network
リポビタンD TREND NET

今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

26.01.23

5年ぶりにF1復帰。レースの世界に挑戦し続けるホンダの歴史

null

金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら!


「5年ぶりにF1復帰。レースの世界に挑戦し続けるホンダの歴史」

吉田:1月20日、ホンダは今シーズンより「アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ・ワン・チーム」とパートナーシップを結び「F1」へ復帰するのに伴い「ニューパートナーシップ始動発表会」を開催。発表会では、2026年のF1の新たな規定に対応した新型パワーユニット「RA626H」を初公開し“最高峰の自動車レース”にかける想いが語られました。


ユージ:コメントは、スポーツ雑誌「Number」編集部の雨宮圭吾さんです!まずは、F1におけるホンダのこれまでの歴史をおさらいしましょう!


雨宮さん:ホンダのF1の歴史は結構古く、今から60年以上前の1964年に初参戦しました。創業者の本田宗一郎さんの情熱で挑戦することが決まったのですが、そこから何度か撤退と参戦を繰り返していて、今回が一応、5期目にあたることになります。「第2期」と言われるような時代は有名なアイルトン・セナがいて、マクラーレン・ホンダというチームがすごく強かったです。この時代にホンダエンジンのブランドみたいなのも確立されて、世界中のファンにホンダの名前が刻まれた時だったんじゃないかなと思います。最近で言うと、2019年からパワーユニットを提供していたチームでチャンピオンにもなっていて、2021年にはオランダ人のマックス・フェルスタッペンがワールドチャンピオンになり、ホンダパワーユニットの強さのおかげでもあったと言われています。ホンダはこの後、2021年限りで撤退しましたが、完全に姿を消してしまったわけではなく、その後もチームのサポートは続けてきて、今回改めてホンダの名前を出して参戦することになりました。そして、今シーズンからアストンマーティン・ホンダとして、新たな挑戦の歴史をきるということになります。


吉田:ホンダの新たな挑戦におけるパートナーとなる、アストンマーティン。ホンダの技術は、これからアストンマーティンのマシンに注がれることとなります。


雨宮さん:アストンマーティンというのはご存じの方も多いと思いますが、イギリスの自動車メーカーでスーパーカーを作っているメーカーです。一般的なところで言うと映画の「007」。この映画の中でジェームズ・ボンドが乗る「ボンドカー」として度々登場しているので、カーチェイスを繰り広げる場面で見た方もいるんじゃないかなと思います。アストンマーティン自体は2021年から「アストンマーティン」の名前で参加していて、このチームに今回ホンダがパワーユニットを提供することになります。マシーンのカラーがまだ発表されていないんですが、基本はグリーンですごく美しい緑色のマシーンが特徴です。今シーズンのドライバーは、過去にワールドチャンピオンを2回獲得したことがある、スペイン人のフェルナンド・アロンソと27歳のランス・ストロール。これまでもずっとコンビを組んできた2人が今シーズンも同じようにマシーンに乗ることが決まっています。


ユージ:F1においては、およそ20年にわたって数々の名勝負を繰り広げてきた現在44歳の名ドライバー、フェルナンド・アロンソ。そして、F1ドライバーとしては11シーズン目を迎えるカナダ出身の27歳、ランス・ストロール。この2人が「アストンマーティン・ホンダ」のニューマシンをどう乗りこなすのか?日本からも注目が集まる一年となりそうです!


雨宮さん:今年のシーズンからF1では日本人ドライバーがいなくなってしまいます。前シーズンまでは角田裕毅というドライバーがいましたが、今シーズンはリザーブドライバーという形でレギュラードライバーではなくなってしまいました。日本人からすると「日本人ドライバーがいない中でホンダが参戦する」「ホンダという名前がレースの中で見られる」というのが一番嬉しいポイントになると思います。今シーズンからかなり大幅なレギュレーションの変更があって、どのチームも1から「よーいドン!」の状況です。「開幕戦が始まるまでどこが強いか分からない」みたいな状況で、今はみんなやきもきしているところですが、ここからどんどん開発競争が進んでいくと思います。例えば最初にロケットスタートが出来なかったとしても、そこにすぐ追いついて遅れを取らず、日本の技術力・開発力というのを見せていって欲しいなと思います。それが日本のF1ファンを拡大していくことにも繋がるんじゃないかなと思います。そして、今、世界的にF1のブームが起きていて、去年「F1」という映画が公開されました。ブラッド・ピットが主演した映画で、世界的にヒットしてブラッド・ピット主演映画の中で歴代最高の興行収入になったので、それくらいF1ブームが世界的に起きているという中で、日本のメーカーが強さを発揮するのは、日本人の立場からすると見ていて面白いですし、応援したくなるかなと思います。


ユージ:これから楽しみですね!パワーユニットは車を動かす「動力」。性能差が一番出やすい部分です。ホンダは技術力と人材が豊富です。新たなイノベーションとチームとしての成長に期待です!「アストンマーティン・ホンダ」の活躍が期待される今シーズンのF1は、3月第1週の「オーストラリアグランプリ」で開幕。12月の「アブダビグランプリ」まで、合計で24戦レースが行われます!

  • X
  • Facebook
  • LINE
Top