メッセージ
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「八雲さん、日本にきてくれてありがとう!」そんな気持ちになると語るのは、我が番組のディレクター。自分の国の良さは住んでいるとなかなか気付けないものですが、日本は美しい伝説、習慣、価値観が溢れている国なんだよと、八雲先生が教えてくれているような作品です。小川さんは、衝立の絵の女性に恋をしてしまった男の話『衝立の乙女』を気に入られたようですが、ハッピーエンドのエンディングについて「実はこの後、男が出来心で浮気をしてしまい、女性が怒って男を衝立にとじこめちゃったりして・・・」と別の結末を想像されていました。ちなみに、衝立に閉じ込められるとき男は、カエルにされちゃうんだそうです・・・怖っ。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2010年09月19日
黒井千次
『高く手を振る日』

2010年09月12日
アガサ・クリスティ
『オリエント急行の殺人』

2010年09月05日
志賀直哉
『小僧の神様』

2010年08月29日
佐野元春
『ビートニクス
〜コヨーテ、荒地を往く』

アーカイブ
ノルドグレン:小泉八雲の『怪談』によるバラード2作品127より「衝立の女」/舘野泉
「小泉八雲集」の中の「衝立の乙女」をイメージした曲。ノルドグレンは1970年代に日本に留学していたフィンランドの作曲家です。
悲恋歌/ハリス・アレクシーウ
アレクシーウは八雲の母と同じギリシャ出身のシンガー。その歌声に前世の記憶が呼び覚まされるよう、「門付け」の女の声と三味線をきいた八雲と同じ感覚かも、と小川さん。

春の日の花と輝く/ロジェー・ワーグナー・コーラス
八雲の父はアイルランド人。同郷のトマス・ムーアによる「若さという魅力が失われても君を愛し続けるよ」という詩をもつ民謡です。でも愛し続けるという時、八雲は日本人に通じる思いを重ねていたかもしれません。

 
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