森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

08/09ヴィーナスラウンジのゲストはMay J.さん

2015/8/9 update
平原綾香さん&May J.さん

6月からコンサートツアーで各地をまわっています。ツアーも折り返し地点に達しました。バレエや水泳に通って、体力作りも万全です。毎年、1年の半分はコンサートツアーというスケジュールで、忙しい平原さんですが、いつも歌える喜びを実感しているそうです。今年は各会場ごとに違う曲を歌うコーナーがあります。これから参加される方は、楽しみに待っていてくださいね。

ヴィーナスラウンジのゲストはMay J.さん
今月のヴィーナスラウンジのゲストはMay J.さんです。今週のトークテーマは、May J.さんの音楽人生です。May J.さんと音楽との出会いをお伺いしました。

まずは、最近の話から。ニューシングル『Sparkle -輝きを信じて- 』について、教えてください。
「去年の秋ごろに、ゲームの主題歌のお話しをいただきました。『アナと雪の女王』の主題歌を歌わせていただいて、その時は海外のアーティストさんが歌っていた曲を日本版のエンドソングとしてだったんですけど、今度はMay J.のオリジナル曲として、ディズニーさんとタッグを組んで、リリースということで、ものすごく嬉しくて。こちらはですね、『ディズニーマジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2』というゲームがありまして、その主題歌になっています。
わたし、このゲームをずっとプレイしていて、大好きなゲームの続編の主題歌を歌わせてもらえたので、無茶苦茶嬉しいんです。
ディズニーランドに自分が住んでいるような感覚で、ディズニーのいろんなキャラクターと友達になったり、一緒に写真撮ったり、自分のカフェを作って、メニューを増やしていったりとか、キャラクターたちと一緒に生活をするゲームなんです。ゲームは11月にリリースされます。」

May J.さんが音楽に目覚めたきっかけは?
「父が趣味でピアノやバイオリン、ギターを弾くのが大好きで、家で音が流れていましたし、CDもすごくたくさん買っていたんですよね。特に洋楽が多かったです。父の影響で、ホイットニー・ヒューストンやマライア・キャリーを聴いたり、宇多田ヒカルさんも父が買ってきたCDがきっかけで、好きになりましたね。ディズニーの映画を小さいころから、ずっと観ていたんですよ。一番は難しいんですけど、わたし、『アラジン』が好きです。ピーボ・ブライソンとレジーナ・ベルのデュエット曲『ホール・ニュー・ワールド』が大好きで、一人二役でずっと歌っていました。」

小さいころから、人前で歌うのも平気なタイプだったんですか?
「実はとてもシャイだったんですよ。しゃべるのも苦手で。いつもお母さんの後ろに隠れているタイプだったんですけど、歌になると、積極的になっていましたね。”3歳のころから、歌手になりたいと言ってた”と母が教えてくれました。自分は全然覚えてないんですけど。」

小学校のころ、声の出し方の基本を身につけようとオペラを習っていたそうですね。
「ミュージカル『アニー』 を観に行ったんですよ。2回ぐらい観に行って、自分もアニーになりたいと思っていたんですね。アニーに出てくる子たちって、当時、自分と同じぐらいの子たちが多くて、”何で、こんな風に歌えるんだ?”って、すごく悔しくなったんです。
自分も舞台できれいに歌いたいなと思っていて、その時の彼女たちの発声法がオペラだったんで、オペラからやってみたいと母にお願いしました。で、始めたんですが、ちょっとあれ?って思ったんです。ちょっと自分がやりたいのと違うなと。イタリア語で歌うことになって、それはもうやりたくないと思いました。楽譜をいつも隠してたんですよ。”あれ?どこに行っちゃったんだろう?”って先生が探しているうちにレッスンが終わっちゃうこともありましたね。それでオペラはやめてしまいました。今思うと、母に本当に申し訳ないなと思いますね。」

その他、ポップスやR&B、ジャズボーカルなど、さまざまなジャンルを吸収しているんですね。
「歌うことがとにかく好きだったので、どこに行っても歌う場所があれば、どんな形でどんなジャンルであっても、参加したいという思いがありました。
高校はインターナショナル・スクールに通っていたので、学校でボーカル・ジャズ・アンサンブルというクラスがあったんですね。それが選ばれた人たちしか入れないような特別なクラスで、オーディションを受けて入るんですよ。オーディション受けて入るっていうのがとても魅力的で、受けたんですけど、最初は落とされてしまいました。すでに、歌手デビューが決まっていた時で、先生にも伝えていたんですが、”そんなに甘くないんだよ”っていう感じで、最初は落されました。悔しかったので、作文を書きました。こういう風に学んで、みんなと協調性を持って、しっかりと歌うので絶対に入れてくださいって書いて、それでOKいただきました。」

デビューが決まった時は、嬉しかったのでは?
「14歳の時に、レコード会社のオーディションを受けて、受かったんですが、なかなか、デビューまで進まなかったんですよ。4年間、育成期間があって、ボイス・トレーニングやダンス・トレーニングしながらも、作曲家の方たちと曲を作るんですね。どういう方向性でいくかというのを模索しながら作っていたんですが、なかなか定まらなくて。やっとできたのが、R&Bというジャンルだったんですね。
もともと、ロックやPOPロックが好きだったんですが、インターナショナル・スクールに入ってから、自分の好きな音楽の方向性が変わってしまったんですよ。周りの友達がR&Bばかり聴いていて、影響されてしまって。」

いろいろなものを吸収して、そのエッセンスが集結されているのが、今のMay J.さんの音楽なのでは?
「原点がやはりバラードだったり、王道のものでしたが、転々としました。遠回りしましたね。本当の自分って何かってわからないじゃないですか?いろんなものを試して、いろんな飾りをつけて、それがだんだん、なんか違うなと気づいて、飾りをそぎ落としていくと、そこから本当の自分になっていくんじゃないかな。」

初の武道館コンサートの模様を収めたライブDVDとBlu-ray『May J. Budokan Live 2015 〜Live to the Future〜』もぜひチェックしてくださいね。また、8月13日と14日の2日間 ブルーノート東京で、ライブが開催されます。May J.さんの活動について、詳しくは、オフィシャルサイトをご覧ください。

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