TOKYO FM / JFN 38 STATIONSTOKYO FM / JFN 38 STATIONS 番組宛に手紙を贈る

SUNDAY'S POSTSUNDAY'S POST

『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
from

NEWSNEWS

宇賀なつみの旅withひだジェニック

  • ON AIR
  • 2021/01/10
写真 宇賀「実は先日、番組宛てに『ひだジェニック』という、岐阜の飛騨地区の女性郵便局員の皆さんから
お手紙をいただいたんです。ご紹介しますね」

〈小山さん、宇賀さん、こんにちは。いつも楽しく拝聴しております。お二人は、飛騨地区はご存知でしょうか? また、飛騨と聞いて何か連想されるものはありますか?
飛騨は世界遺産の白川郷と、小京都とも称される古い町並み、日本三大名泉の一つとも言われる下呂温泉や、秘湯として人気の奥飛騨温泉郷、今や全国区の知名度を誇る飛騨牛など、観光スポットやグルメなど盛りだくさんの地域です。
私達、岐阜県飛騨地区の郵便局では、全国で初めて地方創生の取り組みとして、地元の郵便局社員が、おススメスポットを紹介するガイドブックを企画・制作し、地域の活性化を支援する取り組みを開始しました!
また、ガイドブックの制作に、女性のアイディアを取り入れようと、入社10年以内の女性社員で構成する観光PRチーム「ひだジェニック」を結成しました。
是非サンデーズポストでも、この取組をご紹介してください!  ひだジェニック一同〉

今回の放送では、宇賀さんが「ひだジェニック」の皆さんと、岐阜県・飛騨高山の写真映えする場所を巡る旅の様子をご紹介しました。
写真 まず訪れたのは、飛騨高山の観光メインスポットでもある古い町並み。戦国武将 金森長近が江戸時代初期に築いた城下町の中の商人の町で、国の重要伝統的建築物群保存地区にも指定されています。
写真 ひだジェニックの皆さんが案内してくれたのは……「舩坂酒造店」です。
写真 宇賀「こちらは昔ながらの蔵を改築されたんですか?」

舩坂「蔵を改築して、蔵barとしてお客様にはフリーのスペースとして使っていただいています」

宇賀「どのくらい前の蔵なんですか?」

舩坂「はっきりとしたことはわからないんですけど、我々の造り酒屋としての歴史は200年以上あるので」

宇賀「試飲もできるんですか?」

舩坂「されますか?」

宇賀「ありがとうございます!」

しぼりたてのフレッシュなお酒を飲む宇賀さん。
写真 写真 宇賀「おいしい! 滑らかで、すーっと入ってきますね」

舩坂「生酒特有のすっきりした味わいと、青いりんごみたいなすっきりした感じがありますね。飛騨で採れる“ひだほまれ”という酒米を使って我々はお酒をつくっています。ひだほまれで作るお酒は、味わいのしっかりとしたものに出来上がります」

宇賀「どうして飛騨には酒蔵が多いんですか?」

舩坂「もともと城下町であるのと、お酒造りに必ず必要なお米が採れること、水がきれいなこと、冬には雪が降る寒冷地であること、その条件がそろっているので。小さな高山市ですけど、その中でも7蔵ありますし、飛騨地方では全部で12蔵あります」

宇賀「飛騨地方のいいところってどんなところですか?」

舩坂「自然に囲まれていることと、川もきれいですし、食べ物も美味しいと僕は思っています。お酒も美味しいですしね」
写真 ※撮影時のみマスクを外しています

続いて、ひだジェニックの皆さんが案内してくれたのは、飛騨の名物「高山祭」を体感できる場所「高山祭屋台会館」。日本三大美祭や、日本三大曳山祭としても数えられる高山祭(春の高山祭・山王祭は日枝神社の例祭で毎年4月14日・15日に開催。秋の高山祭・八幡祭は櫻山八幡宮の例祭で毎年10月9日・10日に開催されます)。会館では秋の高山祭で使われる屋台の見学ができます。
写真 高山屋台保存会 理事の寺地さんにお話をうかがいます。
写真 宇賀「全部実際に使われている屋台なんですね?」

寺地「そうです。4ヶ月に1回、4台ずつ入れ替えをしながら皆さんに見ていただいています」

宇賀「思ったより大きくてびっくりしました。高山祭はどういうものなんですか?」

寺地「300年程前に始まったお祭りです。ユネスコの無形文化遺産にも登録されました」

宇賀「江戸時代から続いているお祭りなんですか?」

寺地「江戸時代から毎年同じ行事を同じようにやるというのが、この高山祭の原点なので。これで町の中を練り歩きますから、江戸時代、明治時代、昭和の初めは道路は砂利道ですよね。そうすると傷みがくる。今現在でも、50年に一度は解体して修理をします」

宇賀「でもやっぱり修理なんですね。基本は変わらないんですね」

寺地「江戸時代に発生した時の屋台の形はありますけど、それが江戸時代の後半、文化文政時代に“高山型”という豪華絢爛な屋台が出来始めました。それを明治、大正、昭和、それぞれの時代の人たちが守って今に繋がっています」

