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25.08.08

バスケットボール男子日本代表に注目！

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら！


「バスケットボール男子日本代表に注目！」

吉田：5日、サウジアラビアのジッダを舞台に開幕した「FIBAアジアカップ」。4年に一度行われる大会で、バスケットボール男子日本代表・AKATSUKI JAPANを含む全16チームがアジアの頂点をかけて、まずはグループリーグで争い、決勝トーナメント進出を目指しています。グループBに入っている日本は、6日に行われた初戦でシリア代表と対決し、99-68で勝利！大会に出場する各国代表チームのパワーランキングでは現在2位の日本。54年ぶり三度目のアジアの頂点に向けて、白星発進しています！


ユージ：アジアカップにおいて日本は、1990年代まではベスト4の常連でした。その後、アジア全体のレベルが上がったり、オーストラリアなどの「オセアニア」の強豪国が参戦した影響などもあって2000年代以降、日本は苦しい状況に。しかし、ワールドカップやパリ・オリンピックを経て、どんな成長を遂げたのか？今回のAKATSUKI JAPANの活躍に注目が集まります！


吉田：アジアにおける、現在のバスケットボール男子日本代表の実力について、スポーツライターの永塚和志さんにお話を伺いました。


永塚さん：端的に日本やそれぞれの国がどの程度の実力で位置づけにあるかというのを示しているのが世界ランキングですね。バスケの世界ではFIBAランキングというのですが、この世界ランキングでは現状日本は21位で、それ以前は51位・48位・46位にいたので、ここ3〜4年で20位以上ランキングを上げてきたという手前があります。アジアの中では現状日本は2位です。そのアジアの中での1位は今、オーストラリアが世界ランキング7位なのでダントツでアジアの中では強いという位置づけですが、日本はオーストラリアに次ぐアジアの中では2位の実力ではあります。日本としては現在パリオリンピックから1年明けて、今度の目標としては次のワールドカップ・オリンピックに向けて土台作りをしている。新たな若手の新戦力を見つけるという目標があるので、今回の大会に関しては、これまで日本代表でプレイしてきたベテランや中堅の選手も入っているのですが、若手のこれまで代表の経験がないような選手も入れていて、彼らに日本代表のバスケとは、何なのか。トム・ホーバスヘッドコーチのバスケとは何なのかを身をもって知ってもらうような機会でもある。その中でも結果を残していくというような位置づけの大会になっています。


ユージ：そんな大会に出場する選手の中から、AKATSUKI JAPANの応援ビギナーにまずは知ってもらいたい、3人の選手をピックアップして頂きました！


永塚さん：多分、まだバスケをあまり詳しくない方でも1番見た目でぱっとわかりやすいのは富永啓生選手という方がいまして、とにかく彼の特徴としてはスリーポイント、長いシュートがめちゃくちゃ得意というところがあります。何で、あれだけ入るのかという理由として天才だからという言葉に尽きるのかなと思いますが、本当にスリーポイントラインの何歩も後ろからシュートを決めるという能力に長けた選手で、その能力は日本のバスケ史上の中でも突出してるのかなという風に感じます。若手の中から1人挙げるとジェイコブス晶選手ですね。彼は身長が2m4cmあって、中のゴールに近いようなところでプレイするような身長を持っているのですが、彼もスリーポイントがもの凄く得意で、リバウンドや攻撃で中でも外でもプレイできるオールラウンダーとしてより中心的な存在になることが期待されています。最後に3人目に挙げるのは、ジョシュ・ホーキンソン選手です。彼は2023年に日本国籍を取得して以降、日本代表でプレイしています。彼のポジションはセンターと言ってリングに近いところでプレイするのですが、攻守において献身的なプレイが目立つ選手で、リバウンドも多くもぎ取りますし、かなり多くの得点も取りますし、アジアカップでも共同キャプテンとしてリーダーシップというところでも本当に欠かせない選手なので注目していただきたいと思います。


吉田：ということで、スリーポイントシュートの天才、富永啓生選手。若手の注目オールラウンダー、ジェイコブス晶選手。共同キャプテンを務めるセンター、ジョシュ・ホーキンソン選手。AKATSUKI JAPAN入門として、この3選手の名前は覚えておきましょう！


ユージ：そして、日本時間の今夜、グループB第2戦が行われます。相手は、今大会においてパワーランキング5位の強敵、イラン代表です！


永塚さん：イランというのはアジアの中でも強豪として数えられていますし、近年では勝敗的なところで言うと、イランの方が日本より分がいいという手前もあります。そういった意味では、かなり大きな壁であるというのは間違いないと思います。イランは過去にNBAの選手を輩出したことがあるぐらいの強豪チームであるのですが、今回はヘッドコーチも変わって新たに若く才能がある選手が入ってきていて、またこれまでと違うバスケを展開してくるのかなというのが想像されます。日本としてはどう戦っていいか読みにくいというところもあるでしょうから、決して簡単な試合にはならないと思います。ですが、日本も初戦・シリア戦で今大会で苦戦しましたので、その課題を修正して臨めると思うので非常にいい試合、接戦になるかなとは思います。


ユージ：日本には、本当に頑張ってもらいたいですね！どうなるのか注目です！「FIBAアジアカップ」グループB、AKATSUKI JAPANの第2戦、イラン代表との戦いは日本時間の今夜8時10分にティップオフです！


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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