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SUNDAY'S POSTSUNDAY'S POST

『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
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代官山 蔦屋書店で開催中 「Letter From代官山」を訪ねて

  • ON AIR
  • 2020/12/06

お手紙紹介

写真 リスナーの皆さんからいつも素敵なお手紙が届くSUNDAY’S POST。今回は、こんなお手紙をご紹介しました。

宇賀「秋田県横手市の〈しげこさん〉からいただきました。〈初めてお便りします。私は中学、高校、短大と、多感な時を常にラジオと手紙とともに過ごしてきました。手紙を書くこと、赤いポストに手紙を入れる瞬間、返事を待つ時間、郵便屋さんのオートバイの音。ポストを開けるドキドキ感は、今も変わらず私の好きなシーンです。数ヶ月前、夫の車でこの番組を初めて聞き、次に乗った時も同じように流れておりました。小山さんと宇賀さんの声色もおしゃべりもとても心地よく、すうっと40年前の自分に戻ったような気持ちになりました。夫とはほぼ同年代、ラジオや手紙が身近な環境で成長期を過ごしてきましたから、SUNDAY’S POSTを共有することで話す時間が増え、ラジオを通して得る豊かな世界やイメージする楽しさを日々取り戻しています。
お二人の声を心待ちにする楽しみと、和やかな時間を過ごさせていただいていることへの感謝を込めて、夫手作りのSUNDAY’S POSTオリジナルカードを添えてお便りしました〉……ということで、開けてみましょうか?」
しげこさん夫妻からのカードを開けた2人は……
写真 宇賀「すごい素敵! 切り絵ですね! ちゃんとポストと封筒の形をかたどってくださって」

小山「デザイン的にも見事ですね!」
写真 番組へのお手紙、クリスマスカードや年賀状もお待ちしています!宛先は、【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY 'S POST】までお願いします。

「代官山 蔦屋書店 Letter From代官山」へロケに!

写真 代官山 蔦屋書店で11月27日から開催中のイベント「Letter From代官山」。文具コンシェルジュの佐久間和子さんがSUNDAY’S POSTへお手紙をくださったことをきっかけに生まれた、手紙を書く楽しさ、大切さを体験できる、番組とのコラボイベントです。
今回の放送では、薫堂さんと宇賀さんが会場を訪れた様子をお届けしました。

代官山 蔦屋書店前にやってきた2人。お店に入る前に、薫堂さんからこんな提案が……。

小山「1つ、やってみたい企画があるんですけどいいですか? ……犬の名前当て対決!」

宇賀「犬の名前当て対決? どういうことですか?」

ワンちゃんと散歩中の方に声をかけて、犬の名前を当てるゲーム! お散歩中の方、何名かに快く応じていただきました。意外と(?)盛り上がり、結果は薫堂さんの全勝! 代官山のお散歩中の方、ありがとうございました!
写真 写真 写真 そしていよいよ代官山 蔦屋書店へ。まずは文具コンシェルジュの佐久間和子さんに会いに文具フロアへと向かいました。
写真 写真 小山「万年筆が床から天井までありますね。何本くらいあるんですか?」

佐久間「字幅違いや色違いを含めると2千種類くらいあります。在庫では3千本ほどありますね」

小山「いまの売れ筋はどんな感じですか?」

佐久間「半年くらい前に、私たちの店の限定万年筆が出たので、それを目当てにいらっしゃる方もいます」
写真 写真 文具コーナーには椅子に座ってお手紙をかけるコーナーも。さらに、佐久間さんが文具フロアのツイッターで毎日アップしているバースデー・メッセージのカードも展示されています。

佐久間「Letter From代官山の期間と重なっている、(去年の)11月27日から1月11日分の原画が展示されています」

文具フロアを始め、代官山 蔦屋書店内には、Letter From代官山のオリジナルポストカードや、番組ノベルティである「ハガキコースター」も配布しているので、書店内で手紙を書いてポストへ投函することもできます。

