TOKYO FM / JFN 38 STATIONSTOKYO FM / JFN 38 STATIONS 番組宛に手紙を贈る

SUNDAY'S POSTSUNDAY'S POST

『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
from

NEWSNEWS

日本の食文化の新しい流れ

  • ON AIR
  • 2020/08/02

株式会社ポケットマルシェ代表、高橋博之さんをお迎えして

写真 今回は、日本の食文化の新しい流れを築いている、株式会社ポケットマルシェの代表、高橋博之さんをお迎えします。
写真 宇賀「まず、ポケットマルシェはどんなサービスなのか教えていただけますか?」

高橋「全国各地の農家さんや漁師さんから旬の食材を、直接コミュニケーションしながら、ポケットに入っているスマホで買えるオンラインマルシェです」

小山「今までは、生産者の方はおろしの方に送ったり、JAさんに届けたりしていたのを、自分で直接消費者の方に売ることができる。それの値段も決めるなど、全部自分でできるということですよね」

宇賀「登録されている生産者の方は何人くらいいらっしゃるんですか?」

高橋「北海道から沖縄まで、全国で3千人を超えるところですね」
写真 小山「いろいろな苦労があったと思うのですが、最初に高橋さんが直面したのはどういう苦労だったんですか?」

高橋「生産者さんの開拓が非常に難しかったですね。自然を相手にしている人たちなので、ビジネスライクな話をメールしたところで、反応がないんですよ。ネット販売に対する不信感があるようで、そこの信頼を得るまでに時間がかかりましたね」

小山「それを得るきっかけは何だったんですか?」

高橋「全国、6周したんです」

小山「6周!」

高橋「去年も47都道府県を回って、各県で農家さんや漁師さんに集まってもらって、『何でこういうサービスをやっているのか』という説明をして、少しずつ信頼していただいたという」

小山「足で稼いだ信頼ですね」
写真 宇賀「そもそもどうしてこのようなサービスを始められようと思ったんですか?」

高橋「9年前の東日本大震災がなかったらやっていないですね。僕は岩手県の人間で、被災地だったんですけど。僕自身は花巻という内陸部出身なのですが、大槌町というのが漁師の町だったんですね。(ボランティアに行き)生まれて初めて漁師の友達ができたんです。それまで魚を食ったり貝を食ったりしていたんですけど、生身の漁師には会ったことがなかったんです。本人の想いを聞いたり、こだわりを聞いたり、船の上に乗ったりして、これがこの人たちの日常かと思うと、結果として感謝も生まれますし、食材の価値も上がっていった。他のボランティアさんも生まれて初めて漁師に会ったという話をしていて、食べ物の裏側が見えないことが問題なんだなと思いました。震災の時だけじゃなくて、日常から食べ物の裏側を見てもらうことが大切だなと思って、そこをちゃんと消費者に伝えながら買っていただければ、農漁業をもっとやっていこうと考える人が出てくるんじゃないかな、というのがきっかけです」

放送では、「ポケットマルシェ」に登録されている三重県度会郡南伊勢町阿蘇裏で漁師をされている、「友栄水産」の橋本純さんに取材した模様もお届けしました。

そして、スタジオでは、友栄水産さんの「人が食すために育て上げた 真鯛」を試食。商品名は「ほぼさばかれた真鯛」です。
写真 宇賀「これは完全にさばかれてはないんですか?」

高橋「ウロコを取って、内臓も取って、三枚おろしにされて、あとは切るだけの状態ですね」

宇賀「それは嬉しいですね! 自分でさばかなくていいのは」
写真 お刺身を食べる薫堂さんと宇賀さん。感想は?

