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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
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2月23日は富士山の日! 富士山にまつわるゲストが登場

  • ON AIR
  • 2025/02/23

富士山測候所を活用する会、富士山頂郵便局……富士山ゆかりのお二人をお迎えします

写真 2月23日は「富士山の日」ということで、今回はスタジオに富士山にまつわるゲストをお迎えしました。NPO法人 富士山測候所を活用する会の副理事長・鴨川仁さんと、愛知県の碧南郵便局の岩橋さんです。
小山「富士山測候所を活用する会があるんですね」

鴨川「名前の通りで、気象庁が所有する富士山測候所が、気温とかは測っているんですけど、空き家になっているということで。我々がそこを気象庁から借りて研究活動をする、ということですね。使っていないと、そのうち気象庁は気象レーダーとか衛星とかで、もういらないってことになって更地になってしまうので。それだとあの場所で科学研究ができなくなってしまうということで、待ったをかけるために組織された団体になります」
写真 小山「そして岩橋さんは、かの有名な富士山頂郵便局で勤務されていたんですね。どんなところなんですか?」

岩橋「富士山の山頂にある浅間大社さんのところに間借りさせていただいて、富士山頂で郵便の引き受け業務とか記念品のグッズを販売したりだとか、登頂証明とかそういうのを販売しております」
写真 小山「常にどなたか職員の方がいらっしゃる?」

岩橋「夏のあいだに40日間くらい、毎年若干変わるんですけれども、ローテーションを組んで2泊3日から6泊7日の泊数で、みんな交代で勤務しています」

宇賀「1シーズンあたりで何度も登ったり下りたりするわけですか?」

岩橋「今年は36人なんですけども、36人が交代でローテーションでどんどん登っています」
写真 宇賀「じゃあ1人1回なんですね。でも人によって2泊だったり6泊だったりするんですか?」

岩橋「はい、その通りです」

小山「みなさん、お風呂はどうしているんですか?」
写真 鴨川「実はお風呂は入らなくても、あまり気にならないんですよ。というのは、我々の研究活動もあまり長く行くのではなくて、たとえば1泊2日とか2泊3日とかで行って、また下りて。2ヶ月のあいだに何回か行ったり来たりするんですね。そもそも山頂っていうのは湿度がなくて涼しいので汗かかないんですよ。だからそういったものもあまり気にならないんです」

小山「岩橋さんもやはりそうですか?」

岩橋「郵便局の方では、やはり同じようにお風呂はないです。水もポリタンクとかで下から上げて、その時の水で体を拭くくらいですね」
写真 宇賀「お食事はどうされているんですか?」

岩橋「基本的にはレトルト食品とか、カップラーメンとか。あとは日持ちがするパンとかを持ち込んで、それを食べて、またゴミを下に下ろすという形ですね」

小山「電気は当然、発電機?」

岩橋「浅間大社さんの発電機をお借りして使っていますね」
写真 小山「楽しみって何なんですか?」

鴨川「もう研究活動そのものです」

小山「鴨川さんはそうかもしれませんけど(笑)、岩橋さんは、研究活動はしないわけじゃないですか」
写真 岩橋「個人的なんですけど、業務自体が窓口が終わって1時間から2時間程度、日があるうちにお鉢回りに行ったり、測候所さんのある剣ヶ峰の方、本当の頂上の方に歩きに行ったりしていましたね。あとは空の景色。やっぱり日本一高いところにあるので、空が綺麗なんですよ。下は雲があると、雲海もすごい見えたりとか。すごく綺麗なところです」

宇賀「そもそも営業時間って何時から何時なんですか?」

岩橋「朝の6時から昼の2時までが営業時間です。ご来光があったあとに大体みなさんが来られるので、6時からの営業時間です」

宇賀「じゃあもう早起きですね!」

他にも富士山の山頂にまつわるお仕事トーク、いろいろうかがっています。ぜひradikoでお聞きください(3月2日まで聴取可能)。
写真 写真 宇賀「薫堂さんは、『年賀寄付金』ってご存知ですか?」

小山「もちろん、毎年紹介しているから知っていますよ」

宇賀「改めて、ご説明しますね。年賀寄付金は、寄付金付きの年賀はがきや年賀切手を購入することでできる寄付金のことです。国民の福祉の増進を図ることを目的として、1949年に初めて『寄付金付お年玉付郵便はがき』が発売されて以来、75年も続いています。寄付金付年賀はがきは1枚につき5円、寄付金付年賀切手は1枚につき3円を寄付することができます。集まった寄付金は、社会福祉の増進に向けた高齢者・障がい者への支援や、以前、番組でもご紹介したこども食堂などの社会貢献活動を行う団体に配分しているそうです。その1つが、鴨川さんが副理事をつとめる富士山測候所を活用する会なんですね」
写真 小山「普段、鴨川さんはその寄付金を利用してどういう研究をされているんですか?」

鴨川「大気環境の研究ですね。CO2なんかもだんだん上昇していっているんですけど、山頂だと明確に測れるんです。地上だとどうしても地上の風とか空気の摩擦できちんと測れないので、富士山で測ると地球上の空気が循環する領域なので、環境を調べるのにすぐれた場所になっている。それに年賀寄付金のお金を使わせていただいて、地球環境の役に立つような研究をさせていただいているわけですね」

宇賀「はがきや切手1枚で、そうした研究の応援ができるということなので、ぜひ、年賀状を買う時に思い出してみてください」
写真 宇賀「この番組はお手紙をテーマにお送りしているのですが、今日は鴨川さんに、『いま、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきてくださっているんですよね。どなたに宛てたお手紙ですか?」

鴨川「将来、富士山のドラマのことを書いてくれる作家さんです」

小山「富士山を題材にしたドラマを書いてほしい? 結構いろんなネタがあるんですか?」

鴨川「そうなんです」
写真 鴨川さんから、将来富士山のドラマを書いてくれる方へ宛てたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。

鴨川さん、岩橋さん、ありがとうございました!
写真

熊本での公開収録を行います!

「SUNDAY’S POST」の熊本での公開収録が決定しました! 3月16日(日曜日)午前10時30分から、「くまモン誕生祭」が開催されている熊本市中央区の花畑広場で行います。
会場ではみなさんからのお手紙をお待ちしています。「熊本のここがいい!」「本当は教えたくない、熊本の隠れたスポットを教えます!」……そんな熊本自慢や、「日頃、言えない家族への感謝の手紙」「大好きなあの人へのラブレター」などもお待ちしています。
会場にお手紙をお持ちいただいた方には、ちょっとしたプレゼントを差し上げます。
たくさんのご来場、お待ちしています!

皆さんからのお手紙、お待ちしています

毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、長野県〈川中島駅前郵便局〉今井ひかりさんでした!

「私は、郵便局を選んでお越しくださるお客さまへの感謝の気持ち、また、地域の皆さまとの繋がりを大切にしたいと思っています。
以前、窓口のロビーでご案内をさせていただいたお客さまから、後日、『困っていた時にお声掛けしてくださってありがとうございます。また相談に行きます。』というお手紙をいただいたことがあります。そのことをきっかけに、より『お客さま対応を丁寧に、心を込めて行っていきたいな。』と思うようになりました。」
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