宇賀「これ、無料でもらえるんですね!」

小山「切手は?」

佐久間「カウンターの方へお越しいただければ、1枚無料で貼って差し上げるので。お手紙を書いて投函するところまで、気軽に参加していただけると思います」

佐久間さんの案内で、続いて向かったのは2号館1階 建築デザインギャラリーにあるLetter From代官山のメイン会場。ここではカウンターテーブルでお手紙を書ける他、「あの人からの手紙展」が開催中。大宮エリーさん、谷川俊太郎さん、ハービー・山口さん、FROGMANさん、YOASOBI Ayaseさん、YOASOBI ikuraさん、Lucky Kilimanjaro 熊木幸丸さんによる、クリスマスカードと年賀状が飾られています。
写真 写真 写真 小山「この木製のポストもすごいですね!」

佐久間「今回のイベント用に、アンティークの家具を改造してポストにしました」

小山「カウンターの下に、今まで僕の会社が作ってきた年賀状がありますね」

宇賀「『年賀状に添える一言集』もありますね」

小山「『今年もお願いします』ってよく書くじゃないですか。それじゃつまらないと思う人のために作ったんですよね」

佐久間「代官山 蔦屋書店のコンシェルジュたちが定形の挨拶以外に使える言葉を考えて、その例文集をご用意しました」

「あの人からの手紙展」で飾られている手紙を、もらえるチャンスがあります。展示されている手紙に、妄想でお返事を書いてくださった方の中から抽選で、それぞれ1名様に展示されている直筆の手紙をプレゼントします。実際に会場で見ながらお返事を書いていただくのはもちろん、リスナーの皆さんからのご応募もお待ちしています。
応募先は、【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY 'S POST「あの人からの手紙」宛】にお願いします。 誰の手紙にお返事を書いたかも、明記してください。 また、郵便番号、住所、氏名の記載もお忘れなく。お手紙は、番組の中でもご紹介させていただきます。
誰がどんな手紙を書いたのかは、ぜひこちらからもチェックしてください。
写真 写真 メイン会場で、手紙を何通か書いた薫堂さん。書き終えると、こんなリクエストが。

小山「せっかく代官山 蔦屋書店に来たので、年末年始に向けておすすめの本とか映画のDVDとかを買って帰りたいんですけど……」

佐久間「それでしたら薫堂さんもご存知の名物コンシェルジュがいますので、ご案内します」

小山「あの方ですね!」
写真 続けて向かった書籍のフロアで出迎えてくれたのは、ブックコンシェルジュの間室道子さん。薫堂さんは以前からの知り合いだとか。

小山「日本一のブックコンシェルジュなんですよ。間室さんのお眼鏡にかなう本は、間違いなくヒットすると言われていて」

宇賀「だいたい何冊くらい読まれるんですか?」

間室「1日1冊、休みの日は5冊、月60冊、年間720冊が目標だったんですけど、いまはなかなか1冊とはいかなくて。でも小山さんや宇賀さんも同じだと思うんですけど、今日1日、1行も何も本を読まずに終わったという日は恐らくないと思います」

小山「いや、読まなかった日あります(笑)」

宇賀「あります(笑)」

間室「じゃあやっぱり私が異常なのかな(笑)」
写真 そんな間室さんから年末年始に読むのにおすすめの本をご紹介いただきました。

間室「まず1冊目は『なくなりそうな世界のことば』です。タイトル通り、なくなりそうな世界の少数民族の言葉が載っているんですけど、たとえばフィジーの挨拶はどんな時間帯も『ンブラ』って言うんですって。この言葉には、『生きる』、そして『命』という意味合いもあるんだそうです。誰かに元気でご挨拶ができる喜びが、とりわけ今年は胸にしみたと思うんですけど……2021年が『ンブラ』に満ちた年になりますようにということで、皆さんもぜひこの本を手に取っていただいて、心に響いたなくなりそうな世界のことばを年賀状にも添えられたらいいんじゃないかなと思っています」
写真 間室「もう1冊は、この“なくなりそうな世界のことば”をまさに小山薫堂さんがやっている、というのが、文藝春秋より刊行の『Seven Stories 星が流れた夜の車窓から』というアンソロジーです。テーマは九州を走る豪華寝台列車の『ななつ星』なんですよね。この列車に実際に乗った三浦しをんさん他、5人の作家が小説を書いて、小山薫堂さんと糸井重里さんがエッセイを寄せられているんです。『旅する日本語』と題された小山さんのエッセイには、夫婦が一緒に長生きすることを表す『相生(あいおい)』という言葉の他、今はどれくらいの人が知っているんだろう? という美しい日本語が7つ登場します。さらにちょっとした仕掛けがあって、添えられている信濃八太郎さんのイラストが旅の絵葉書っぽいのが素晴らしいですね。旅情あふれるとても素敵なアンソロジーです」

