いつも送り迎えしてくれてありがとうという感謝の手紙をもらったことが一番心に残っています。言葉でもとても伝わるとは思うのですが、やはり手紙だと後に残るものですし、またその時のことを思い出せるというのがとてもいいと思います。直接自分の文字で書くことで、文字を通じても気持ちが伝わるのかなと思います。」
※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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