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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
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DJ、着物のスタイリングで活躍! マドモアゼル・ユリアさんが登場

  • ON AIR
  • 2026/08/02

マドモアゼル・ユリアさんをお迎えして

写真 今回はスタジオに、マドモアゼル・ユリアさんをお迎えしました。
写真 10代からDJ兼シンガーとして活動を始め、現在もDJとして国内外で活動中。着物のスタイリングや、着付け教室、コラム執筆、モデルなどの活動もされています。2020年には、英国ヴィクトリア&アルバート博物館で開催されたきものの展覧会「Kimono Kyoto to Catwalk」のキャンペーンヴィジュアルのスタイリングを担当。以降、着物のスタイリングにとどまらず、帯や浴衣、和洋兼用コートのプロデュースも手掛けていらっしゃいます。昨年末には、世界文化社より初の単独著書『きもののとりこ』が発売されています。

小山「DJは今もやっていらっしゃるんですか?」

ユリア「今もやっています」

宇賀「お着物でされたりもするんですか?」

ユリア「お着物でやってくださいと最近は言われることもあります」
写真 小山「プロフィールによりますと、京都芸術大学に在籍したこともあるとうかがいました。何コースですか?」

ユリア「私は和の伝統文化コースに入りまして、すごく有意義な時間を過ごさせていただきました」

小山「ありがとうございます。やっぱりそれは着物を着ていく上で和をもっと学びたいという思いから入られたんですか?」
写真 ユリア「そうですね、着物を知りたい、と思うと、着物だけを知っていても分からないことが多すぎて。日本の文化を体系的に全般学んでいかないと分からないんだろうなと思って学校に入って、大正解でした」

宇賀「そもそもお着物との出会いはどういうものだったんですか?」
写真 ユリア「母が着付けをやっていて、祖母も着付けをやっていて、近くにはあったんですけどあまり興味はなくて。父が美容師で、どちらかというと海外のカルチャーとか、そういうモノにばっかり興味があったんですけど、大人になって自分が海外に行く機会が増えたりとか自分の好きなデザイナーが結構着物にインスパイアされていることを知って、見方を変えてみようかなと思ったことがきっかけでした」

小山「お父様は『PEEK A BOO』のアートディレクターをやっていらっしゃったんですか?」

ユリア「今もやっていて、今もお店に立っています」

小山「そうなんですか! お母様は着付けをやられて、お父様は美容師で、ご両親からのインスパイアは大きいですか?」

ユリア「すごく大きいですね。やっぱり父も母も自分たちが読んでいる雑誌とか本とか、子どもの頃から私も見せてもらったり。高校を卒業した後美容専門学校に行ったんですね。ヘアメイクになろうと思っていたんですけど、それは父から影響もすごくありましたし。海外でヘアメイクをやりたいと最初は思っていたんですけど、でも母が、私が中学くらいの頃に大学に行き直していたんですよ。それを見て、そういう選択肢って普通なんだなと思っていたので、『大学に行きたくなったらまたいつか行こう』と専門学校に行っていた時から思っていて。なので、美容師免許を取ったはいいけど、そのあとDJを始めちゃって、大学に行きたいなとどこかでずっと思っていて。どこがいいかなと探していた時に、和の伝統文化という科がある学校は何なんだろうと思って、大学に通うことにしました」
写真 宇賀「DJ、シンガーとしての活動を先にされていたわけじゃないですか。それは全然違う世界のようにも見えるんですけど、どうですか?」

ユリア「知れば知るほど、似ていると思っちゃって。DJってやっぱりどんな人が、何歳くらいの方が来ていて、今は喋りたいのか踊りたいのかとか、結構お客さんを観察して。その時にちょうどいい音楽をかけるというか、すごく場の空気を読むのが大切で。着物もとても似ているというか、自分が着物を着てどこに行くのか、誰に会うのか、季節はどうなのか天気はどうなのか、気温はどうなんだろうとか……いろんなことを考えて導き出した結果のスタイリングに毎回なっているので。着物を選ぶ、スタイリングをするというのは、いろんなことの調和を考えるという点で、すごく似ていると思いました」
写真 小山「DJだったら曲の繋ぎとかあるじゃないですか。着物の場合は、この着物にどんな帯を合わせようかみたいな、そういう共通点はあるんですか?」

