バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

10月7日のオンエアでは、中国バスが運行する「ドリームスリーパー」で行く広島の旅をお届けしました。

今回のバス旅は、中国バス運行の夜行高速バス「ドリームスリーパー」に乗り、東京から広島を目指します。
ワンランク上の快適な移動空間を目指し、これまでにない新しい発想で設計された「ドリームスリーパー」。他の高速バスとは一味も二味も違う乗車体験ができます。

まず、車内通路にはカーペットが敷かれ、土足禁止になっているため、乗車する時に靴を脱ぎます。そして、全ての座席が扉付きの完全個室型となっていて、車内はアロマのいい香りに包まれています。乗車した瞬間から、「ここはホテル？」と一瞬、目を疑ってしまうくらい、今までにない乗車体験が味わえるのです。

車両設備も充実していて、パウダールームに温水洗浄機能付きトイレ、接続時間無制限の無料Wi-Fi、座席には備え付けの空気清浄機、コンセントは通常のものに加え、USBの形状のものもあります。その他に、リラクゼーションミュージックが聴けるマルチステレオコントローラー、アイマスクや耳栓といったアメニティグッズも用意されていたりと、ひと晩かけて長距離移動する乗客のストレスを少しでも和らげ、快適に移動してもらおうというおもてなしのサービスが車両の隅々にまで行き届いています。

そして、この「ドリームスリーパー」が誇る最高の設備が「ゼログラビティシート」です。このシートには、宇宙ロケットの突端のような形をしたクッションが使われていて、座り心地の良さはもちろん、普通のバスのシートに比べて疲れにくく、移動中、“GUSSURI”と眠りにつくことができます。窓の脇にあるボタンでシートの高さ、リクライニング、フットレストをそれぞれ微調整できる以外に、全自動のボタンを押すと、アメリカ航空宇宙局NASAの理論に着想を得て設定された「ゼログラビティ姿勢」となり、無重力状態を体感した気分を味わいながら、くつろぐことができます。

東京と広島・福山を一日一往復している「ドリームスリーパー」。東京からは、「大崎駅西口バスターミナル」、「水道橋東京ドームホテル」で乗車ができ、広島では福山市の「広尾バス停」「福山駅前」「広島駅新幹線口」「広島バスセンター」、そして、終点「中筋（なかすじ）駅」と停車していきます。このバスにはポイントカードがあり、1回の乗車につき1個押されるスタンプを6個貯めると、最終乗車日から1年後の月末まで有効な片道乗車券として利用できます。こうした特典も付いた、まさに至れり尽くせりの高速バスなのです。

夜10時半に東京ドームホテルを出発し、広島バスセンターに朝10時前に到着。バスセンターに到着してまず目に入って来たのは、この春にオープンした「バスマチフードホール」です。ゆったりした雰囲気の中で飲食を楽しめる「メインダイニングエリア」とテイクアウトや買物を楽しめる「フード＆ショップスエリア」に大きく分かれています。

ホールの中にある「バスマチストア」という店舗には、広島市が認定する“広島ブランド”の商品をはじめ、定番のお菓子、食品、雑貨などが豊富に揃っていて、広島のお土産を買うのに便利です。広島銘菓“もみじ饅頭”やカープのグッズなど、ここだけでしか買えないバスマチオリジナルの商品もあるので、チェックしてみてください。

次に訪れたのは、バスセンターのそばにある旧市民球場跡地。ここには広島東洋カープのホームグラウンドだった「広島市民球場」（1957～2009）がありました。現在は解体され、ライトスタンドのみ残されています。球場跡地の脇にある「勝鯉（しょうり）の森」には、カープのリーグ優勝、日本一の戦績が刻まれた記念碑、そして、連続2215試合出場を記録した鉄人・衣笠祥雄を称える記念碑が並び、カープの輝かしい栄光の軌跡を今に伝えています。

【今回のバス旅で利用したのは？】
ドリームスリーパー

【バス旅の乗り方＆乗り換え方法】
?東京 → 広島
◆乗車バス・・・夜行高速バス「ドリームスリーパー」広島・福山～東京
◆のりば・・・・「水道橋 東京ドームホテル」
◆おりば・・・・「広島バスセンター」

★このバス旅の続きは次週をお待ちください★

※上記情報は2018年10月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報（ダイヤ、乗り場等）は各バス会社のWEBページをご確認ください。

●夜行高速バス「ドリームスリーパー」・・・中国バス

【オンエア楽曲一覧】
「Dream Fighter」Perfume
「Feel So Moon」UNICORN
「みんなのカープ」ポルノグラフィティ

【高速バスはアプリで買える！　スマホアプリ“バスもり！”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/