今日のお客様

今日から全国で上映されていますよ…是枝監督が脚本も手掛けられている映画『奇跡』。もう、ご覧になれれました? 撮影が続くと夜食にラーメンを、ついつい食べてしまうという監督。確かに、その気持ちわかります…私も大食いなんでネ(微笑)。

“撮影が始まって女優さんに太られちゃうとチョット困るんですけどネ…”なんて事も言ってましたが…あっ!あと、裏話で“撮影中に、キャストの方が日焼けされてメイクでなおしたりなんてこともありましたよ…”なんてお話も(秘)

“僕ね、本屋さんが好きなんですよ。本屋さんと美味しい珈琲があると幸せですネ。紙の匂いと珈琲の香り…ブラックでね。あ、ブラック珈琲とチョット甘いものがあるとね。良いですよね…”うぅん…たまらないですね、確かに♪

“あとね、その本屋さんの独特の並べ方をしている店主の拘りの見える本屋さんが好きです。時々あるんだけど…変わってる感じ。店主の趣味に走っている感じ…こんなものが平積みか!?みたいな感じの本屋さん。好きなんです…バンダナ巻いてたりしてね♪”わかります、わかります。ジーンズはいててねインしちゃってる感じ…私も昔、そういう本屋さんで本買った事あります(笑)

“とにかく子供を未熟な者としてとらない…子供をちゃんと尊敬して撮る。今回に限らず、映画を作るときには大事なことだと思っていて、子供を主役にしなくても、大人が主役のドラマに子供を出す時って特にそうなんですけど、ドラマの中で子供の役割が決まっちゃっている事って多いんです。そうなると役割を演じていくということになるんだけど、そうではなくて…ひとりの人間として、どういう風な広がり、背景を持っているかをちゃんとやりたいと思っていた。だからオーディションで会って、その子と向き合いながら魅力を引き出して、立体的な人間としてどう描いていくか…テックニックがあるわけではないんですが、ちゃんと表現したいと思いました。”出演している子供、ひとりひとりの本当に細かな、繊細な心の動きが、すごく感じられる映画『奇跡』…是非、ラジオの前のお客様も、劇場でその奇跡を拝見してみてください。梅雨の中休みの土曜日にて…