鳥取県
鳥取県八頭町 地域づくりのキーマンに聞く
Uターン、Iターン、Jターンなど、今、地方移住を考えている方が増えていますがこの時間は、地方移住についてご紹介します。
お話を伺うのは、これからの地域との繋がりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さんです。
■鳥取県の地域の魅力と地域づくり
浜崎秘書:3週にわたり、「鳥取県の地域の魅力と地域づくりについて」紹介していますが、堀口さん今回は?
堀口:今回は鳥取県の「地域づくり」の活動をおこなっている、(株)隼えにしの社長・東口善一さんにお話しを伺いたいと思います。
浜崎秘書:東口さんと電話がつながっているようですので、色々とお話を伺っていきましょう。
本部長:こんばんは、よろしくお願いします!
東口:はい、よろしくお願いします!
本部長:東口さんは、鳥取県でどのような活動を行っているのでしょうか?
東口:私は隼生まれ、隼育ちなんですけど。隼小学校というのがあったのですが、少子化の関係で学校が廃校になるということで、“思い出の施設がなくなることはいけない、何かやりたい”と思いました。
若い人たちに、そこに集っていただけるような拠点を作りたいと考えたんです。
若い人たちにいかに来ていただけるか、魅力ある街づくりをしたい、自分自身も楽しくて面白いことをやりたいなということで活動しています。
本部長:ありがとうございます。
鳥取県八頭町にあります隼地区の方々、東口さんも含めて、集まって廃校になってしまった隼小学校の校舎を活用した施設「隼Lab.(はやぶさラボ)」を始められたということですよね。
東口:そうですね。
本部長:そこを拠点に地元の農産物や農業、田舎体験を発信するための株式会社「隼えにし」を設立、活動を始めたということでよろしいですか?
東口:はい。「隼Lab.」の中に、たくさんの企業さんに入居いただいて。年寄り組は「地域に貢献したい」ということですし、自分自身の生きがいでもあります。
若い人たちに受け継ぐと言いますか…“若い人たちと一緒にいろんなことがやりたい”ということで、原木シイタケや野菜を作って販売したりしています。
本部長:参加している企業さんは、鳥取県内でしょうか?
東口:「隼Lab.」に入っていただいているのは、県内・県外・外国企業も入居していただいてます。
本部長:「隼えにし」では、若者や農家の方、企業さんとはどういった交流を図っているのでしょうか?
東口:私の一番の考え方は、“一緒に何でもやろう”ということです。
我々と一緒に農業の体験をしたり、イベントの体験をしたり、若者が作った施設を利用しながら、関係しながら、一緒に取り組んでいく。
今、そういうことをやっているところです。
本部長:素敵な共同作業ですね。
東口:やっぱり体験していただく、それが一番いい思い出になるのではないかと思っています。
若い時にいろんな体験していただくと、大人になってから思い出して、懐かしんでいただけたらと思っています。