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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
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スポーツ庁長官 河合純一さんが登場!

  • ON AIR
  • 2026/06/28

スポーツ庁長官 河合純一さんをお迎えして

写真 今回はスタジオに、スポーツ庁長官の河合純一さんをお迎えしました。
写真 宇賀「私からはじめに、簡単なプロフィールをご紹介します。河合さんは静岡県浜松市のご出身。先天性の疾患により15歳で完全に視力を失いながらも、パラリンピック水泳競技で、バルセロナからロンドンまで6大会連続出場。金メダル5個を含む21個のメダルはパラリンピック競技における日本人最多記録です。2016年、日本人初のパラリンピック殿堂入りを果たし、2025年10月には初のパラリンピアン出身スポーツ庁長官に就任されました」

小山「15歳で完全に視力を失ったと宇賀さんがご紹介しましたが、そもそも生まれた時から視力が弱かったのでしょうか」
写真 河合「右目の視力が0.1くらいでしたね。左はもう見えていない状態でした」

小山「水泳を始められたのはいつ頃だったんですか?」

河合「5歳から始めていまして、中学に入った頃から(右目視力の)0.1が徐々に下がって、15の頃にほぼ見えなくなった感じですね」

宇賀「それでも水泳は続けられていたんですね」
写真 河合「そうですね、見えなくなっても泳げるんですよ。ただ、真っ直ぐ泳ぐことと壁とかの距離がわからないので、その難しさの2つがあって。急にカナヅチになって溺れるということはないので。自転車とかと同じなんですよね、感覚で覚えていると身についていて。それに救われたものは多いですね」

宇賀「パラリンピックを意識したのはいつ頃からだったんですか?」

河合「高校に入ってからです。見えなくなって、東京の盲学校に進学をしてですね、そこでパラリンピックというものを知って『行けるなら目指そうかな』という気持ちになりました」
写真 宇賀「特別なルールはあるんですか? 難しさというか」

河合「カテゴリは3つくらい分かれます。私は視覚障害の全盲のクラス、一番重たいクラスなので、ブラックゴーグルという、アイマスクのようにまったく光を通さないゴーグルをつけて泳ぐこと。壁の位置がわからないので、タッピングといってコーチが壁の距離を『近いよ』ということを体にタップして知らせる、この2つが特別なルールです。ブラックゴーグルとタッピングの棒を持ってきたので、よかったら」

宇賀「ありがとうございます! これがタッピング」
写真 河合「伸びるんですよね」

小山「軽いですね」

河合「釣り竿がもともとの原型になっていて、その先にヘルパーというかウレタン素材のものですね、叩かれても痛くならないように。これも大きすぎると、水の抵抗で水中に頭が潜っている時に知らせられないので、ある程度の大きさにしたり、形もいろいろ試行錯誤の中でこれができています」
写真 宇賀「そしてこちらがゴーグル。本当に何も見えないですね」

河合「光を通さないというルールなので」

小山「外はちょっとミラー風になって、中は真っ黒ですね」

宇賀「これはみんな同じ条件にするため、ということなんですね」

河合「そういうことがあってはいけないのですが、偽って、見えているのに見えないと言って出てしまう人がいてはいけない、防ぐという目的もあると思います」

小山「今まで、バルセロナからロンドンまで6大会連続で金メダル5個、総メダル数は21個!どんな気分なんですか、21個もメダルを持っているのは」

河合「結果として6回行く中で、自分がベストを尽くした結果がこの数にはなっているんだろうなとは思いますけど、とはいえもちろんメダルを取れなかったレースもあるし、負けたレースもあるので。それも含めてスポーツだなと思いますね」
写真 河合さんには金メダルもお持ちいただきました。メダルのお話をされている様子は、ぜひradikoでお聞きください。
(*7月5日まで聴取可能)

小山「スポーツ庁長官に就任されて9ヶ月が経ちましたけれども、就任の時に『霞ヶ関で一番インクルーシブ、分け隔てのない組織を目指す』と掲げられたと聞きました。何か手応えはありますか?」

