秋、満喫していますか？先日、とあるショーに参加した平原さん。アンフィシアターというディズニーランドの近くだったので、アンバサダーホテルに泊まることができました。
帰りに、ディズニーランドにも寄ることもできたそうです。皆さんからの秋、満喫エピソードや、リクエストもお待ちしています♪

10月のヴィーナス・ラウンジのゲストは渡辺美里さんです。
10月のヴィーナス・ラウンジのゲストは渡辺美里さんです。今週は、美里さんをお迎えしての、ファイナル・ウィークでした。いよいよ10月29日にリリースされるニューシングル『夢ってどんな色してるの』について、お伺いしました。

カップリングの『どこにいても』はどんな曲になっていますか？
「30周年を飾るにふさわしい、今の私ということで曲を書いてくださいとお願いしたところ、川村結花さん節というのかな？”どこにいても君が幸せでいてくれなくちゃやだよ”っていう独特の川村さんの言い回しだと思うんですけど、わがまま言っているようで、相手に対する想い、やさしさが溢れていて、遠くにいる人を思っている。声もすぐ聞けるのもしれないんだけど、こういう想いを誰かに持てるのって幸せじゃないですか？切ないけど。歌っててもキュンと来ちゃうんです。」

さまざまな方とコラボしてきたと思いますが、コラボの醍醐味は？
「デビューアルバムの時から、その後、音楽シーンで大活躍される方たちの本当に初期の頃に、みんなが上に伸びて行こうとしている時期に出逢えて、すごくラッキーだったと思うんですよね。
その方たちが渡辺美里っていうボーカリストにこういう歌を歌ってほしいとか、こんな風にしてほしいということを提案してくれて、自分が試してみたいことを私を通して、再現してくれて、実験室みたいなところもあるし、それで新しいものがどんどん出来ていく面白さっていうのが、コラボの中では、あるんですよね。」

シングル『夢ってどんな色してるの』について。夢っていうのは、目標ですか？それとも、眠る時に見る夢ですか？私は目標、これから自分がどうなりたいかという夢だと思ったのですが・・・。
「歌の主人公に対して”君”が”夢ってどんな色してるの？”って言ってくれた、君の声が時間を越えて、この場所によみがえるという出だしなんですけど。どちらかというとこの”君”は私の中では女の子。主人公は男の子のような気がしているんです。”あなたの夢って何？これからどうして行きたいの？”って聞かれている感じ。青春映画みたいですけど、海がキラキラ光っていて、防波堤みたいなところに座って、足をプランプランしながら、”どんなことをやりたいの？”っていう夢だと思うんですけどね。

これを私自身が書いたとしたら、つじつまを合わせちゃうというか、詩の書き方の癖が出ちゃうと思うんだけど、この世代の男の子（楽曲提供はピアノロックバンドWEAVER）が作ってくれる独特なゆらぎ、はっきりとした結論じゃないゆらぎの部分と、ある種、ぐるぐるめぐっている感じというのが、心地良いなと思ったんですね。」

デビュー当時からの今も追い続けている夢は？
「渡辺美里って知ってもらわなくても良くて、”この曲好きなんだよね。誰が歌っているの？”っていうような、存在感の歌を歌い続けたいというのが昔からの夢ですね。”渡辺美里の曲だよね”って言ってもらえなくていいの。”この曲好きなんだよね”って聴いてもらっていたのが、実は私というような距離感の歌をずっと歌っていきたい。
欲張りですけど、歌上手いよねって言ってもらえなくて良くて、上手いよりも”いい”って感じてもらえる声の持ち主になりたい。そのためには、どんな風に考えて、どんな風に感じて、どんな風に生きてきたかというのが声に表れてくると思うから。それが、じわっとしみてくるような歌声に達したい。
スタジアムでやったり、大きなところでやったり、オーケストラでやったりというのは少しずつ叶えさせてもらってきているから、そういうことではなくて、歳を重ねた人にも小さい子どもにも、”この歌好き”って思ってもらえる歌を歌い続けたいです。」

美里さんの最新情報は渡辺美里さんのオフィシャルサイトをご覧ください。

★来週は11月12日にリリースされる平原綾香さんのニューアルバム『Winter Songbook』特集です。聴いてくださいね♪