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キヤノンマーケティングジャパン presents Solution in my life
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Every Monday 8:38 〜8:48
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「ITの浸透により、人々の生活をより良い方向に向かわせる」
そんな概念である“デジタルトランスフォーメーション”と
いう言葉が広がり、
私たちの暮らしは、より豊かに、より便利に、
日々ポジティブに変化しています。
このコーナーでは、暮らし、仕事、社会、私たちの身近な
ところにあるデジタル化の動きを紹介していきます。
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2024 03.04
自転車移動の運動効果を高めるデジタルヘルスケアサービス「イツノマニ」

このコーナーでは「暮らし、仕事、社会」、私達の身近なところにあるデジタル化の動きをご紹介しています。

経済産業省の統計(一部の輸入車を除く)によると、2022年の電動アシスト車の国内販売数は79万5千台で初めて一般の自転車を上回り、販売額は一般車の5倍以上の744億円でした。コロナ禍で密を避けられる移動手段として注目されたことや電池やモーターの性能が向上したことが背景にあるのではと言われています。

そうしたなか、今回は電動自転車での運動を後押しするアプリをご紹介しました。
今回お話を伺ったのは、このアプリを開発しているパナソニックサイクルテック株式会社の事業企画課、栗原博志さんです。
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こちらのアプリを使ったサービスは、普段通りに自転車に乗るだけで自然に運動できることから「イツノマニ」という名前が付けられているそうですが、その概要と開発の経緯について伺いました。

「このイツノマニというのは、電動アシスト自転車を活用したデジタルヘルスケアサービスとなります。日々で何気なく自転車乗られている方いると思うんですけど、無意識のうちに電動アシスト自転車のアシストがオフになって、いつの間にか自分で運動をやっていることになっているというサービスになっています。その運動効果は、アプリケーションを通じて可視化されるので、継続できる仕組みというのを設けているのがイツノマニのサービスの概要となります。
最初スタートの時は普通の電動アシスト自転車のアシストと変わらないのですが、ある程度速度がついてくると、自転車に慣性がついているので、それ以上アシストしなくても前に進みますので、そこから少しずつアシスト力を弱くすることによって運動効果を高めるというものです。コロナとかがあって、在宅ワークで、結構皆運動不足で、健康リスク、中性脂肪とか、そういうものが上がってきていて、それを改善できないかというところで、自転車を活用したというところがございます。」

さらに栗原さんに、開発の際こだわった点と気になる効果について伺いました。

「実際目標がないとなかなかやりにくいので、自転車モードとか、アスリートモードなど、いくつかのモードを設けまして、それによって目標設定しそれに応じたチアリング、例えば目標達成が50%超えたら「もう少しですよ」とか、昨日乗ってられなかったら、「昨日乗っていませんね」とかそういった、自転車が喋るみたいな(会話するみたいな)そんなチアリングを今回開発に盛り込もうと考えています。
まず電動アシスト自転車、実は歩くのと同等くらいの運動効果があるという説明をすると結構驚かれるのですが、さらに、これに乗っていてもそんな運動効果、運動しているような気にならないよということで、いつの間にか運動したことになっているというデータを見せるとすごい驚かれるというのが、実験の中でありました。
運動効果というのは、普段電動アシスト自転車乗っている時も、右と左の足の筋肉、身体で一番大きな筋肉を動かしますので運動はあるのですが、それと比較しまして、特にイツノマニモードにすると、だいたい2割くらいの運動効果があるとわかっています。
特にアスリートの方とか、自転車に乗ると痩せるとか健康になったというのはわかっているのですが、なかなかそのエビデンスがなかったんです。なので、我々は社員の方30人くらい集めて実際イツノマニモードと普通のモードを見せないブラインドした状態で乗っていただいて、その効果があるかどうかというのを確認しましたのが、先ほど申し上げました2割くらい効果があるといった結果となっています」

最後に、今後の展開とイツノマニにかける期待について伺いました。

「我々も今回は普通のママチャリタイプのもので実証実験やっているのですが、いろんな自転車、ライフスタイルに合った子載せ自転車とかスポーツ自転車とか、あとは通勤通学時とかいろんな車体を生産しておりますので、その同じようなコンセプトを我々のすべての自転車に投入していきたいと考えております。
2年くらい前から継続してやっているのですが、自転車と健康についていろんなことをリサーチしていると、日本人の健康寿命というのと平均寿命という2つのワードがあって、実は10年くらい差があると。で、それが意味するところは結局寝たきりの期間が10年くらいあるというところで、それをいかに解決できないかなというところを考えています。ですので、不健康になる前からしっかり運動することによって、平均寿命と健康寿命ができるだけ短くなるようなことができないかというところで、その一翼をこのイツノマニのサービスが担えないかなというふうに考えています。
年齢を重ねますとなかなか行動範囲が狭まってしまって、元々運動習慣がない人はなかなか運動ができないのですが、このイツノマニで運動習慣を作っていただいてよく外の方に出ていただいて、健康的に外出を楽しめる未来を実現できないかというふうに考えています」
       
栗原さん、貴重なお話、ありがとうございました。

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