小山「うまい!」

宇賀「おいしい!」

小山「これ、お頭はまた別でついてくるんですか?」

高橋「ほぼさばかれた状態で、余すことなく届きます。鯛めしにもできますね」

小山「橋本さんのことは、高橋さんが見つけられて?」

高橋「たまたま去年出会っていて。コロナで飲食店も休業して、真鯛がいけすの中を回遊しているだけで出先がないという相談を受けて。ダメ元でやってみましょう、となりました。純さんは『今時、一般家庭に送ってもさばく人はいないでしょう』って言っていたんですけど、まずはやってみようと。完売する頃にはコロナが収まっていますように、という語呂をかけて、“コロナゼロ”で5670便を売ったら、移動制限が解除されたその日に完売したんですよ。つまり5670家庭でさばかれたんです。(購入した人の)投稿を見ると、生まれて初めて出刃包丁を買ってきてさばいたとか、お子さんが切り身魚しか見たことがないから、『これが魚なんだよ』と見せたとかがあって。自粛下で、時間を持て余した人たちがこだわり出したんですよね」
写真 今回、友栄水産さんの「人が食すために育て上げた 真鯛」を10名の方にプレゼントさせていただきます!

内容は……
|でも簡単に食べられる「ほぼさばかれた真鯛」4名様
△気个れていない「真鯛+海鮮セット」3名様
人気急上昇の商品「真鯛の塩釜セット」3名様

小山「塩釜セットはウロコも取ってあって、内臓も処理されていて、それで塩がついてくるんですよね。これは自分で塩で固めて……」

高橋「そうです、お子さんがすごく楽しんでくれます」

小山「それをオーブンに入れて焼くんですね」

宇賀「ご家族で楽しんでいただけますね」
写真 応募は、Twitterで受け付けます。SUNDAY’S POSTのTwitterアカウントをフォローしていただいて、アカウントページに固定されているツイートから、希望する商品を選んでタップをしてください。投稿画面が立ち上がるので、そこにぜひ生産者の橋本純さんや番組へのメッセージを添えてご応募をお願いします。

小山「この番組では珍しいパターンですね」

宇賀「お手紙で、と言いたいところなのですが、鮮度が大事ということでTwitterにさせていただきました」

SUNDAY’S POST Twitterアカウント

たくさんのご応募、お待ちしています!

宇賀「今後、高橋さんがポケットマルシェで叶えていきたいことはありますか?」

高橋「今のままでは、地方が相当に厳しい状況にあると思います。何が自然で、何が不自然かもわからない世の中になってしまったなと思っていて。僕は生きることは食べることだと言っているんですけど、その食べ物の裏側が見えないと、スマホの充電みたいに栄養補給のみを目的とするような、工業的な食事になってしまうと思うんですね。手をかけて育てた生産者がいる背景がわかると、みんな手を合わせて食べるようになるし。スーパーで毎日、同じものが同じかたちで並んでいるのは不自然なんだよ、ということもやっぱり理解していかないと。その理解が、地方への理解へ繋がっていくと思うんですね。ポケットマルシェを通じて、生産者と消費者を繋いでいきたいと思いますね」

小山「災害が起こった時に、高く売ってもいいように僕は思うんですね。それによって『こういうものなんだよな』と」

高橋「今は逆に、こういう時だからって行き場をなくしたものをすごく安く売っているのが、僕は生産者に『良くないよ』と言っているんです。自分の首を絞めるよ、と。台風もコロナも生産者のせいじゃないですよね。むしろこういう時こそちゃんと説明をして、共感をした人に買ってもらうことが、ファンやリピーターに繋がっていくので」

宇賀「消費者もそういう選び方ができますよね、豪雨のあったあの地域を応援したいな、とか」
写真 そして、高橋さんに生産者の方とのお手紙の思い出を教えていただきました。

高橋「すごく嬉しかったのが、12枚の便箋です。その方は、スーパーマーケットのチェーンでお立場のある方からだったんですけど、僕の生産者と消費者をつなぐ取り組みを知って、『自分も地方に半分行って、地方の生産者と直接触れ合って、その人たちが作ったものを直接伝える仕事をしたくなった』と。ぜひ会いたいと言われて、12枚も手紙を書かれたら会わないわけにはいかなくて(笑)。その方は実際に福岡の糸島に行っちゃって、半分は向こうで仕事をしています。それが嬉しかったですね」

宇賀「それはすごいですね、1人の人生を変えるくらいの影響を」

ぜひ、リスナーの皆さんも高橋さんにお手紙を書いてみてください。
【〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F ポケットマルシェ 代表高橋博之さん】宛てにお願いします。

ポケットマルシェ 高橋博之さん、ありがとうございました!

