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衝撃的な事件を経験した男性2人が、言葉は通じないけれど、お互いの心の痛みを理解し、心通わせていく物語。なので必然的に登場人物たちの会話は多くありません。作者のクローデルは小川さんと同年代の作家ですが、小川さんもまた、登場人物に多く語らせることを好まないそう。「だから数学をやらせたり、チェスをさせたりして、会話以外の方法で登場人物たちを語らせるんです」。今回はクローデルの作品を読むことで、小川洋子作品の秘密も知ってしまいました!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2011年9月11日
伊藤左千夫
『野菊の墓』

2011年9月4日
鴨長明
『方丈記』

2011年8月28日
ヴェルヌ
『十五少年漂流記』

2011年8月21日
芥川龍之介
『蜘蛛の糸』

アーカイブ
If Not For You/ジョージ・ハリスン
♪君がいなければ僕はきっと悲しみに愁えていただろう♪リンさんにとってはサン・ディウとバルクさん、そして、バルクさんにとってのリンさん。ジョージは難民救済コンサートをはじめて行ったロックアーティストです。
Freedom/ジミ・ヘンドリックス
フィリップ・クローデルはロックから人種差別や政治に興味をもちました。後半、サン・ディウのために施設を飛び出すリンさんに。

わたしの赤ちゃん/UA
♪世界の祝福よ、ここにすべて集まれ、私の赤ちゃんやってきた♪サン・ディウを抱くリンさんが思い浮かびます。

 
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