森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

10/0510月のヴィーナス・ラウンジのゲストは渡辺美里さんです。

2014/10/5 update


食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、いろいろありますが、皆さんは何の秋を楽しんでいますか?平原さんは、お掃除の秋!?コンサートやアルバム制作でじっくりお掃除できなかったそう。ベッド用掃除機って知っていますか?前からあるけど、持っている人って、意外と少ないと思います。平原さんのお友達が買ってみたところ、こんなところで寝てたのかとゾッとするぐらいのいろんなものが取れたと教えてもらったそう。床を掃除するようにベッドの上も掃除した方がいいみたいです。

10月のヴィーナス・ラウンジのゲストは渡辺美里さんです。
今回、渡辺美里さんをゲストにお迎えするのは2回目なんです。前回は2010年にお越しいただいているので、4年ぶりとなります。今月、4週にわたって、いろいろお伺いする予定です。
1週目は、美里さんにとっての音楽人生!ヒストリートーク、2週目は、11月にミュージカルにご出演されるということでミュージカルをテーマにしたお話、3週目は、ここでしか聞けない、気になるプライベートについて、そして、4週目は、10月29日にリリースされるニューシングル『夢ってどんな色してるの』について、質問させていただきます。

美里さんにとって音楽人生を語るに外せない曲『10years』について
「私が歌を歌う人になりたいって決心したのが10歳の時だったんですね。今思えば10歳で何考えていたのかしらと思うじゃないですか?自分の中では私、プロになりたいと思っていたんですね。デビューしたのが18歳だったんですけど、『10years』を作ったのが22歳で、節目節目になるとあんな曲を作っていたなと思うんです。この曲はリカットという形にはなったんですが、シングル曲にはなっていなくて。でも、ファンの方達の投票ではこの曲がダントツの一番だったんですよ。

それぞれ皆さんが、自分にとっての節目であったり、区切りであったり、”10年がんばって、この仕事向いてなかったら、次のこと考えようと思っていた”とか、”10年経った時に自分はこうなっていたいと目標決めています”とかメッセージをいただくことがすごく多くて。私の中での区切りの10年というのと、聴いてくださっている方の10年というのがどんどん膨らんでいって、今でもライブで大事に聴いてもらっている曲なんですよね。そんなつもりで作ってなかったのに、大事な曲になっています。」

歌を歌おうと思ったきっかけは?
「10歳の時にはすでに歌が大好きで、常に歌っていました。テレビから流れてくる歌謡曲や、うちの家族はよく車で出掛けていたんですけど、ラジオから流れてくる洋楽、邦楽、どちらもよく聴いていたんですよね。きょうだいは3人なんですけど、デタラメな変な英語でゲラゲラ笑いながら歌っていました。あと、母とよく童謡とか唱歌を、お家のお手伝いしながら、お皿を片付けながらとか、洗い物をしながら、洗濯物をたたみながら、一緒に歌っていたんですよね。その季節ごとの歌というのが、自分の中の歌の原風景として残っていますね。」

美里さんの歌は歌詞を見ていなくても、ちゃんと歌詞が聴こえてきますよね。感動できたり、共感できたりします。小さい頃から言葉に敏感だったんですか?
「それはあったかもしれないです。祖母が俳句をやっていたんです。季節ごとの句を短冊に書いて送ってくれて、秋には秋の俳句が飾られていたんですよね。達筆すぎて読めなかったんですけど。いつも飾ってあると、小さい秋みつけたを口ずさむように、季語を盛り込んだ歌をよく目にしていました。そんなに季語とか知っているわけではないんだけど。なんかちょっと秋の匂い、どこかで落ち葉を燃やしているかもという香りがしてきたり、隣の家に柿がなっているのを見て、”お母さん、大きな柿がなっているね!”と私が言ったら、お隣に聞こえていて、次の日、”どうぞ”って持って来てもらったこともあったり。おばあちゃんの影響で、季節に敏感というのはあるかもしれないですね。」

美里さんにとって、目標にしていたアーティストやルーツになっている曲として、 ベット・ミドラーが歌う『ローズ』 をリクエストしてくださいました。
この曲は、雪の下に埋もれていた種が春にはたくさんの陽を浴びて、やがて芽が出るわよと歌っていますね。
「中学校、高校生の時に、ボーカリストになりたいと思って、歌とダンスを習っていたんです。自分の中で空回りしていて、うまくいかなかった時に、この曲がラジオから流れてきて、なんかすごく染みたんです。その後、ジャニス・ジョプリンという人を題材にした映画を観て、ベット・ミドラーの声もジャニス・ジョプリンの声も好きで、自分もいつかという想いを重ね合わせました。バラの花に例えて歌われているのが、すごく好きで、かかると初心に戻るというか、レッスンしていた頃に気持ちがフッと戻るんですよね。」
平原さん、前回お越しいただいた時に、持って来てくださった、美里さんオリジナルのバラ、「シャンテロゼ・ミサト」のことを覚えていて(なんとも言えない、とてもいい匂いがしました)、美里さんらしいぴったりな選曲だと感じたそうです。
前回(2010年5月30日)の様子はこちらのページをご覧ください。

美里さんからのお知らせです。「30th Anniversary 新春!美里祭り」は、来年1月1日 東京:渋谷公会堂で開催されます。チケットのことなど、詳しくは、渡辺美里さんのオフィシャルサイトをご覧ください。

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