ポケットマルシェWebサイト

リスナーさんからのお手紙

写真 リスナー松本郁さんから、こんな番組企画提案のお手紙が届きました。

宇賀「〈先日戻ってきた「旅するカメラ」は、人と人とをリレーして、まさに人との繋がりを感じられ、胸が熱くなりました。カメラのリレーのように、ラジオを通じて色々な人の気配が感じられると、このまだ続くであろうコロナとの共存の日々、励みになる気がします。そこでいくつか提案を考えてみました。
その1 YOUR POST MY POST…ポストには、一つ一つポスト番号というものがあります。行きつけのポストがある風景を絵で描いてもらったり、文章で綴ってもらい、ポスト番号で地図を作るなど、あの赤いポストで何かできたら面白そうだなと思いました。
その2 年賀状交換会……版画など、毎年気合を入れて年賀状を作っている人たちで、作ったものを封筒に入れ番組に送る。シャッフルして違うリスナーさんに届く。年賀状というものは、人によって気持ちの入れ方が異なるので、同じもの同士交換できると面白いなと思いました」

小山「面白い! この企画はいいですね」

宇賀「まだあります。〈その3……宇賀さんの元カレ 薫堂さんの元カノ妄想手紙〉」

小山「(笑)」

宇賀「〈これはちょっとやばそうなのですが、昔、友達とよくやった遊びです。架空の人物になりきって勝手に物語を語るスタイルです〉」

小山「なるほど、それで我々に送ってくると」

宇賀「面白くないですか? 本物が書いてきたら怖いですけど、妄想だからいいじゃないですか。これ、募集しましょう(笑)。薫堂さんの元カノ、私の元カレ、お待ちしています」

小山「今回の中では、年賀状交換会と、元カノ・元カレがいいような気がします」

宇賀「この2つ、採用しましょう! 年賀状はこちらでシステムを準備して、とりあえず、元カノ・元カレ企画始めましょう」
写真 皆さんの企画のご参加、お待ちしています! お手紙には「元カノ・元カレ企画宛て」とご明記をお願いします。
お手紙は【郵便番号102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」】までお願いします。

はがきの名文コンクールのお知らせ


以前、番組でもゲストに来ていただいた作家の五木寛之さんが審査員をつとめる「はがきの名文コンクール」の第6回目の応募の受け付けがスタートしています。
テーマは「一言の願い」。1枚のはがきに、「1つの願い事」を20字以上200字以内の文章で書いて、送ってください。
1枚のはがきに1つの願い事が書かれていれば、何枚でも応募できます。
選考委員は、五木寛之さん、村山由佳さん、斎藤孝さんの3人です。
宛先は、【〒639-2321奈良県御所(ごせ)市名柄(ながら) 326-1 郵便(ゆうびん)名柄館(ながらかん)「はがきの名文コンクール」】まで。応募締め切りは、2020年9月10日 当日消印有効です。
詳細はこちらからもご確認いただけます。

はがきの名文コンクール

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、沖縄県<那覇中央郵便局>大村守さんでした!

「郵便局の仕事に興味を持ったのは、僕が心待ちにしていた郵便物を届けてもらったときにとても嬉しかったということがあったからです。 仕事をしている中で、お子さまたちに、郵便物やプレゼントを配達したときに、 僕がプレゼントしたわけではないのに、嬉しそうな顔をして『ありがとう』と伝えてくれるのは、こちらまで嬉しい気持ちになります。」
MORE

ARCHIVEARCHIVE

MORE

CONTACTCONTACT

番組宛に手紙を贈る

この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。

〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛

番組への要望・リクエストを送る

番組宛にメールでメッセージを
送るにはこちらから

詳しくはコチラ