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“狭い場所”あるいは“小部屋”が舞台になっている作品好き、という小川さんの新たな一面が明らかになりましたが、(確かに“押絵”はこの上なく狭い場所、ですね)そういう風に自分なりのテーマやキーワードを持って読書するのって、なんだか素敵!憧れます。「好きな本を並べてみると、自分でも気がつかなかった○○好きが見つかりますよ」という小川さんの話に感化されて、早速本棚を見てみたのですが・・・『日の名残り』『もの食う人びと』『深夜特急』『奥の細道』そして『押絵と旅する男』・・・。私、どうやら「オトコの旅語り」好きみたいです。
(アシスタント:藤丸由華)

2009年06月21日
ジェームズ・バリー
『ピーター・パン』

2009年06月14日
太宰治
『人間失格』

2009年06月07日
西原理恵子
『いけちゃんとぼく』

2009年05月31日
立川談春
『赤めだか』

アーカイブ
帰りのない旅/アストール・ピアソラ
「押絵と旅する男」を読んでイメージする音の世界として選んでみました。
タイトルもこの小説と通じているようです。押絵の中から戻ってこられない兄は、いま、後悔しているのでしょうか?
まぼろし/マドレデウス
マドレデウスは、日本でも、デビュー作「海と旋律」で知られるポルトガルのバンドです。
この「まぼろし」という曲の原題の「A Quimera」は、幻影の怪物のこと。小川さんは、まさに押絵の中に兄が入っていくシーンを思い浮かべるそうです。

茎(Stem)/椎名林檎×斉藤ネコ
椎名林檎も江戸川乱歩的な世界を追求しているアーティストといえそうです。2007年斉藤ネコとのアルバム「平成風俗」からのバージョンをお送りしました。

 
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