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このコーナーでは、暮らし、仕事、社会、私たちの身近な
ところにあるデジタル化の動きを紹介していきます。
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2021 04.12
楽しみながら健康になれる! I C T(情報通信技術)を活用した 東京・大田区の取り組み「スマートヘルスケア」

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このコーナーでは「暮らし、仕事、社会」、私達の身近なところにあるデジタル化の動きをご紹介していきます。
今日は、I C T(情報通信技術)を活用した東京・大田区の取り組み「スマートヘルスケア」についてご紹介しました。

全国各地で様々な「スマートシティ」の取り組みが始まっていますが、なかでも大きく注目されているのが、
昨年、羽田空港の隣接エリアに「HANEDA INNOVATION CITY」を開業した東京の大田区なんです。

その大田区がスマートシティ実現に向けて取り組んでいる課題が、「交通」、「生産性向上」、「観光」、「健康」の4分野。
それぞれ、「スマートモビリティ」「スマートロボティクス」「スマートツーリズム」「スマートヘルスケア」といった
先端技術を活用した取り組みが行われていますが、今回は、その中の「スマートヘルスケア」の取り組みをご紹介しました。

日本人の平均寿命は伸び続けていて、去年のデータでは女性が87.45歳、男性が81.41歳と、男女とも過去最高を更新しています。
これは、とても喜ばしいことなんですが、一方で、「平均寿命」と「健康寿命」の間には、だいたい10年位の差があるそうなんです。
単に長生きをするだけではなくて、いかに「健康寿命」を延ばすかが、 今、社会全体の大きな課題となっています。
大田区の「スマートヘルスケア」の一番の課題も、まさに、この健康寿命を延ばすことなんです。

大田区が抱える健康の課題について、大田区の松原忠義区長にお話を伺いました。
「何点かあるが、まずは、健康寿命が東京都の平均より若干下回っていること、国保被保険者の生活習慣病の有病率が23区で一番高いこと。
このことで、薬代が一番かかっている。さらに、若年層に運動習慣のない人が多い、
がん検診の受診率が国の目標である50%を下回っているなどがあって、なんとか健康になってもらおうと、今回のような取り組みを始めました。」

そんな背景から始まった大田区の「スマートヘルスケア」。
その取り組みの中核をなすのが、I C T(情報通信技術)を活用した「はねぴょん健康ポイント」事業なんです。
簡単に説明すると、18歳以上を対象にした、スマートフォンアプリでポイントを貯めながら楽しく健康になってもらおうというものなんです。

「はねぴょん健康ポイント」というアプリなんですが、ホーム画面上には、今、何歩歩いているのか、目標歩数と一緒に表示され、
その下には、カロリーや歩行時間、歩行距離、目標達成率なども表示されます。
また、楽しく大田区の魅力を感じてもらいながら継続的な健康づくりに取り組んでもらうための仕掛けも用意されています。
例えば、大田区のスポーツや観光施設、高齢福祉施設や銭湯など、様々な店舗や施設500カ所にスタンプ・スポットが設けられていて、
そこに行くとポイントが貯まり、同時に、そこに隠れている色んな種類の大田区のP Rキャラクター「はねぴょん」を集めることができるんです。
さらに、ポイントを貯めて応募すると、抽選で景品がもらえる仕組みも用意されています。
運動したり、歩いたりすることは大事ですが、一方的な“押し付け”や“楽しめないもの”だとすぐに飽きちゃって、なかなか続かないんですよね。

実は、この「はねぴょん健康ポイント」事業、これだけではないんです。
大田区の松原忠義区長は、こんなお話もして下さいました。
「歩数データやスタンプスポット獲得率などのデータを科学的根拠に基づいた政策立案の取り組みに生かすようにしている。
去年から令和5年度まで東邦大学と共同研究を進めていて区の健康課題やや地域特性を調査分析して
効果的な区のソフトハード両面の健康作り施策に反映したいと考えている。
大田区の人口は74万人。18の出張所に分かれているが、各地域で特徴があって、
そういうデータを蓄積しながら、比較検討していき、いいところを伸ばして、マイナスのところを補修していきたいと考えています。」

はねぴょん健康ポイント事業では、スマートフォンのアプリを通じて、自治体と区民が直接つながることができるので、
この仕組みを活用して、区内の大学や企業と連携し、参加者の健康状況や健康課題を科学的に分析しながら、
より効果的な施策を展開していきたいと考えているとのことでした。
アプリで楽しみながら健康になれて、なおかつ、そこから得られるデータを収集、分析して、区民の健康に還元もできる、
まさに情報通信技術を活用したスマートヘルスケアですね。
松原忠義区長、貴重なお話をありがとうございました。

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