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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
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音楽ユニットYOASOBIをお迎えして

  • ON AIR
  • 2020/06/28

音楽ユニットYOASOBIをお迎えして

写真 今回お迎えするのは、小説を音楽にするユニットYOSASOBIのコンポーザーAyaseさん、ボーカルikuraさんをお迎えしました。

小山「いま、大人気と聞きました」

宇賀「そうですよ! 知らないと若い子に怒られちゃいますよ。いま本当にいろんなところでお聞きしますよ、テレビでもラジオでもSpotifyでも」

現在、26歳のAyaseさんと19歳のikuraさん。2019年11月に公開された楽曲「夜に駆ける」は、わずか1か月でYouTube 100万回再生を突破(現在は2000万回以上)!Billboard Japan Hot 100や、オリコン週間合算シングルランキングでも1位を獲得。第2弾楽曲「あの夢をなぞって」の原作小説コミカライズが決定するなど展開の幅は広がり、若い世代を中心に絶大な支持を集めています。

小山「YOSASOBIというユニット名はどうやって付いたんですか?」
写真 Ayase「それぞれの活動もありますので、その延長線上にある活動ということで、普段それぞれがやっている活動は昼の姿、YOSASOBIは夜の姿という例え方をしながら、遊び心のある多彩なチャレンジができたらいいなという意味で付けました」

小山「そもそも最初から小説をもとに楽曲を作ろうと思って始めたんですか?」

Ayase「『モノガタリ.com』という小説を投稿するサイトがありまして、そちらのスタッフさんにこういう小説を音楽にするというのをやってみないか? という風に声をかけていただいて。そこから一緒にやっているという感じですね」

小山「いままでそういうのはなかったですよね」

Ayase「近しいことをやっている方はいらっしゃったのかなと思いますけど。一般の人から小説を公募して、そこから曲にしていくのは新しいのかなと思いますね」
写真 宇賀「先に物語があるわけですもんね。緊張しません?」

Ayase「やっぱり作者の方の世界観を壊すわけにはいかない、むしろ広げていきたいという意味合いも込めてやっているので。そこはちゃんと考えながらやっています」

小山「『夜に駆ける』も当然ベースの小説はあるわけですよね?」

Ayase「こちらは『タナトスの誘惑』という原作小説がありまして、これも『モノガタリ.com』に投稿された小説なんですけど。それを何度も何度も読んで、僕が楽曲にしてikuraが歌っているという感じですね」
写真 小山「作者の方は、楽曲が完成して初めて聴くんですか? それとも歌詞を途中で見せるとか、メロディーを聞かせるとかはあるんですか?」

Ayase「ちょくちょく僕の感性が間違っていないか確認はするんですけど、基本的には出来上がったものとしてお聴きいただいて。『すごい、嬉しいです』と言っていただけました」

小山「2,000万回も再生されているということは、当然『タナトスの誘惑』を読みたくなるわけですよね。必然的にアクセスが増えたり、売り上げが上がったりもしているんでしょうね」

宇賀「よくできてますね」

小山「ラジオ番組を歌にするのはどうですか?(笑)」

宇賀「してほしい(笑)」

Ayase「そこに物語があれば……」

宇賀「でも、私たちお手紙の番組だから。1通のお手紙を音楽にしてもらうとか、そういうことはできそうな感じがしますよね」
写真 宇賀「もともと小説をお二人は読むんですか?」

Ayase「そうですね、僕はそんなに読むわけじゃないんですけど、ikuraはかなり読みます」

ikura「好きですね。多いのは恋愛小説なんですけど、私は有川浩さんが好きで、いろんな小説を読ませてもらっていますね」

小山「二人はどうやって出会ったんですか?」

Ayase「YOASOBIというものをやろうとなった時にボーカル探しを始めて、インスタグラムに弾き語りの動画をあげているikuraを発見しまして、声をかけて結成に至る感じです」

宇賀「いまっぽいですね!」

ikura「最初、小説を音楽にすると聞いたときに全く想像がつかなくて。大丈夫かな? とも思ったんですけど、AyaseさんがボカロPとして上げている曲をYoutubeで聞いたときに、これは一緒にやりたいなと思いました」

宇賀「歌うのが若い女性の方となると、また曲の作り方も変わりますか?」

Ayase「そうですね、自分が歌うわけでもなく、はたまたソフトが歌うわけでもないので。ikuraの声の感じとかを自分の中でしっかりイメージしながら作っていく感じですね」
写真 写真 小山「Ayaseさんは、逆に小説家の人から『これに曲つけてよ』という依頼は来ないんですか?」