宇賀「寺地さんが考える飛騨のいいところってどういうところですか?」

寺地「飛騨の人は昔から、国は貧しいけど“お人好し”と江戸時代から言われていたんですね。いまでもやっぱり人をもてなすという気持ちが、ここに住んでいる人たちにはあるところだと思います。飛騨の人の心に触れるというのも高山に観光でお見えになる方の一つのお楽しみになるんじゃないかなと思います」
写真 ここまでの旅を振り返って宇賀さんは……。
写真 宇賀「本当に飛騨は歴史を感じる町で、山に囲まれていて、静かで癒やされました」

小山「7つも酒蔵があるんですね」

宇賀「やっぱり冬にちゃんと寒くなって、水がきれいで空気がきれいで。美味しいお酒ができる条件が全て揃っているんですよね」

小山「火入れしていない生のお酒をいただいて」

宇賀「はい、いただいてきました!」
写真 宇賀「他にもいろいろ試飲をさせていただいたのですが、全部カットされていて安心しました(笑)。こういった高山の文化に触れたあとは……お楽しみの食事です!飛騨といえば……」

小山「飛騨牛?」

宇賀「その通りです!」

ひだジェニックおすすめのお店は、飛騨牛専門店の「牛政」です。
写真 宇賀「ステーキ、網焼き、すき焼き、しゃぶしゃぶもある! すごいですね! 飛騨牛ってどんな特徴があるんですか?」

牛政「肉の甘みももちろんですけど脂の甘みがあるところと、肉質が柔らかいところ。それから色ですね。ほんのり桃色で、あんまり赤くないんです。柔らかい橙色というか、優しい色ですね。味は天下一品ですよ」

飛騨牛はお店の方おすすめの炭火焼きでいただきました。

宇賀「美味しい! 本当に柔らかくて溶けちゃう。脂が美味しいですね」
写真 小山「ひだジェニックの皆さん、声がすごくフレッシュですね」

宇賀「皆さん、22歳とか24歳なんですよ。もちろん飛騨のいろいろな魅力も教えてもらったんですけど、『最近どんなアイドルが好き?』とか『どんなテレビ観てるの?』とか、そんな話をしていました(笑)」
写真 写真 飛騨牛を食べた翌朝、宇賀さんとひだジェニック一行が訪れたのは、「宮川朝市」。江戸時代、農家の方が野菜を並べたことから始まった、とても歴史のある朝市です。ここでは漬け物ステーキ、お醤油のお団子をいただきました。
写真 写真 そして、旅の最終地は……奥飛騨温泉郷! ひだジェニックの皆さんイチオシの「奥飛騨ガーデンホテル焼岳 うぐいすの湯」へ。
写真 写真 宇賀「すごい、お湯が緑色! 初めて見ました。ちょっと入ってみますね……熱い! でも気持ちいい。シャキッとしますね。朝は歩いて体が冷えていたから、一気に温まりますね」

奥飛騨ガーデンホテル焼岳 会長の石田清一さんにお話をうかがいました。

宇賀「上がってからも手と足がポカポカしていて、本当に気持ちよかったです。こちらの温泉の特徴は何ですか?」

石田「すごく温まりますよね。夏は眠れないほど汗が出ますよ。ここは源泉が毎分1トンくらい出る78度くらいの温泉で。少し温度を下げて、源泉掛け流しでやっています。加水したり加温したりすると、どうしても成分が変わるんですけど、うちは100%そのまま入っていただけます」
写真 宇賀「この温泉、素晴らしかったですよ」

小山「ここは湯浴み着を着て、男女混浴なんですね」

宇賀「そうなんです、もちろん別々になっているところもあるんですけど。うぐいすの湯は本当にきれいなエメラルドグリーンのお湯で、入るとパワーがみなぎる感じで、東京に帰ってきてからもまだ手足が温かかったです」

ひだジェニック、そして飛騨の皆さん、ありがとうございました!
写真

ムーミン切手発売のお知らせ

1月15日(金曜日)から、〈ムーミンの切手シート〉が発売されます。84円の切手は、花畑で過ごすムーミンと仲間たち、63円の切手には、リトルミイの登場シーンを起用したデザインです。

ムーミン切手シート

Letter From代官山 代官山 蔦屋書店で1月11日まで開催

手紙を書く楽しさ、大切さを体験できるSUNDAY’S POSTとのコラボイベント「Letter From代官山」は、代官山 蔦屋書店で1月11日までの開催です。また、現在の代官山 蔦屋書店の営業時間は9:00−20:00です。お訪ねの際はお気をつけください。

詳細はこちらからご確認ください。
Letter From 代官山

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、岐阜県〈下呂郵便局〉齊藤加奈さんでした!

「今回ひだジェニックでガイドブックを発行したのですが、郵便局の窓口でも、お客さまから『地元だけど、飛騨にもこんなところがあるんだね!』、『このガイドブックすごいね。持っていっても良い?』などの反応をいただき、たくさんのお客さまと話す機会が増えました。また、私たちひだジェニックのメンバー宛てに、応援のお手紙を出してくださるお客さまもいらして、文字にして伝えてくださることがこんなにも嬉しいことなのだな、と心が温まりました。」
MORE

ARCHIVEARCHIVE

MORE

CONTACTCONTACT

番組宛に手紙を贈る

この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。

〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛

番組への要望・リクエストを送る

番組宛にメールでメッセージを
送るにはこちらから

詳しくはコチラ