21.02.22
ワクチン接種のスケジュール
今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。
「ワクチン接種のスケジュール」
このニュースのあらましは…
河野太郎新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣は、新型コロナウイルスワクチンの供給量が不透明であることを前提に、新たな接種計画の大枠を週内に示す方針を明らかにしました。
鈴村:こちらネットの反応はいかがでしたか?
米重さん:ワクチンの接種に対しては、SNS上でも警戒する声よりも期待する声の方が大きくなっているということが伺えますね。世論調査でも「ワクチンの接種を早くしたい」という声が増えてきています。先週もこの番組で、ワクチンの接種時期を予測する我々JX通信社のアプリをご紹介しましたが、こちらも反響がとても大きく、数十万人の方に試していただいているので、そういった意味でも期待が大きいのかな…という風に肌で感じています。
鈴村:ワクチン接種について、現在はどういう状況なのでしょうか?
米重さん:19日金曜日の時点で、1回目の接種を受けた回数が5,039回なんですね。こちらはまだ2回目の投与実績がないので、イコール人数ということで、約5千人くらいの方がワクチンの接種を受けた、ということです。国の優先接種の対象となっている医療従事者の数はおよそ370万人くらいいらっしゃるので、パーセンテージにするとまだ0.001%くらい、とかなり少ない数となっています。実は、自治体の集計を積み上げると、医療従事者の方の数はさらに100万人くらい増えるのでは、という話もありますので、そうなると500万人近い人に優先接種をしなければならない、という可能性があるのが現在の状況です。
鈴村:現状においてはまだ先の話となりますが、次は高齢者の方への接種となります。こちら当初の予定では4月から…ということでしたが、4月にスタート出来そうでしょうか?
米重さん:かなり難しいです。遅れるか、段階的になる可能性が高いですね。当初の想定だと2ヶ月と3週間で一気に…という計画でしたが、これはかなり厳しい状況だと思います。日本に入ってくるワクチンの数が5月くらいまでは限定的になりそう、というのが河野大臣の発言から伺えますね。ですので、来月の半ばまでに110万回分が日本に入ってくる予定なんですけれど、医療従事者の方が約370万人いるということは、2回目の投与を受ける人がいることも考えると、まだまだ足りないですよね。なので、一気にやるのではなく、年齢で区切るなどさらに段階的に行なっていく…といったオペレーションの変更も検討されているようです。
鈴村:こちら、早める方法はあるのでしょうか?
米重さん:2つ考えられるんですけれど、まずは「温度管理」です。こちらは先週、非常に大きなニュースにもなった話で、今まではマイナス80度~60度の超低温状態で運ぶことが(ファイザーのワクチンに関しては)必要だということでした。ところが、ファイザーが「2週間までならマイナス25度~15度でも保管ができる」というデータを出しましたので、取り扱いに関する条件が緩和される可能性が高いです。
で、もうひとつが「国内生産」です。現在承認申請中の、イギリスのアストラゼネカのワクチンは、日本政府と6千万人分供給しよう…という話になっているんですが、こちらは承認されたら、4千万人分以上は日本国内で製造することになっていますので、速やかに供給されるだろう、と考えられます。
なので、こういった形で供給を速めていけるかどうかが、非常に重要なポイントだと思います。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
#スズコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) February 22, 2021
ラジオが一つきっかけとなり、自分でワクチンについて調べてみる、理解を深めてみるという事は、まずやってみるべきかもしれません。その上でどういう結論を出すか、僕は自由だと思います。流れてくる情報に踊らされすぎないように、僕も皆さんも一緒に勉強出来ればいいなと思います。