Ayase「そうですね、僕が知る限りではまだ」

宇賀「薫堂さん、チャンスじゃないですか」

小山「曲にしてもらえるとありがたいですよね。でも爽やかな中身じゃないと」

Ayase「いや、でもどんなのでも」

宇賀「確かに薫堂さんの小説は爽やかというか、夜っぽい感じですよね」

Ayase「YOASOBIですので、大丈夫です(笑)」

宇賀「この番組は『手紙』をテーマにお送りしている番組なんですけど、お二人がこれまで印象的だったお手紙はありますか?」
写真 Ayase「いま、上京して4年目くらいになるんですけど、実家が山口県でして。15、6歳くらいの、『音楽でやっていくぞ』と志したタイミングで、父から『こういうことを肝に命じて頑張りなさいよ』というのを手渡しではあるんですけど、手書きでもらった手紙というのが印象的ですね」

宇賀「どういうことが書いてあったんですか?」

Ayase「すごく古風な父なので、割といま読んでもあんまりよく分からない言葉がいっぱい入っていたりとか。ことわざとかが好きなので、そういうのを駆使しながらの熱いメッセージをもらいました」

小山「まだ4年目なんですね」

Ayase「山口県の宇部市です」

小山「親戚の方が郵便局員と聞きましたが」

Ayase「いとこが郵便局員を山口市の方でやっていまして」

小山「宇賀さんは去年、山口の1日郵便局長をやったんです」

宇賀「下関市の郵便局で、名字と同じ字を書いて宇賀(うか)郵便局というところがありまして、そこで」

Ayase「その話、してみます。宇賀さんとおしゃべりしましたよ、って(笑)」

宇賀「ぜひ(笑)。ikuraさんはどうですか?」

ikura「高校を卒業するときにハワイへ留学する友達がいまして。その時に『日本で頑張ってね』ともらった手紙が、その子が描いてくれた私の似顔絵と言葉が添えられていて。その手紙をもらったときはグッときました」

小山「ikuraさんはレターパックのCMに出たことがあるんですよね?」

ikura「レターパックの広告のパンフレットのようなものに、小学生くらいの頃に」

宇賀「お二人とも縁とゆかりがある感じですね。いま、若い方ってあんまり手紙を書く習慣はないですか?」

Ayase「逆にと言うとあれかもしれないですけど、いまだからこそ手紙を書くのが逆に斬新であったり楽しんでいるというのは見かけますね」

小山「小説をもとに音楽を作ってこれだけヒットさせているんだったら、YOASOBIが優勝した手紙を音楽にかえますというコンテストをやったらすごくきそうじゃないですか? 想いを伝える手紙を二人で読んで、『これを歌おう!』と」

Ayase「いいですね! ノンフィクションになるわけですよね」

小山「それ、どうですかね? 番組と組んで……」

ikura「ぜひ(笑)」

宇賀「お二人のファンは若い方が多いですよね? 10代の方とか若い方、あまり手紙を書いたりしないよという方たちに、二人からこんなもの書いてみたらどう? という提案はあったりしますか?」

Ayase「いまはSNSで何でも簡単に想いが伝えられる時代ではあると思うので、だからこそ手紙で、それこそラブレターだったりとか、胸の内を実際に言葉に綴るのはすごくいい体験だと思うので。ラブレター出しちゃえよ! って感じですかね」

小山「それは歌にしやすそうですね」

ikura「結構、文字を書くことに抵抗がある人もいるのかなと思うので、私が友達からいただいた絵手紙みたいなものも想いが伝わる一つの方法かなと思います」
写真 写真 YOASOBIにファンレターを書きたい! という方は、ぜひSUNDAY’S POST宛てに送ってください。必ずお二人にお渡しします!
宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」 YOASOBIファンレター係】までお願いします。

YOASOBIのAyaseさん、ikuraさん、ありがとうございました!

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、静岡県<沼津椎路郵便局>大鐘祐介さんでした!

「コロナウイルスの影響で、気持ちの重い日々が続く中、少しでも 気持ちが和んでいただければと、社員同士で話し合った結果、桜の写真とメッセージを添えたはがきを、地域のお客さま1軒1軒に お配りすることにしました。お配りしたところ、郵便局の窓口で「ありがとう」と涙ぐみながら、 感謝の言葉をかけていただいたお客さまや、「一緒に頑張ろう」と 元気に声をかけていただいたお客さまがいました。たくさんのお客さまが声をかけてくださり、社員全員が元気をいただきました。郵便局として地域の方々に明るい笑顔と感謝の気持ちをお届けできたことを嬉しく思います。」
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