バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

1月20日のオンエアでは、関東バスと両備バスが共同運行する「マスカット号」で行く、東京から岡山県・倉敷へのバス旅をお届けしました。

今回のバス「マスカット号」は午後9時5分、東京都中野区江古田にあるバスの営業所、丸山営業所を出発します。関東バスの整備センターでもあり、たくさんのバスがずらりと並ぶ光景は、バス旅ストにとってワクワクすること間違いなしです。

車内に乗ってまず驚くのは、上品な良い香り。独立3列シートでゆったりとした座席には、遮光性のあるプライベートカーテンもついています。
座席には小さなリーフレットもあり、乗車中の安全のしおりや、バスの登録年度、安全の説明、Wi-Fiの説明など、詳しい情報まで載っていて読み応えがあります。さらに、乗務員の方々の細やかな気配りにも注目。例えば、サービスエリアでの休憩の際、迷子にならないようにバスの写真や番号が入ったパスを渡してくれます。

終点・倉敷駅北口に到着したのは、午前8時45分。“晴れの国、岡山”と呼ばれ、年間を通して晴れの多い岡山ですが、この日も綺麗な青空が広がります。
そこから南口へと移動し15分ほど歩いていくと、美観地区に辿り着きます。
一歩足を踏み入れれば、古い街並みにまるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

モーニングとしてやってきたのは、Boulangerie&cafe mugi。1階のBoulangerieでは素材本来の風味と香りを生かした天然酵母のパンを購入できます。欧米産のものを中心とした小麦を使用し、ハード系パン、全粒パン、ライ麦パン、食事パンなどこだわりのパンが並びます。

そして、2階のcafeでは、購入したパンと一緒に紅茶などの飲み物を一緒に楽しむこともできます。
このお店で優雅なモーニングを過ごしてみてはいかがでしょうか？

モーニングを終えた後は、美観地区の中でも珍しい赤レンガに囲まれたアイビースクエアへ。
以前、紡績工場だったここは、2007年に“近代化産業遺産”にも認定され、今ではホテルやレストランの入る複合施設となっています。ドラマのロケ地に使われることも多いため、見覚えのある方もいるかもしれません。ちなみに、赤レンガを覆う蔦は、紡績工場の頃に温度調節をするため植えられました。

アイビースクエア内にある愛美工房では、さまざまな陶芸体験ができます。今回挑戦したのは、比較的短時間で行える『掻き落とし体験』。この体験では、白と茶色の温かな雰囲気の作品が仕上がります。白くコーティングのされた器を釘などで削っていくと、その部分が茶色い柄となります。2ヵ月後に焼き上げられた完成品が届くので、それまでのワクワク感と届いてからの喜びが、また旅の思い出を呼び起こしてくれるかもしれません。

【今回のバス旅で利用したのは？】
マスカット号

【バス旅の乗り方＆乗り換え方法】
◆乗車バス・・・関東バス 両備バス「マスカット号」
◆のりば・・・・「丸山営業所」
◆おりば・・・・「倉敷駅北口」

【オンエア楽曲一覧】
「声明」B'z
「ドラマチック」YUKI
「ヒューマノイド」ずっと真夜中でいいのに。

【高速バスはアプリで買える！　スマホアプリ“バスもり！”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/

【ふるさとチョイス｜今回、旅した街のふるさと納税情報】
岡山県