河合「劇的にすぐに何かが変わるわけじゃないんですけども、少なくとも私が職場にいることで、あるいはコミュニケーションを取るということを通じて、いろんな気づきを職員の皆さんが得てるんじゃないかなと思います。一番わかりやすい例で言うと、私の部屋の前につながるところに点字ブロックが敷設されて、私が一人で歩きやすいエリアが増えていくということも起きています。どうしてもいろいろな仕事をする上で、若手の職員と話す機会が少ないので、そういう方々をお昼休みにお招きして一緒にお弁当を食べるランチ会をやったりして『今どんな思いで仕事してるのかな』とか、どういうことをやっていきたいと思っているのかを、ざっくばらんにお聞きする時間も作っています」
写真 宇賀「今の子どもたちのスポーツとの関わり方はどうご覧になってますか?」

河合「公園や学校もなかなか自由に使える時間ばかりではなくなっていく中で、そういう体験が乏しくなってしまっているのかな、と。スマホも含めていろんな娯楽がある中で、仲間や友達と遊ぶ体験そのものがだんだんと少なくなってきているのかなとも思ってもいるので、これらをスポーツとか遊びも含めて、やりやすい環境を整えて、そして安心安全に子どもたちが育てる環境を作っていきたいなと我々も思ってますね」
写真 宇賀「この番組は『お手紙』をテーマにお送りしているのですが、河合さんがこれまで受け取ったお手紙で思い出深いものはありますか?」

河合「教師になりたての時、1年目の夏の頃に海外からエアメールをいただいて。絵はがきだったのですが、自分の行っている場所の様子とか点字を打ってくれていて。私に当然、絵はがきの絵は見えるわけではないんですけど、それを伝えてくれた方がいて、その手紙はすごく印象に残っていますね。何枚も送ってくれたんですよ。その行く先々から送ってくれたので」

宇賀「今日は『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」
写真 河合「教師になった時にですね、舞阪中学校というんですけど、その教え子たちです。今は40近くになっていると思うんですけど、彼らに書いてみました」

河合さんから、舞阪中学校の教え子の方々へ宛てたお手紙は、ぜひradikoでお聞きください。

宇賀「今日の放送を聞いて、河合さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 河合純一さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
写真 河合純一さん、ありがとうございました!

今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。

「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
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第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会 2026/愛知・名古屋の寄付金付き特殊切手のお知らせ

写真 第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会 2026/愛知・名古屋の寄付金付き特殊切手が発行さています。
第20回アジア競技大会は、2026年9月19日(土)から、10月4日(日)まで。
また、第5回アジアパラ競技大会は、10月18日(日)から10月24日(土)まで、いずれも愛知・名古屋を中心に開催されます。
切手には、それぞれの大会エンブレムがデザインされています。
この切手は、1枚につき10円が寄付金となり、第20回アジア競技大会および第5回アジアパラ競技大会の準備および運営に役立てられます。
ご興味のある方は、ぜひお買い求めください。

第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)(寄付金付)

皆さんからのお手紙、お待ちしています

写真 毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
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今週の後クレ

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宮前郵便局のみなさん


今回のメッセージは、神奈川県〈宮前郵便局〉松井 勇祐さんでした!

「宮前郵便局近くの町内会の方々が、ボランティアで郵便局の緑化活動にご協力いただき、宮前郵便局の花壇には、四季折々の花がとても綺麗に咲いています。昔やっていたアルバイト先で寄せ書きをもらったことがありまして、その寄せ書きをもらった時にはやはり手書きの良さと言いましょうか、思いを感じることができたので、すごく嬉しかったのを思い出しました。一緒に働けて楽しかったよ、ですとか、いてくれて助かったよという言葉は、今でもすごく印象深く残っています。今、インターネットの世の中で、なかなかその手書きの良さを伝えることが難しくなってきている中で、その人のキャラクターだったり、性格だったり、手書きから伝わってくる思いを感じたので、その手書きの良さというのをこれからも郵便局で働きながら、伝えていきたいと思っています。」

※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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