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Every Monday 8:38 〜8:48
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「ITの浸透により、人々の生活をより良い方向に向かわせる」
そんな概念である“デジタルトランスフォーメーション”と
いう言葉が広がり、
私たちの暮らしは、より豊かに、より便利に、
日々ポジティブに変化しています。
このコーナーでは、暮らし、仕事、社会、私たちの身近な
ところにあるデジタル化の動きを紹介していきます。
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2023 07.10
赤ちゃんや子ども連れの移動をサポートする『NAVITIME for Baby』

このコーナーでは「暮らし、仕事、社会」、私達の身近なところにあるデジタル化の動きをご紹介しています。

新型コロナの感染対策が大きく変わってから2ヶ月、小さいお子さんを連れての外出も増えたのではないでしょうか。
ちなみに、去年の春に行われた「赤ちゃんとのお出かけに関する意識調査」によると、88%のママが、0歳児期の子どもとのお出かけに不安があったと回答しています。
また、お出かけを控えた場所としては、1位が「電車」、2位が「大型商業施設」、3位が「遊園地」「児童館」でした。

そうしたなか今朝は、子どもを連れての電車移動の悩みを解決するために開発されたサービス」、ナビゲーションサイト「NAVITIME」の「NAVITIME for Baby」をご紹介します。
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お話を伺ったのは、株式会社ナビタイムジャパン メディア事業部 事業部長の毛塚大輔さんです。

まずは、開発の経緯について毛塚さんに伺いました。

「特に公共交通機関を利用する際に、子供を連れたお母様、お父様が、通常の移動に比べると、実際にベビーカーで階段を上がるなどというのは、非常に難しいことになるので、そういったことですとか、あとは、混雑を避けて移動したいですとか、子供にとって本当に安全な移動ができるのかといった不安が多岐にあるかなと思っています。それに加えて、授乳ですとかおむつ替えについても、突然急に必要になったりするシーンがあると思うので、外出の時に不安を感じる方も多いかなと思っていまして、こういったことを解決できるんじゃないかというところで検討が始まっています。
弊社はナビゲーション技術によって、誰もが安心して移動できる世の中を実現することを理念とする会社なんですけれども、子供連れの利用者に役立つ情報を整備することで、世の中の課題解決に貢献できないかというところがきっかけになります。このサービスの企画自体も、実際にちょうど子供が生まれたばかりの開発者から上がってきたアイデアでして、その中で社内の子連れのお母さんなどにヒアリングしながら、このサービスの企画をしてきています」

では、「NAVITIME for Baby」、どういったサービスなのでしょうか?

「赤ちゃんや子供の外出の移動をトータルでサポートするサービスになっています。
ルート検索がメインの機能なんですけれども、移動手段を「ベビーカー」、「抱っこひも」、「一緒に歩く」といった3つから選択できまして、子供との移動手段に合わせたおすすめのルートが自動で検索できる機能です。それに合わせてルート検索の結果に、電車の降車ドアの情報、おむつ替え、授乳時に役立つ情報など、お出かけの記事なども含めて、いろんな情報提供と合わせて、「NAVITIME for Baby」を提供しています。
元々、「NAVITIME」のサービスでもルート検索の条件として、乗り換えが少ないルートや、エレベーター優先、あるいは階段が少ないルートといった設定ができるようになっているんですけれども、より子連れの視点で、再度そういったところをチューニングしまして、利用者に使ってもらいやすいように、必要な情報を自動で考慮して検索できるようにしたというところです」

ユーザーからの反応については、「小さい子供を持つ親にとっては非常にありがたいサービスですとか、おむつ替えや授乳できる場所も経路と一緒に調べられるのがいい」というような意見がたくさん寄せられているそうです。また、「元々エレベーター優先などという機能はあったんですがやっぱり「NAVITIME for Baby」といった形でターゲットを明確にしたことで、お客様にとってすごく受け入れられやすいサービスになったのかなと思っています」とおっしゃっていました。

最後に、今後の展開について毛塚さんに伺いました。

「降車ドアの情報に関しては、まだまだ対応路線が拡大できると思っていますので、こういったデータ拡充をしっかりやっていきたいと思っています。課題というのは基本的にはデータをしっかり拡充していくということかなとは思っているんですけれども、そういったデータ拡充をベースに、どんどん便利なサービスにしていきたいなと思っています。
ちょうど、moveco(ムブコ)という新しいサービスのAndroid版が出たんですけれども、移動するだけで環境に貢献できて、エコなマイルが溜まって、そのマイルを使っていろんな商品に交換できるというサービスを始めました。環境に対するユーザーさんの意識が高まるといいなと新しく始めています」

毛塚さん、貴重なお話、ありがとうございました。 

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