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ココ、リック、ジェシーの三角関係。これはラブストーリー?ミステリー?まさかホラー?とどこへ行き着くのかドキドキしながらページをめくりました。小川さんは「ラストに一筋の光がみえましたね」とおっしゃっていましたが、ここまでがんばったココを祝福するような明るいラストシーンで良かったです。それにしても山田詠美さんの「恋愛感情を表す言葉」は本当に素敵ですね。言葉にしにくい想いを的確に表現する“詠美ワード”には、初めて山田さんの作品を読んだ高校生の頃から変わらずいつもうっとりしてしまいます。「詠美さんの恋愛に関する表現を日めくりカレンダーにしたいですね」と小川さん。そしたら私、絶対買います!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2014年11月2日
城山三郎
『わしの眼は
十年先が見える
-大原孫三郎の生涯』

2014年10月26日
エリック・ナイト
『名犬ラッシー』

2014年10月19日
夏樹静子
『Wの悲劇』

2014年10月12日
イサク・ディーネセン
『バベットの晩餐会』

アーカイブ
When You Smile/ロバータ・フラック
「彼女にとってリックは「微笑」だった。」という印象的な1行に。♪あなたが微笑むとき、私のために生まれた人とわかる、抱きしめさせて♪というラブソング。
Thin Line Between Love And Hate/ザ・パースエイダース
ジェシー、ジェシーの母親、そしてココ自身についても愛と憎しみの感情が描かれています。
I'll Be There/ジャクソン5
ジャクソン5のマイケル・ジャクソンがデビューしたのは、11歳。ジェシーと同じです。小説の終わりに、ジェシーは弱いものを守る若者へと成長したので選びました。
 
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