NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest三浦しをんさん

三浦しをんさん

【2013年11月、12月ご出演】作家。1976年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
2000年、長篇小説『格闘する者に〇』(草思社)でデビュー。小説に『光』(集英社)、
『仏果を得ず』(双葉社)、エッセイに『ふむふむ─おしえて、お仕事!─』(新潮社)、
『本屋さんで待ちあわせ』(大和書房)など著書多数。小説もエッセイもともに人気をほこる。
駅伝をテーマにした小説『風が強く吹いている』(新潮社)は漫画化、映画化、舞台化。
『まほろ駅前多田便利軒』(文藝春秋)で直木賞を受賞 、のちに漫画化、映画化もされている。
『舟を編む』(光文社)は2012年に本屋大賞を受賞し、映画化された(2013年4月公開)。
今年8月には「政と源」(集英社)を発売。

三浦しをん理想の女性とは?

2013/12/14
三浦さんの「素敵な女性」のお話続きます。

素敵な女性、素敵な男性、どうしたらそうなれるのでしょう。
三浦さんの言葉で印象に残ったのは、
「それはまず女性としてではなく人として、男女ともに適応される要素が大事。」

「なのに、、女性が周りから求められる理想像と自分がなりたい理想像の
大きなギャップが、、。」

「人として生きていくことは様々な思いや感覚を持っての事。
理想という言葉に近いだけで人や女性を評価することに違和感を感じている。」

自分と同性代の人をもっとしっかり描きたい!という三浦さんでした。
ちなみに今執筆中のものはその女性を描くもの。
期待したいですね!

三浦しをんさんの最新刊は『まほろ駅前狂騒曲』。
また、三浦さんのインタビューのスピンオフとして、
今、発売中の雑誌「BIRD」に「はばたきの瞬間」が掲載されています。
そちらも是非ご覧ください。
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三浦しをん執筆の秘密

2013/12/07
今週もゲストは作家の三浦しをんさんです。
3回目となり、三浦さんの執筆の秘密にも迫りたいと思います。

執筆の時には2、3日間の集中が続くことも多く、
その過酷な執筆のエネルギーの元はマンガ!!
(最近では特にボーイズラブ系がお気に入りだそうです!)
執筆の合間に読まれてモチベーションを上げられているそうです。
他の小説は読まれないそうですが、漫画では脳のリラックスに繋がり
、またデスクに向かう元気が湧くとか、、。

三浦さんの本から飛び出てくる登場人物は、まさに
こんなマンガのような生き生きとした映像で迫っているのも魅力ですよね。

そんな三浦さんの本への愛情は辞書にも向けられています。
三浦さんはお父様の辞書をめくるのが大好きだったそうです。
国語辞典の薄い、ひんやりして、なめらかな紙質だけでも
触れていて幸せを感じたそうです。

三浦さんの本には素敵な男性の登場人物が多いのですが、
男性のほうがより描きやすいことも。
逆に素敵な女性を描くことはあまり意識おられないそうです。
人間として素敵な女性を描ければ、そのまま素敵な女性でありえる。
特に女性としての素敵さはまず人間としての魅力に尽きる、
その言葉が印象的でした。
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三浦しをん物語の源流

2013/11/30
今週のゲストは様々な舞台設定の物語を華麗に操る三浦しをんさんです。
駅伝、辞書、下町、、、と広がるその作品の守備範囲の秘密に迫りますよ。

とにかく読書好きだったという三浦しをんさん自身の創作、
現在への源流を辿ります。

小説から始まり、そして国語辞典との出会い、図書館、本屋さん通いで
ますます広がりを見せたその読書範囲。
子供にはちょっと刺激の強い作家や作品もあったと言う事ですが、
そんな価値観の柔軟性が三浦しをんさんのしなやかな感性を作り上げてゆきます。

大学は映画の勉強を目指して入学、ただ、映画製作というチームワークに
自分の限界を感じ、本に親しみ、大学卒業を前に編集者を目指されます。
その後、ある出版社の編集者に「入学試験の文章」を見初められ、執筆を勧められます。

その時に書かれたのは「妄想した編集者としての自分」。
実はこの妄想癖は子供の頃から、、子供時代は
お出かけの時に、一人妄想中に、駅のホームに取り残された経験も!!

古本屋さんでアルバイトをしながら小説を書かれていましたが、
やがて、三浦さんは小説家としての自分の中にある
「書きたいもの」を実感、アルバイトをやめて執筆に集中されます。

不安も感じながらも、「なんとかなる、、、焦っても、書ける量は同じ!」
そんな気持ちを大事にして、自分を信じて、今取りかかっているものを
仕上げよう!と作品に取り組まれたそうです。

やがて、三浦さんは29歳で直木賞を受賞します。
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三浦しをん雅と源を語る

2013/11/23
さあ今日からは、作家の三浦しをんさんをお迎えしてお送りしていきます。

いつも独創的な設定で楽しませてくれる三浦しをんさん。
駅伝、便利屋、辞書制作、そして下町の人情劇、、、三浦さんのオリジナル性溢れる物語設定は
どこで、どうやって生まれるのか?とっても興味深いですね!

今回8月に出版された「政と源」(集英社)は下町を舞台にした幼なじみの繰り広げる人情ドラマ!
合計年齢146才という幼なじみが繰り広げる物語です。
私も読ませて頂きましたが、まず人物の生き生きとした姿が印象的でした。

その言葉使い、周りの人たちとのやり取り、そして、生き様。
三浦さんの小説は設定は何であれ、そこに人と人との生き生きとした交流や
絆が描かれています。
今回の作品はなんと発想から出版まで6年を費やしたとか・・・。
主人公の一人、源二郎さんの仕事は’つまみ簪’の職人。
改めて下町の空気感が漂ってきたり、
知識や見聞がないのに三浦さんの物語の中で登場すると
その映像まで浮かんで来るので不思議ですね!
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