森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

10/04今月のヴィーナスラウンジのゲストは土岐麻子さんです。

2015/10/4 update
平原綾香さん&土岐麻子さん

皆さんは、お店で作ってもらうポイントカードはどうしていますか?いつも財布に入れていますか?平原さんは家族に「ポイントの鬼」と呼ばれるくらい、ポイントを貯めるのが好きなんですって。そんな平原さんのおすすめの方法は、携帯にポイントカードの番号を控えておくことです。そうすると、ポイントカード自体を持っていなくても、レジで打ち込んで、ポイントをつけてくれるお店も多いとか。なんと、五十音順でメモしているそう。とてもマメですよね!ねずみ年なので、こういう細かい作業を夜中にやるのが好きなのかもとおっしゃっていました。こんな、ちょっと変わった、秋の夜長の過ごし方もいいかもしれません。お試しあれ☆

今月のヴィーナスラウンジのゲストは土岐麻子さんです。
土岐麻子さんとは初対面なのですが、土岐さんのお父様は、ジャズサックス奏者の土岐英史さん。平原さんのお父様、平原まことさんもサックス奏者ということで、サックス奏者の娘という共通点があります。なので、まるでお互いもう会ったことがあるような感じがしていました。土岐さんには、今週から3週にわたって、音楽についてはもちろん、気になるプライベートのことなど、いろいろ伺っていく予定です。今週のトークテーマは「音楽人生、ヒストリー」です。さっそくお話を伺いました。

小さい頃からジャズとかサックスの音楽を聴いていたんですよね?
「そうですね。家でもかかってましたし、ライブも学校がない時とかは行っていたんですけど、自分がサックスをやるという発想はなかったですね。」

土岐さんの口を見ると、サックスにすごく向いていますよ!
「そうなんですか!これ、父と同じ形だから。もったいないですね!常に楽器が家にあるじゃないですか?本当に小さい時は何するかわからないから、楽器のそばに近寄っちゃいけないという感じがあって、楽器に近寄ったことなかったし、ケースも触ったことがなかった。遠巻きにそおーっと歩いていたんで、自分が触る、自分がやるって発想がなかったんです。」

サックスではなく、ギターを始めたそうですね。
「中学生の頃、バンドブームが勃発して、それでバンドやってみたいと。音楽というよりバンド活動に急に憧れて、それでギターを親にねだって、手に入れて、それからです。」

お父さんはなんて言っていました?
「結構、喜んでいました。それまで、ピアノも習ったことなかったし。母は事あるごとに”ピアノ習ってみたら?”とけしかけてくれたんですけど、わたしはあまり興味を持っていなくて。父は、自分がやりたいと言ったもの以外は、強制になっちゃって、音楽が嫌いになっちゃうかもしれないからと言っていました。自分から習いたいと言った、クラシックバレエとかは習っていました。」

歌にはだんだんと目覚めていったんですか?
「ずっと歌おうと思ったことはなかったんですよ。Cymbalsというバンドが大学卒業前に結成されて、後からわたしが入ったんですけど、それまではほとんど歌ったことがなかったんですね。たまにバンドの中でふざけて1曲歌わされたりとか。それもすごく恥ずかしくて、祭り上げられている感じが居心地が悪くて、面白さに開眼するまでは至らなかったんですね。

歌うようになったのは、”ボーカルなんてできませんよ”と避けていたんですけど、歌ってと言われて。歌は下手でもよくて、センスや趣味が合う人と一緒にやりたいと誘ってくれたのがすごく嬉しくて。そういう風にバンドやセッションに誘われることはなかったなと思って、よくわからないけど、歌えると言われたから歌えるのかもしれないと、宅録のマイクの前で歌を吹き込んでみました。ギターをずっとやっていた時は、ギターは下手だったんですけど、音を作るのがすごく好きだったんですね。その音作りみたいなことが声でできるんだっていう。新しい楽器を手に入れた感じだったんですよ。」

そういう感覚はわたしも一緒で、ずっと学校でサックスを習っていて、初めて学校の文化祭のミュージカルで歌った時に、”サックス以外にも楽器が見つかった!”と思いました。
「この間、テレビから平原さんの新しい曲が流れてきた時、最初、誰が歌っているのかわからなくて、クレジット見たら、”平原綾香”と書いてあったんですね。その時に、こうやって楽器みたいに歌う人ってなかなかいないわって思ったんですよ。わたしが知っている平原さんの歌とはまた違うような気がしたから、最初はわからなかったんですけど。楽器みたいで、すごく好きです!」

プロとして音楽活動をスタートした時は、バンドだったんですよね。
「そうですね。最初に宅録で歌って、面白いと思ったまま、いろんな曲を生み出していって、気づいたらインディーズデビュー、その後、メジャーデビューというのが1年半ぐらいの間に駆け抜けるように決まりました。」

土岐さんは、そのもがいてない感じがすごいなあと思います。
「いや、結構もがきましたね。最近は落ち着いたんですよ。デビューして間もなくの時は、ディーバと言われれる歌い手さんが多かった時代だったんですけど、自分はちょっと違うと。自分の歌が面白いなと思う部分はあったんですけど、技術みたいなものが全然備わっていないから、周りを見回すと、すごく声が出る人とか、ビブラートがかけられる人とかがいて、当時はそれで、わたしはできないことがいっぱいだと思っていました。いろんな人と自分の歌を聴き比べて、練習するみたいな日々がありましたけどね。何度もぶれたりしましたね。」

特に好きなアーティストは?
「最近は好きな歌手はいっぱいいるんですけど、もともとはですね、この人みたいに歌いたいという人がいなかったんですよ。楽器の人、それこそ、父の楽器の音がすごく好きだったんで、ああいう音で歌いたいと思って。自分の原体験でもあるというところだと思うんですけど。声と楽器は全然違いますが、自分の中にある音の色みたいなものは父のサックスの音でした。大人になってからそのことを父に話したら、自分も実は影響を受けたミュージシャンは歌の人だと言ったんですよ。マーヴィン・ゲイの歌声みたいなサックスを吹きたいと、サックスでも憧れの人はたくさんいるんでしょうけど、マーヴィン・ゲイが一番先生だったんですって。面白なと思って。歌を聴いて作り上げられたサックスの音を聴いて、また歌にしたいという不思議な循環ですね。」

サックス奏者の娘ということ以外にも、クラシックバレエをやっていたり、サックスのように歌いたいということだったり、共通点がたくさんあった土岐さんと平原さん。来週はお2人とも受け継いだ音楽DNAに間違いなく組み込まれているであろう「ジャズ」についてお伺いします。お楽しみに!

土岐麻子さんは、10月8日から、ニューアルバム「Bittersweet」をたずさえて、ワンマンツアーをスタートします。詳しくは土岐麻子さんのオフィシャルサイトをご覧ください。


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