森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

03/22石井竜也さんのアートワークヒストリー

2015/3/22 update
平原綾香さん&石井竜也さん


平原綾香さん、3月18日にライブDVD『CONCERT TOUR 2014「What I am -未来の私へ-」プレミアム・アンコール公演 @ Bunkamura オーチャードホール 2015』をリリースしました。昨年開催した全国ツアー「What I am -未来の私へ-」のプレミアム・アンコール公演の模様と、スペシャルインタビュー映像を収録したとっておきの2枚組です。このDVDを観て、この6月からスタートする今年の全国ツアーに参加してくださいね♪

ヴィーナス・ラウンジのゲストは、石井竜也さん
今月のヴィーナス・ラウンジのゲストは石井竜也さんです。今週は、ミュージシャン以外の活動について伺い、アートワークヒストリーで盛り上がりました。
石井さんは、ステージセットやコスチュームなど、総合的にプロデュースされていたり、映画監督、画家、そして、イベントプロデューサー、さらには、商業ビルの空間プロデュースをしたり、オブジェを作ったり、ノートパソコンや携帯、アクセサリーや食器をデザインするなど、様々なアートワークに取り組んでいらっしゃいます。
石井さんプロデュースの香水を平原さんにプレゼントしてくださいました。
メンズっぽいかと思いきや、とてもさわやかでいい香り。容器がペガサスの形で、その頭の部分が香水の蓋になっています。彫刻をそのまま、瓶にくっつける感じで作ったそう。使い終わった後もオブジェとして使えるし、飾りたくなるような素敵な香水です。

お話を伺っていると、音楽とアートは別物ではないようですね。他の人にはできないことだと思うんですけれども。
「いろんなものプロデュースさせていただいたり、映画を作らせていただいたり、これまで関わってくださった方々に頭を上げられるような感じじゃないんです。空間プロデュースもビルの空間そのままプロデュースしていますので、たいへんなお金がかかっているじゃないですか。僕の感覚だけを信用して、僕を採用してくださった社長さんやいろいろな方がいらっしゃるわけで、本当に嬉しいですよね。

自分は出処はすべて同じだと思っているんですよ。”あ、これ、石井竜也かも?”って思ったりとか、自分の個性みたいなのをどこかに感じてもらえたら嬉しいなぁと、いつもやっていますね。」

石井さんのお部屋もアートな感じなんですか?
「動物の骨がいっぱいありますよ。おふくろが来ると、”お前の部屋入るのやだ”と言いますね。動物の骨って、綺麗なんですよ。あれ以上、痩せられませんからね。究極ですよね。1頭いるってわけじゃなくて、頭の部分だけとかなんですけど。あれって買うしかないんですよ。漂白にするのってすごく難しいので。デッサンしたり、曲線がきれいなので、こういう風に生かしたらおもしろいかもって考えてたり、骨フェチかも。
それから、着物で向こう側の方に、お注ぎする時とかに、腕がすっと出て、ひじとか見た瞬間、野生児になってしまいますね(笑)」

その他の活動についても教えてください。
「9.11があった時に、映画の一場面かななんて、最初思っちゃっていて、なんて平和ボケしているんだと思って。世界中、自然現象も、事件の起こり方も変だし。13年間、ずっとチャリティをやっているんですが、どこかの団体に寄付するのではなく、毎回1人でがんばっている方に、みんなが集めてくれたお金をその人に渡しに行っています。1人でやっているということは、その人は絶対嘘をつかないので。
GROUND ANGELという活動なんですけど、1年に1回ぐらいいろんなこと考えず、今、1番ひどい状態になっている人のことを考えてあげることも大事なのかなと思っています。
”考えることから始めよう”ということをテーマにしていて、考えることなら誰でもできますよね。ここ数年はコンサートも同時にやっています。いいことやっているんだとか、そういうことよりも自分への浄化になるような気がするんですよ。勉強にもなるし。
例えば、養護施設ってどういうところなのか、行ってみて初めてわかるんですよ。そういう風に社会の中でちょっと苦しんでいたり、弱い立場に目を向けてみるということも、1年に15分、1時間ぐらいだったらできるだろうと思って。」

人の心を暖めていく、すごいパワーをお持ちなだなといつも感じています。
「僕らの歌の世界というのは、どこか自分のために歌っているようで、人のために歌っているところも多々あるような気がするんですよね。気がついてもらったり、力をつけてもらったりすることって、歌の中には意味としてはあるじゃないですか。だから宗教には全部、歌が入っているし。お経だって、聴いてみてば、歌に聞こえてくるし。いろいろな宗教にいろいろな歌があるように、歌は人の気持ちの中にダイレクトに入っていくアートなんですよね。そういう時こそ、真摯に歌ってみようと思いまして。チャリティーなので、コンサートはどうなのかなとずっと悩んでいたんですが、歌を生業にやってきて、多少なりとも歌もいっぱいあるわけだから、そこに似合う歌もあるだろうと思って、やっているんですどね。」

来週は、石井さんのプライベートを中心に、あれこれ質問させていただく予定です。お楽しみに!30th Anniversary BEST ALBUM「石? 〜Best of Best〜」や、昨年のツアーの模様を収めたライブDVD「TATUYA ISHII CONCERT TOUR 2014『PEGASUS』」など石井竜也さんの最新情報オフシャルサイトをご覧ください。

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