三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2017.12.26

みんなクリエーターになれる!

伊藤貴広
株式会社パルミー
代表
伊藤貴広
いろんな人たちに学べる環境を!

今週も先週に引き続き、
株式会社パルミー 代表 伊藤貴広さんにお越しいただきました。
伊藤さんは、1988年福岡県生まれ。東京の美術大学を卒業後、
2011年に株式会社DeNAに入社。
新規アプリのプロデューサーやクリエイター育成の
プロジェクトなどに関わり、2014年に退職。
DeNA社員時代から構想していたイラストやマンガの描き方が
動画で学べるWebサービス『パルミー』をスタート。
パルミーは現在、利用者数200万人を突破し、
日本最大級のイラスト・漫画のオンライン学習サイトとなっています。

前回は、立ち上げからの苦労について伺いましたが、
利用者数が200万人を突破した現在、どんなことを目指しているのでしょうか?

「この事業をつくったきっかけが地方に住んでいて、中々学校に通えなかったり、
 経済的な余裕がなくて学校に通えないのが、すごくモヤモヤしていて、
 そういう方が筆を折らなくていいような、
 絵を描きたいけどスタートラインに立てない様な人に、
 学んでもらう場をつくっていきたいなというのが、一番思っていることですね。
 特に場所を選ばないですし、今、日本語でしかやっていないんですけど、
 海外の方でも英語対応してくれと連絡があるので、
 海外に広げていけると本当にいいなと思いますし、
 そこまで広げていきたいなと思いますね。」

マンガやアニメーションを目指すクリエイターにとって
今の時代は、恵まれているのか?伺いました。と言えるのでしょうか?
 
「これまで絵を描こうとした時に、描き出せない人、学べない人、
 地方だと仕事が取れないなど、あったんですが、
 クラウドソーシングですとか、パルミーも貢献したいと思っているんですけど、
 学びやすくなってきているので、色んな人が描けるようになってきたというのは
 ありますが、逆に人が増えた分、競争激しくなっていった感じがあるので、
 フラットな意味での競争が出来ていると思います。
 この3年〜4年位の間に、これまで漫画をつくる時も、
 漫画の出版社に持っていって紙で漫画を連載していくのが主流だったと思いますが、
 今はインターネット上に漫画を連載できる場というのも
 IT企業を中心に出来てきたので、発表の場というのは増えてきたと思います。
 各ツールもすごく進化していて、効率化されている部分がかなりあって、
 時間をかけずにいいものがつくれるというのがあります。
 最近では、アニメーションをつくるところにもそういった技術が入ってきているので、
 アニメ制作の部分も作りやすくなってきているといのはありますね。
 3Dもそうですけど、アニメーションもやっていきたいなと思いますね。」

様々なイノベーションが起こっている中で、
最終的に目指しているものとは何なのでしょうか?

「いろんな人たちに学べる環境提供したいところが原体験としてもあるのと、
 そのジャンルもイラスト漫画ですけど、そのジャンルも3Dを目指す人や、
 アニメーションをつくりたい人など、
 増えていくといいと思っているので、そういったジャンルを伸ばしていって、
 誰もがクリエーターになれるようなものをつくっていきたいと思っています。」

番組の非公認キャラクター「クロノスくん」にも、
世に広めるためにストーリー性のある絵本はいかがでしょうか?
とアドバイスをくれた伊藤さん。
誰もがクリエーターになれる日は意外と近い!かも…!?
伊藤さん、ありがとうございました。
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