2022.12.27
2023年の夏にアメリカ・ロサンゼルスから本格的に発表
ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
先週に引き続き、
株式会社ワンアーカー 代表の利光健一さんです。
おはようございます!
利光健一さんは、慶応大学を卒業後、
2010 年に博報堂に入社し、企業のマーケティング領域などに携わったほか、
人事として労務や採用領域を担当、 現在、株式会社ワンアーカーを創業し
代表取締役社長として事業を推進されています。
今週は主な事業内容をうかがいます。
AI技術を活用したオンラインダンスレッスンサービス
「iNSYNC.(インシンク)」というものだそうですが、
どういったサービスなんですか?
「iNSYNCは世界中のダンスインストラクターと生徒を繋ぎ、
遠隔でもリアルと同等以上にダンスを楽しみ上達できるようになる
オンラインダンスレッスンサービスになります。
今はベータ版2023年の夏にアメリカ・ロサンゼルスから本格的に発表します。
<インストラクターの利点>
インストラクターは空き時間で生徒から提出された練習動画に
フィードバックを返すことで、今までリモートでは伝えきれなかった
自分のスキルを伝えたり、それをお金に変えていくことが可能に。
<生徒の利点>
生徒はAIを活用したモーションデータの分析により、
お手本と自分のダンスのシンクロ率や差異が大きいポイントを
自分で確認しながらセルフトレーニングすることができるように。
iNSYNCの使い方は、オンラインレッスンのほかに
もう1つあるそうですが、どういった使い方なんでしょうか?
「セルフトレーニング用に憧れのダンサーの動画をアプリに取り込み、
自分の動きと理想の動きのシンクロ率を確認しながら練習できます。
ミラーリング機能や、AIがフィードバックをくれるので、
効率よく上達することができます。」
そして、来年の年明けすぐにラスベガスでおこなわれる
世界一の家電市「CES」に日本のスタートアップ代表として出展されます。
「CES」のあとは、そのまま、アメリカに残って、
ロサンゼルスでiNSYNCの正式に発表を目指すそうですね・・・。
アメリカで発表を目指すのはなぜでしょうか?
「世界中に市場があるサービスなので、アメリカを中心にサービスを開始していきます。
アメリカは国土が広い為、オンラインレッスンの需要が日本よりあると感じていて、
世界中の人々がダンスを通じて繋がるプラットフォームへ成長させたいです。
グローバルに事業を行うために10-11月に単身でアメリカに渡り、
ほぼ見ず知らずの方に突撃アポを取りまくり、
約1ヶ月120名の国内外の方とディスカッションを行いました。」
さて、今週はそろそろお時間です。最後に、
これまで乗り越えてきたハードルを教えて下さい。
「高校時代にニューヨークに留学していて、
言葉が通用しなかったことがハードルでした。
そこでコミュニケーションが取れたのもダンスだったので、
ここで事業を頑張ろうと思います。」
株式会社ワンアーカーの利光健一さんでした。
ありがとうございました!