三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2022.10.18

学生が企業を選ぶ時代

株式会社アレスグッド
代表取締役CEO
勝見仁泰さん
「エシカル就活」を展開



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、「エシカル就活」を展開している
株式会社アレスグッド 代表取締役CEOの勝見仁泰(かつみ・きみひろ)さんです。

勝見仁泰さんは1998年生まれ、現在23歳。
パタゴニア、ソフトバンクのインターンなどを経て、
高千穂大学在学中の2020年11月にアレスグッドを創業されています。

現在も大学に在学されているのですか?
「そうですね、いわゆる学生起業家という形で学業と経営をしています。」

社名のアレスグッドは造語ですか?もともとある言葉ですか?
「ドイツに留学していたのですが、アレスグッドはドイツ語で
Everything is good、全て良いよねという意味合いからつけています。」

アレスグッドは「エシカル就活」というものを展開されています。
エシカルという言葉。近年、よく聞くようになりました。
エシカルに就職活動の「就活」をくっつけてエシカル就活…
これはどういう意味なのでしょうか?
「エシカルは直訳すると「倫理的な・道徳上の」という意味。
一般的に「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」と言われる。
例えば、「エシカル消費」と言う言葉がありますが、社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。
エシカル就活のは「人、地球環境、社会に配慮した企業を選ぶ就職活動」のこと。
業種や業界ではなく、「人・地球・社会に配慮し、“環境配慮”や“社会課題”」に
積極的に取り組む企業に就職する、というムーブメントです。」

例えば、自動車業界に就職したい!テレビやラジオ業界に就職したい!
ではなく、極端に言うと、会社の有名・無名は関係なく、
地球や社会にいいことしてる会社だから入社したい、ということですね?

「今までの就活の流れは、業種業界で選ぶ背景が変わってきてまして、就活をする大学生がどのような軸で企業を見てるかでいうと人権や環境とかになります。」

そして、アレスグッドは、
エシカル就活にまつわる、どんな事業を展開されているんですか?
具体的に教えて下さい。

「エシカル就活」という社会課題解決に取り組む企業と学生をつなぐ
就活プラットフォームを展開しています。
まず「エシカル就活」に、就活している人、企業がそれぞれ情報を登録する

エシカル就活の特徴 崋匆餡歛蠅鮗瓦亡覿箸鮓〆」
どの企業が、どんな社会課題に取り組んでいるのか、カテゴリ別で検索することができます。
関心のある社会課題に取り組む企業も見つかります。

エシカル就活の特徴◆屬△覆唇犬離好ウトが届く」

⇒(自分が登録した)プロフィールを充実させておくと、
  そのプロフィールを読んだ企業から、特別なスカウトが届きます。
  思いがけない企業との出会いが見つかるかも知れません。

エシカル就活の特徴「ここでしか聞けない先輩や企業の話が聞ける」

⇒エシカル就活に掲載している企業で働く人、
 社会課題をビジネスで解決しようとしている先人たち、
 エシカル就活を通じて内定を得た先輩など、
 多様なお話を聞く機会があります。


現在、就活している人は「エシカル就活」に何人ぐらい登録していますか?
「現在、学生4000名、企業は50社になります。」

登録して就職活動をした方からは、どんな声が届いていますか?
「実際にマッチングできましたという事例が数十名近く出てます。
今まで知り得なかった企業と出会えましたというお声を頂いております。」

採用する企業の方のリアクションはいかがでしょうか?
「非常に優秀で、
社会問題に積極的な利他的な学生が多くて、ハイパフォーマーな学生を採用できましたという好感なお声を頂いております。」

これまで乗り越えてきたハードルを教えてください。
「社会課題がいろんなところで話されていますが、
どうしても二元論、やる人とやらない人に分かれてしまっていますので、
いかにZ世代がいろんな世代を巻き込んで作っていきたいなと思っています。」

ありがとうございました。
株式会社アレスグッドの勝見仁泰さんでした。
来週もよろしくお願いします。



«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 80 | 81 | 82 |...| 375 | 376 | 377 || Next»
  • Facebook
  • X
  • LINE

TOP