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このコーナーでは、暮らし、仕事、社会、私たちの身近な
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2021 08.16
スマホゲーム「テクテクライフ」を使った観光産業支援

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このコーナーでは「暮らし、仕事、社会」、私達の身近なところにあるデジタル化の動きをご紹介しています。
今日は、スマホゲーム「テクテクライフ」を使った観光産業支援についてご紹介しました。

みなさんご存知の通り、観光業界は新型コロナウイルスによって深刻なダメージを受けています。
全国の自治体は、観光産業の活性化を目指して、様々な取り組みを行っていますが、今回はスマホゲームを使った観光産業支援についてご紹介したいと思います。

お話を伺ったのは、北海道網走市の商業や観光などの事業者で構成する「テクテク網走めぐり実行委員会」とコラボしたアプリ「テクテクライフ」を運営するテクテクライフ株式会社の代表取締役、田村寛人さんです。

「テクテクライフ」は、実際に訪ねた場所を塗りつぶしていく、いわゆる「位置ゲー」と呼ばれるゲーム。
ゲーム内では、「スポット」として設定された名所や施設などをプレイヤーが実際に訪れ、チェックインすると歴史やおすすめポイントなどの情報が表示されます。
また、スポットをスタンプラリー化する機能があり、非接触型のデジタルスタンプラリーは、コロナ禍で注目されているマイクロツーリズムのツールとしてのメリットもあります。

代表でプロデューサーでもある田村さんは、他の位置ゲーと違い、土地そのものを楽しんだり、その場所だからというところを楽しんだりするような“地図そのものを楽しむようなゲーム”というところに、こだわったとお話されていました。
「まずその土地の名前とかをきちっと書く。で、ここの字(あざ)とか、この区は何という場所なんだということをきちっと表示して見えるようにしました。
そのことで、この場所がこんな珍しい名前なんだという気づきを持たせるようにしました。
あと、こういったゲームは歩きスマホの問題があるので、画面を見なくても塗りができるようにしました。
例えば、スマホでSNSをしていたりスリープさせていたりしても塗りができるようにして、歩きスマホを防止にもこだわりました。
それができたことによって、電車とか車でも画面を見ないで塗ることができます。いろんな旅のお供になるようにこだわりました」

網走とコラボすることになった経緯ですが、当時、網走の方がDXだったり、地方創生だったり、マイクロツーリズムみたいな近隣から人を集めるようなことを探していて、
そこで、たまたま「テクテクライフ」を発見してもらい、コラボすることになったそうです。

テクテクライフは、マイクロツーリズムにとても適したアプリで、田村さんはこんなお話をされていました。
「コロナ禍だと、県をまたぐことが厳しいので、近隣から来て頂くっていうところからまずはスタートして、落ち着いてきたら、それを徐々に広げて全国へというところになっていくと思うんですが、テクテクの場合はデジタルなので自由自在にスタンプラリーができるんです。
だから、北海道の方にカニとか言ったって、いやそんなのうちの近所にもあるよってことになってしまうんですよね。
でも、そうじゃなくて美味しいラーメン店あるよとか、ここの知床牛、美味しいんだよみたいな焼肉屋とかですね、
そういったマニアックな店舗も併せて設置ができるんです。網走監獄もあり流氷館もあり、マニアックなラーメン店や焼肉屋とかでも設置できる、駅も設置できるし郵便局も設置できる。自由自在なんです。そこが面白いと捉えて頂けたみたいです」

郵便局をスポットにしようというのは、網走の方からの提案だったそうです。田村さんも最初、なんで郵便局をスポットにするんだろ?と思ったそうです。
実は、網走では郵便局がその地域のハブみたいになっていて、そこで貯金もするし、保険も入るし、そこで何かおじいちゃんおばあちゃん達が通販するみたいな所になっていて、
そこに集まって地域の情報をその場で知るみたいなことにも繋がるんだなっていうことに気付かされたと、田村さんはおっしゃっていました。

また、田村さんはユーザーの反応について、こんなお話をされていました。
「実は、テクテクライフは、家から出なくてもできるモードもあって、一回塗ったところの周辺をポイントを使って塗り広げることができるんです。
それが何かバーチャルの旅みたいだと言って頂くことがあって、1回塗ると緑の大地って言いましたけど、1回目は茶色の大地なんですよ。隣塗りと言うんですけど。
一回、隣塗りで茶色にして、後で行った時に緑で繰り返せるので、バーチャル旅をして、いつかあの街に行こうみたいな、あの時に行った思い出の街に行こうみたいなことは言っていますね。
あと、30代から50代ぐらいのファンの方も結構多くて、その方々が昔ここでデートしたんだよねとか、
昔ここで上司に怒られたんだよねみたいなことを言って頂くことも非常に多くて、思い出と土地の記憶みたいなものが紐づいているってことを思い出させてくれるアプリだと言って頂いております」

最後に、今後の展開について伺いました。
「テクテクライフとして、どうしていきたいかっていうと、例えばポイントサービスとか、健康アプリとか、そういったところとどんどん連携していって、
例えばテクテクをやったら何キロ痩せたよとか何歩歩いたよとかですね、あと、お店に行ったら何ポイントたまって割引みたいな。
さらに、交通と繋がって、例えばタクシーを呼ぼうみたいな。そういった様々なネットのサービスと繋がっていきたいと思っています。楽しいプラス便利を目指せるのではないかと思っています。

観光産業支援だけでなく、今後、こういったゲームがいろんなものと紐づくことによって、いろんなものに「楽しい」という要素が加わってくるんですかね。

田村さん、貴重なお話、ありがとうございました。

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