network
リポビタンD TREND NET

今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

25.07.18

世界水泳について、大会の魅力と今回の注目ポイントを解説!

null

金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら!


「世界水泳について、大会の魅力と今回の注目ポイントを解説!」

吉田:スポーツをキーワードにお届けしている、金曜日のトレンドネット。萩野公介さんと一緒にお送りしていますので、現在シンガーポールで開催中の水泳の国際大会「世界水泳」に挑む日本代表の競泳選手たちについて、今回の注目ポイントも合わせて伺います!萩野さん、よろしくお願いします!


萩野さん:よろしくお願いします!


吉田:まず、そもそも「世界水泳」とはどんな大会でしょうか?


萩野さん:世界水泳とは2年に1回行われる大会です。競泳という競技は、基本的にオリンピックが最も重要視される大会ですが、世界水泳はオリンピックの翌年とオリンピックの前年に行われる、非常に重要な大会になっています。去年はパリオリンピックがあって、今年はシンガポールで世界水泳があって2年後の2027年に世界水泳、2028年にロス五輪があります。オリンピックの翌年と前年の間に入っているというのが世界大会になります。特に今年の大会は、オリンピックの翌年になりますので、新しい選手と対等であったり、実力者の選手たちが新しいことにチャレンジして新しいフォームを試したりと、新しいことが多い大会がオリンピックの翌年の世界水泳かなと思います。


吉田:萩野さんは、2013年のバルセロナ大会と2017年のブダペスト大会に出場されていますが、どんな思い出がありますか?


萩野さん:私自身の思い出というと、世界水泳は2013年に行われたバルセロナの世界水泳が非常に記憶に残っています。メダル獲得は400m自由形と200m個人メドレーの銀メダル2つだったのですが、個人種目どのくらい出たんだろう。200m、400mのクロール、100m、200mの背泳ぎ、200m、400mの個人メドレー、リレーに全部出ました。全部、出場して全部決勝まで残りました!


吉田:すごい!


萩野さん:1大会で10レース以上しました。


吉田:相当な体力が必要ですね。


萩野さん:最も本命としていた400mの個人メドレーが最終日にありました。へっとへとで、最後の100mで一気にバテてしまいました。非常に悔しい思いをしたのですが、そこで金メダルを獲得したのが瀬戸大也選手です。その悔しい思いと同時に2013年バルセロナ、2012年のロンドンの翌年だったので色んなことにチャレンジして楽しかったなという思い出もあります。


吉田:萩野さんは、2016年のリオ・オリンピックで400m個人メドレー金メダル、リレーで銅メダルを獲得されています。その3年前、2013年の世界水泳での大きな経験が活きている部分もあるんですね?


萩野さん:2012年のロンドンは、僕が初めて出場する大きな試合でした。2013年に海外の人と沢山レースすることによって、そういった経験を積むことができたのが大きかったです。


吉田:3年後のロサンゼルス・オリンピックに向けて、今から日本代表の選手達の活躍をチェックしておきたいところですが、現在の日本の競泳の実力について、萩野さんはどんな風に感じていますか?


萩野さん:現在の日本の競泳の実力ですが、転換期と言っていいかもしれません。そういった時期かなと思います。昨年のオリンピックで獲得したのが400mの個人メドレー松下知之選手の銀メダル1つだけだったので、正直競泳としてあまりメダル獲得ができませんでした。新しい選手が出てきたり、今年の代表選考会で、世界戦代表に新しく出た選手もいたので、ここでいい結果が出ればロス五輪も楽しみになってきますし、今の1つ下の高校生の年代がものすごく強いです。


吉田:それは何でですかね?


萩野:固まって良い世代が揃っているんですよね。来年のアジア大会では、高校生の活躍が楽しみです。


吉田:いま、松下知之選手の名前がありましたが、7月27日から始まる競泳種目。今回、特に注目して欲しい選手を何人か、ご紹介お願いします!


萩野さん:男子個人メドレーの松下知之選手は、200mと400mの個人メドレーに出場します。両種目ともメダルを狙えるくらい実力があります。非常に楽しみです。その男子個人メドレーになりますが、初代表の牧野航介選手は松下知之選手と同じ東洋大学でトレーニングを積んでいます。そして、西川我咲選手も同じ東洋大学でトレーニングを積んでいます。この男子個人メドレー3人は、なかなか楽しそう面白そうかなと思います。代表選考会の男子1500m自由形で11年ぶりに日本記録を更新した現在高校3年生の今福和志選手も、もしかしたら今大会決勝に行くかもしれません。楽しみですね。最後になりますが、女子50mバタフライの池江璃花子選手です。ぜひ注目してください。メダルあると思います。


吉田:この時間は、現在開催中の世界水泳に挑む競泳選手たちについて、萩野公介さんに伺いました!


そして、今日の #コメント はこちら。





過去の #コメント を音声でCHECK!!

  • X
  • Facebook
  • LINE