ユリア「やっぱり自分で全部選ばなきゃいけない。着物って洋服みたいに1枚着て終わりじゃないので、1個1個自分らしさがすごくにじみ出ちゃうんですね。たとえば帯揚げ1個取っても、ここを何色を持ってくるかでまったく印象が変わるので、ちょっとしたところの繋ぎ方で自分らしさってものすごく出るじゃないですか。そういう小さいところに自分らしさがにじみ出ちゃうのは似ているかなと思います」

宇賀「今、なかなか着物を着る機会がないという方が多いと思うんですけど、それについてはどう思われますか?」
写真 ユリア「やっぱり今の生活をしていると、洋服よりも圧倒的に着るのも時間がかかりますし、着たらやっぱり髪もちゃんとしたいしとか、いろいろ手間がかかるし時間もかかるので、離れていくのはしょうがないことだと思うんですけど、そんな中、洋服が好きな人こそハマっていくんじゃないかなと思っているので。地道に、素敵に着物を着るっていう活動をして一緒に着てくれる人が増えたらいいなとは思っています」

小山「ユリアさんは普通の洋服を着ている時と、今日のようなお着物を着た瞬間は、自分のキャラクターや思いは変わるんですか?」

ユリア「すごく何かが変わるということではないんですけど、洋服ってデザイナーさんの作った世界観をまとうというか、その世界観に浸れるのが私はすごく好きなんですけど、着物はさっきお話ししていた通り、自分ですべてを選んでいかなきゃいけないから、自分らしさとかがとても出ちゃうので。私はスタイリングをちょっと面白くしたいと思うので、物語を作るというのをいつも大切にしています」

宇賀「夏でも着物っておすすめですか?」

ユリア「私は実は夏の着物が一番好きなんです。暑いですし大変ですけど、今の季節は。自分は暑いですけど、見ている人が涼しく思ってくれるように色合いを考えるとか、今日も帯が百合の柄なんですけど、トンボが飛んでいたり、夏の景色を作ってみるとか。そういうのをやるのがすごく楽しい。自分がデザイナーになったような気持ちになれるというのが面白いですね」
写真 写真 小山「なるほど、自分のためというよりは見ていただく人の気持ちを考えて選ぶわけですね。そういう意味では確かにDJと同じとおっしゃいましたけど、似たところはありますね」

ユリア「似ています。洋服だとそれがそんなに意識できないというか」

宇賀「確かにお色もすごく涼しげというか、爽やかな気持ちになりますね」

宇賀「この番組は『お手紙』をテーマにお送りしているのですが、ユリアさんがお手紙を書きたくなるような場所はどこかありますか?」
写真 ユリア「やっぱり普段なかなか手紙を書こうと思う機会が忙しくてないので、海外とか国内でも旅行に行った時とか。クラシックホテルとかも大好きで、デスクの中にすごく素敵な便箋が置いてあるじゃないですか。あれを見ると手紙を書きたいなとすごく思いますね」

宇賀「今日はそんなユリアさんに、『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」

ユリア「人ではなく、着物に向けて手紙を書いてきました」

ユリアさんから、着物へ宛てたお手紙は、ぜひradikoでお聞きください。
(*8月9日まで聴取可能)
写真 宇賀「今日の放送を聞いて、マドモアゼル・ユリアさんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST マドモアゼル・ユリアさん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」

マドモアゼル・ユリアさん webサイト

ユリアさんの著書『きもののとりこ』(世界文化社)もぜひお手に取ってみてください。

『きもののとりこ』(世界文化社)
写真 マドモアゼル・ユリアさん、ありがとうございました!

今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。

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写真

皆さんからのお手紙、お待ちしています

写真 毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。

今週の後クレ

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苫小牧郵便局のみなさん


今回のメッセージは、北海道〈苫小牧郵便局〉平川 誉大さんでした!

「たまに顔を合わせている母に手紙を送ることがあります。小さい頃は友人とも年賀状でやり取りをしていましたが、自分が1人の親になった今は、母に手紙を書くようになりました。子どもは3人いるのですが、書き方などがまだ分からないので一番下の子がもうちょっと大きくなったら、3人と一緒に書く時間を作っていきたいと考えています。子どもたちには手紙の良さを伝えていきたいと思っております。形として自分の手元にも残るので後々見返すことができたり、当時の雰囲気を思い出に残すことができるので、手紙を通してそういう大切さを伝えていきたいと考えています。」

※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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