東京ラブストーリー
2024/03/16
俳優・有森也実。
映画「キネマの天地」から5年後に社会現象となったドラマに出演する。
「東京ラブストーリー」
「あの頃、脱トレンディドラマを作ろうっていう意気込みで作られて、20代の男女のリアルな姿を描こうじゃないかっていう作品で、東京ラブストーリー にはコタツが出てきたり、コーポだったり、洋服も身近なコーディネートだったり、そうですねそういうものを意識して作ったドラマでした」
有森也実が演じた「関口さとみ」とは?
「優柔不断でね、魅力的に演じるのは難しい役だなって思いましたね。女性がどんどん強くなって、社会進出してきて活躍し始めて、赤名リカみたいなバリバリのキャリアウーマンが、みんなの理想っていう時代だったじゃないですか。対極にある役で母性的で、古風で、というさとみちゃんをどうしたら魅力的に演じられるかなって思いました」
当時の反響はとは?
「お友達と用事があって電話したときに、最後に也美があんなに憎たらしいと思ったことは初めてだとかって言われて、えぇっ!みたいな。それはそれでドラマにね、熱中してくれているのはありがたいことだけど、友達までこんなこと言うかなみたいな。それはさとみちゃんの私でしょみたいなね。何とかちゃんが知ってる私じゃないでしょみたいなことをいうと、そうなんだけどなっていう話があったりしてね。憎たらしかったそうです」
演じた関口さとみとの共通点とは?
「どうかな。母性的な部分っていうのはちょっとあるかもしれないかな。ただあんまり悩む時間っていうのはもったいないなと思っちゃう。どっかで結論出して進んでいきたいっていうタイプなのかもしれないけど。あそこまでバランス重視じゃないかな」
「東京ラブストーリー」は社会現象に
月曜夜9時は女性が街から消えるとも言われた。
ドラマを見てファッションをマネする女性も現れた。
紺のブレザー。
カチューシャ。
そして、「東京ラブストーリー」は20代のビッグネーム4人が揃ったことでも注目された。
織田裕二、鈴木保奈美、江口洋介、そして有森也美。
「台本とにらめっこして臨むっていう感じで、私の役もそうだし、完治の役もそうだし、優柔不断の役って難しいんですよね。だからそこに気持ちを乗せていくには、どうすればいいのかっていうので織田くんはすごく悩んでいましたね。私も悩み巻いたけど。だから一緒にセリフ合わせしたり、セットの隅っこでちょっと一緒にやらないって言ってセリフ合わせして、ここってどうかなとか、間がどうかなとか、よく2人でやりましたね。江口さんはいつも楽しくてね、もう笑わせてくれる。撮影所でもそういう役を買って出てくれましたね」
全身全霊で挑み1週間に1話が放送される
「必ず月曜日にみんな見て、学校に行って話して、そこからまた1週間楽しみに、その次の場を待つっていうそのドキドキ感わくわく感。私だったらこういうふうにしたいとか、あんときああいうふう思うとかね。その1週間っていう時間がね、またマジックの一つだったんじゃないかなっていうふうに思いますね」
だからドラマの倍速で見ることには抵抗があるという。
「倍速で見るのね。若い人たちってね。あれ本当不思議なんだけど、何が見えるんだろう倍速になるとって。ひょっとしたら何か違うものが見えてくるんじゃないかなってね。すごく思うんですよね。何かそこの1秒を見てほしいみたいな、その間が大事なんだけど」
映画「キネマの天地」から5年後に社会現象となったドラマに出演する。
「東京ラブストーリー」
「あの頃、脱トレンディドラマを作ろうっていう意気込みで作られて、20代の男女のリアルな姿を描こうじゃないかっていう作品で、東京ラブストーリー にはコタツが出てきたり、コーポだったり、洋服も身近なコーディネートだったり、そうですねそういうものを意識して作ったドラマでした」
有森也実が演じた「関口さとみ」とは?
「優柔不断でね、魅力的に演じるのは難しい役だなって思いましたね。女性がどんどん強くなって、社会進出してきて活躍し始めて、赤名リカみたいなバリバリのキャリアウーマンが、みんなの理想っていう時代だったじゃないですか。対極にある役で母性的で、古風で、というさとみちゃんをどうしたら魅力的に演じられるかなって思いました」
当時の反響はとは?
「お友達と用事があって電話したときに、最後に也美があんなに憎たらしいと思ったことは初めてだとかって言われて、えぇっ!みたいな。それはそれでドラマにね、熱中してくれているのはありがたいことだけど、友達までこんなこと言うかなみたいな。それはさとみちゃんの私でしょみたいなね。何とかちゃんが知ってる私じゃないでしょみたいなことをいうと、そうなんだけどなっていう話があったりしてね。憎たらしかったそうです」
演じた関口さとみとの共通点とは?
「どうかな。母性的な部分っていうのはちょっとあるかもしれないかな。ただあんまり悩む時間っていうのはもったいないなと思っちゃう。どっかで結論出して進んでいきたいっていうタイプなのかもしれないけど。あそこまでバランス重視じゃないかな」
「東京ラブストーリー」は社会現象に
月曜夜9時は女性が街から消えるとも言われた。
ドラマを見てファッションをマネする女性も現れた。
紺のブレザー。
カチューシャ。
そして、「東京ラブストーリー」は20代のビッグネーム4人が揃ったことでも注目された。
織田裕二、鈴木保奈美、江口洋介、そして有森也美。
「台本とにらめっこして臨むっていう感じで、私の役もそうだし、完治の役もそうだし、優柔不断の役って難しいんですよね。だからそこに気持ちを乗せていくには、どうすればいいのかっていうので織田くんはすごく悩んでいましたね。私も悩み巻いたけど。だから一緒にセリフ合わせしたり、セットの隅っこでちょっと一緒にやらないって言ってセリフ合わせして、ここってどうかなとか、間がどうかなとか、よく2人でやりましたね。江口さんはいつも楽しくてね、もう笑わせてくれる。撮影所でもそういう役を買って出てくれましたね」
全身全霊で挑み1週間に1話が放送される
「必ず月曜日にみんな見て、学校に行って話して、そこからまた1週間楽しみに、その次の場を待つっていうそのドキドキ感わくわく感。私だったらこういうふうにしたいとか、あんときああいうふう思うとかね。その1週間っていう時間がね、またマジックの一つだったんじゃないかなっていうふうに思いますね」
だからドラマの倍速で見ることには抵抗があるという。
「倍速で見るのね。若い人たちってね。あれ本当不思議なんだけど、何が見えるんだろう倍速になるとって。ひょっとしたら何か違うものが見えてくるんじゃないかなってね。すごく思うんですよね。何かそこの1秒を見てほしいみたいな、その間が大事なんだけど」