宇賀「間室さんに、こんな感じの本を探しているんです、って言うと……」

間室「アドリブでおすすめします」

小山「では、クリスマスプレゼントにいいのは?」

間室「この冬特におすすめなのは……『モダンラブ いくつもの出会い、とっておきの恋』です! ニューヨークタイムズに投稿された、アメリカの一般市民及び著名人の方々の愛をテーマにしたコラム集なんです。私のおすすめは、お母さんが国務省に勤める凄腕の心理分析官で、投稿者は32歳の娘さんのお話。ママがいつもボーイフレンドを一目見ては「あの男はNG」と言われる、悩める娘さんからの投稿なんですね。面白いですよ。旦那さんがこれから性転換をするところに付き添う奥さんのお話とか」
写真 小山「面白そうですね! 買って帰ります」

間室さん、ありがとうございました!

続いて一行は映画フロアへ。現在、手紙をテーマにした映画DVDコーナーが設置されています。セレクトしてくださったのは、映画コンシェルジュの吉川明利さんです。
写真 写真 小山「ここに映画は何作品くらいあるんですか?」

吉川「2万本くらいですかね」

宇賀「吉川さんはどのくらいの頻度で映画をご覧になるんですか?」

吉川「劇場だけで年間200本くらい観に行っています」
写真 小山「それで観て、DVDとかBlu-rayになった時に、お店に入れて?」

吉川「そうですね、劇場で最初に観て、よかったものを入れています」

吉川さんにも年末年始におすすめの映画をご紹介いただきました。
写真 吉川「洋画では、『ワイルド・ローズ』という映画です。2人の子どもがいるちょっとダメなカントリー歌手の母親の人生を立ち直らせるのは、歌の力だ、という映画で。ナッシュビルにまでロケに行った、最後に人生を再生する、歌の力を信じた映画です。これは感動できます。
同じ歌もので、『星屑の町』という映画もおすすめです。オヤジコーラスグループに、のんさんが演じる歌姫が加わって、コーラスグループを作って成功するまでの話です。昭和歌謡をリスペクトした、舞台演劇を映画化した作品です」
写真 さらに、ミュージカル映画好きの宇賀さんに『若草の頃』という映画もおすすめいただきました。吉川さん、ありがとうございました!

宇賀「楽しかったですね!」

小山「知的欲求を満足させてくれる、好奇心を駆り立てる感じがありますね」

宇賀「お越しいただいた際には手紙を書いて、大切な方に送っていただければと思います。佐久間さん、今日はありがとうございました!」

佐久間「お2人とも、何かお忘れではないですか?」

小山「……万年筆だ!」
写真 そう、今回2人は万年筆を佐久間さんに預けに来ていたのでした。イベント会期中、薫堂さん、宇賀さんそれぞれ愛用の万年筆を、実際に使える企画が実施されます。

宇賀「これはどうしたら使うことができるんですか?」

佐久間「文具フロアのコンシェルジュカウンターで展示させていただいておりますので、そちらにお越しいただいて、『ラジオを聴きました』とお声がけいただければ、お出しします」

宇賀「ぜひ、私たちの万年筆も試しに来てください!」
写真 来年の1月11日まで開催される「Letter From代官山」。ぜひ足を運んでみてください。
詳細はこちらからもご確認ください。

代官山 T-SITE
Letter From 代官山


今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、神奈川県〈豊島南大塚郵便局〉栗田るみ子さんでした!

「ある日、郵便局でお客さまがお困りの様子だったので、『何かお手伝いできることはありますか?』と私からお声をかけました。その後、最後までお手続きをさせていただき、お客さまは『ありがとう』と笑顔で帰られたのですが、後日、そのお客さまがお礼の葉書をくださいました。 自分が普段やっている仕事が、お客さまのお役に立つことができ、さらに感謝に繋がる仕事なのだということを改めて実感し、とても嬉しく、自分の仕事に誇りを持ちました。」
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