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そんな概念である“デジタルトランスフォーメーション”と
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日々ポジティブに変化しています。
このコーナーでは、暮らし、仕事、社会、私たちの身近な
ところにあるデジタル化の動きを紹介していきます。
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2022 07.04
見守り機能付きドアフォン「Ring Doorbell 4」

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このコーナーでは「暮らし、仕事、社会」、私達の身近なところにあるデジタル化の動きをご紹介しています。

新型コロナウイルスの影響もあって、配達員との接触を避けられるということで“置き配”を利用される方が増えました。最近は以前のような外出自粛ムードもなくなってきていますが、逆に留守にする機会が増えて、これからも置き配は広がっていきそうですよね。
ただ、心配なのは玄関先に置かれた荷物の盗難。いろんな対策グッズも出てきていますが、そんななか今、外出先からスマホなどで玄関の様子を監視できる見守り機能付きのドアフォンが注目されています。

そこで今朝は先日、日本での展開も始まったアマゾンの見守り機能付きドアフォン「Ring Doorbell 4」をご紹介します。
お話を伺ったのは、アマゾンジャパン合同会社Amazonデバイス事業本部 Echo・スマートホームデバイス・Ring事業部の事業部長の橘宏至さんです。
アマゾンの見守り機能付きドアフォン、こんな特長があるそうです。
「今までは、どうしてもドアベルはDIYとか個人のお客様がご自身で取り替えるのは難しかったと思うんですね。
例えば家を建てられた時に建築業者さんに頼むとかですね、もしくは賃貸であればすでに付いているという形が一般的だったと思うんですけども、そこにお客様自身で取り組めるような簡単な設定と設置で安価にご自宅のセキュリティを強化できるようにというのが主な特徴の製品になっております。
あともう一つの大きな特徴は、画像を録画しておくことができるっていう点。
今までですと、ドアベルってピンポンって鳴ってからハーィって出ると画像が映りました。それが設定によっては、モーションセンサーというのがありまして、ドアベルの前やカメラの前を人が動いただけで録画を開始しておけます。
なので、呼び鈴が鳴る前、遡って4秒間ぐらいから録画がクラウドの方に保存されているので、その前に何が起こっているのかっていうところまでしっかり把握することができます。
また、クラウドに保存されているのでその画像を失ってしまったりということも当然なくて、後から見返したりダウンロードして取っておいて誰かにシェアをするとかということも可能になっています」

橘さんによると、アメリカでは、何か事件が起こった際の参考になったり証拠になったりということで話題にもなっているそうです。本体に保存されていると、それごと持って行かれると何も残ってないですが、リングの場合は、持っていかれても、最後に持って行かれる瞬間までクラウドに映像が残っているので、防犯上も非常に役に立つとのことでした。
また、日本での展開のタイミングについては、こんな話をしてくださいました。
「おりしもですね、コロナ騒ぎで在宅勤務のお客様増えたりとかですね、なかなかご実家に訪れることができないタイミングとも重なって、
例えばご実家に監視カメラとかドアベルを設置してご両親の安否を確認するようなことを行っているお客様もいらっしゃいますし、
あとは普段おうちで仕事をしているとなかなか出られないじゃないですか、そういう時に例えばこのリングのドアベルですとスマートフォンや我々のAlexaのEchoデバイスと簡単に連動することができますので、それら経由で今ちょっと忙しいので玄関置いといて下さいとお伝えして玄関に置いといていただくということもできます。その辺がちょうど時節柄、いいタイミングに重なったっていうことはあります」

アメリカでの利用状況についても伺ったところ、かなり普及しているそうです。その理由なんですが、日本の住宅はすでにインターフォンが、ほとんどのご自宅についていますが、アメリカではまだまだカンカンカンと鳴らしたり、ブーというブザーだけの一般家庭が多いんだそうです。
橘さんも、そういった意味でのニーズはアメリカの方が大きいかもしれません。とお話しされていました。ただ一方で、日本での普及についてこういった期待もされているそうです。
「日本で置き配に対するお客様のご不満も私の耳にも多く入っておりまして、玄関先にちょっと見守れるソリューション的なものがあるとお客様の安心の一助になるのではないかというところは期待としては持っております。
日本は平和な国なので、実際に置き配がなくなることはなくはないんですが、欧米に比べると圧倒的に件数は少ないんですよね。犯罪件数も毎年減っている状況にあると思うんですけど、そんな中でもやっぱりちょっと見ておきたいなっていう不安を解消する感じで、完全防犯とかですねそれが100%ってわけじゃなくて安心安全みたいな、
そういう精神的なサポートになるようなソリューションという意味で、こちらの製品は受け入れていただけるのではないかと思っています」

ホームセキュリティというと、日本だと業者さんに頼むと防犯カメラやモニターを設置して、それをドアベルと連動させて、さらに、警備会社の駆けつけサービスをつけたりで、
何十万とか、へたすると百万円くらいかかりますが、それが数万円で、自分で手軽に設置できるのは魅力的ですよね。デジタル技術を活用したとてもイマドキなサービスだと思いました。

橘さん、貴重なお話、ありがとうございました。

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