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22.12.16

FIFAワールドカップ カタール大会

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら!


【FIFAワールドカップ カタール大会】

吉田:FIFAワールドカップ カタール大会は現在、準決勝の試合までを終えて、いよいよ3位決定戦、そして決勝とあと2試合を残すのみとなりました!ここで、準決勝2試合の結果を振り返っておきましょう。まず、リオネル・メッシ選手を中心に悲願の優勝を狙うアルゼンチンと、日本とブラジルをPK戦で制して勝ち上がってきたクロアチアによる一戦は、3対0でアルゼンチンが勝利。そして、史上3カ国目のワールドカップ連覇がかかるフランスと、アフリカ勢初のベスト4入りを果たした、モロッコによる一戦は2対0でフランスが勝利しました。


ユージ:現地・カタールで取材をされているサッカージャーナリストの河治良幸さんとリモートで繋がっています。河治さん、よろしくおねがいします!


吉田:よろしくお願いします!


河治さん:はい。よろしくおねがいします!


ユージ:ベスト4のチームを振り返ってみたいと思いますが、どんな国が勝ち上がって、そして決勝へと駒を進めたと言えそうでしょうか?


河治さん:まずはチームの一体感ですよね。そして、やはりしっかりエースがいて、それをチーム全体で支えるような形ですかね。


ユージ:なんかこう、勝ち残っていったチームに共通して言えることはありますか?


河治さん:そうですね。やはり一体感があって、90分だったり、120分だったり、流れの中でもどうするべきか?という事を選手1人1人が考えて戦っているというところですかね。


吉田:ワールドカップ、次の戦いは、日本時間の明日・土曜日、深夜12時(日曜日の午前0時)から、3位決定戦、クロアチア 対 モロッコの試合が行われます。なんと、1次リーグF組の初戦を飾ったカードが、ここで再び実現します!前回は引き分けでしたが、こちらの試合の見どころはいかがでしょうか?


河治さん:はい。このチームはどちらともすごくモチベーションが高いチームで、3位決定戦になると思います。3位決定戦って微妙な印象も持たれがちですけれど、クロアチアは、98年ワールドカップの時に初出場をして、3位に輝きました。その英雄達の戦いを子どもながらに見ていた選手達が、今、モドリッチ選手だったり、今の代表選手になっています。それからモロッコはアフリカ勢として、初の3位を狙っていくというところでモチベーションは高いですし、あと、アラブ代表という意識もすごく高いと思います。


ユージ:なるほど。確かに開催国として「頑張るぞ!」というのもあれば、クロアチアはそうなのか。あの時のヒーローたちを見た人達が、今のヒーローになっているという事で、これは面白いですね。


吉田:そして、いよいよ決勝戦でございます。アルゼンチン 対 フランスの戦いは、日本時間の明後日、日曜日、深夜12時(月曜日の午前0時)にキックオフとなります!こちらはいかがでしょうか?


河治さん:アルゼンチンはメッシ選手、フランスはエムバぺ選手という大エースがいて、年齢はかなり違うんですけれど、パリ・サンジェルマンのチームメイトなんですよね。そういった部分でも注目なんですけれど、やはりそれを支えていく選手達、そして彼らに注意が行き過ぎると、それ以外の選手が決めてくるというところも注目してみて欲しいです。


ユージ:なるほど。今おっしゃったように、メッシ選手とエムバペ選手は本当にエースじゃないですか。ただどうしてもそこに目が行きがちで、やっぱり名前がどうしてもメッシ選手は大きいので目立ちますけれど、他の選手も皆すごいですよね。


河治さん:はい、そうですね!本当にスーパースターばかりで。ただスーパースター達がメッシ選手やエムバペ選手を支えているというところも本当に見どころですよね。


ユージ:これ見どころですよね。まぁだからそういう意味では、贅沢な戦いですよね。


河治さん:はい。本当に贅沢な戦いで、世界中から注目される戦いになるし、メッシ選手にとっては最後になるかもしれないと言われている大会なので、「そこで優勝できるか?」というところは注目ですよね。


ユージ:どうですか。試合結果によって大会のMVPとかにも関わってきそうだと思うのですが、得点争いの行方とかはどうでしょうかね。


河治さん:そうですね!メッシ選手とエムバペ選手がそのまま争っている所もあるのですが、同じチームメイトの中で、ジルーも4得点で追っていますよね。でもそんなに得点は沢山入らないと思います。やっぱりロースコアで決まるのかなと思います。


ユージ:お互いが強いからこそ、なかなか決まらずですかね?


河治さん:そうですね。お互い守備も強いですし、ただもしかすると、メッシ選手とかエムバペ選手ではない選手が本当にヒーローになる可能性もありますよね。


ユージ:なるほど。そうすると「MVPがこの人になった!」みたいな予想とは違う部分で出てくる可能性もありますか?


河治さん:優勝した方のエースがMVPになるんじゃないかなと思います。


ユージ:なるほど。本当にこれはどうなるか分からないですね。


吉田:他に残りの2試合で、何か期待したい記録はありますか?


河治さん:記録というか記憶に残る、ワールドカップの試合になる事は間違いないので、3位決定戦も本当にモチベーションの高い両国なので注目して欲しいですし、決勝はどっちが勝っても歴史に残っていく大一番になるので、それぞれの記録というよりかは記憶に焼きつけてほしいですね。


吉田:因みに河治さんがここまでのワールドカップで、1番記憶に残っているものは何ですか?


河治さん:なんですかね。やっぱり日本がラウンド16であれだけのいい戦いをして、PK戦で敗れちゃったんですけど。その夢の続きをクロアチアがちょっと見せてくれて、日本の続きを追っているような感覚で見ていたんですよ。なので、やっぱり3位決定戦までしっかり見届けたいと思います。もちろんモロッコもいいチームですけれど、クロアチアに思い入れがあります。


ユージ:やっぱりそうですね。気持ちが分かります。日本も頑張ってドイツ、スペインを破って、クロアチアにはちょっとというところもありましたけれど、ただ、一緒に戦った仲間感というか、敵なのにクロアチアに力入れて見てしまうところもありますよね。


河治さん:ちょっと似てるんですよね。先輩格じゃないですけれど、ちょっとずつ日本より上で。クロアチアみたいになっていければいいなっていう、日本の良さをプラスして、いつか3位以上、優勝を狙うようなチームになっていきたいですよね。


吉田:はい。ありがとうございます。現地・カタールから、サッカージャーナリストの河治良幸さんにお話をお伺いしました。河治さんありがとうございました!


河治さん:ありがとうございました!


ユージ:ワールドカップ・カタール大会。最後まで楽しみましょう!


そして、今日の #ユジコメ はこちら。



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