三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.03.13

ホラーに新しいテクノロジーを!

頓花聖太郎
株式会社 闇
代表
頓花聖太郎
That's ホラーエンターテイメント

今週、スタジオにお越し頂いたのは、
株式会社 闇代表 頓花 聖太郎さん。
1981年 兵庫県生まれ。元々はグラフィックデザイナーで、
2011年に関西の制作会社に入社し、アートディレクターを経験。
大好きなホラーを仕事にしたいと考え2015年に株式会社闇を設立。
ホラーとテクノロジーを組み合わせた「ホラテク」で、
新たな恐怖体験を生み出す会社として、注目を集めています。
実際会社では、どんなことをしているのか、伺いしました。

「ホラーに新しいテクノロジーを入れるとまるで魔法のような体験や、
 感動をつくっていこうとしている会社です。
 例えばイベントをつくったり、ホラープロモーションをしたり、
 色んなことをやっているんですが、ユニバーサルスタジオジャパンの公式ホテルで、
 ハロウィンのシーズン、非常に怖いホラールームをつくって、
 昼間遊んで戻ってくると、夜中まで脅かされ続けるという部屋をつくりました。
 そこにテクノロジーを入れて、鏡に急に怖い女の人が映るとか、
 謎を解いていってストーリーが出来上がるとか、そういう形で泊まるだけでなく、
 ホラーも楽しめる部屋にしました。
 あとは、梅田お化け屋敷という関西でやっているんですが、
 五味さんというお化け屋敷界のレジェンドみたいな人がプロデュースされていて、
 私たちはそこでどういかにお客さんに楽しんでもらえるかの施策として、
 中でビデオを回して、驚いた所、声をあげたところを全部録画して、
 自動で編集して、自動でYou Tubeにアップ、
 どれだけ自分が驚いたか分かる仕組みをつくりました。
 その他には、ホラコンという街コンにホラーを組み合わせたものなんですが、
 私達がやっているのはホラー×〇〇で、新しい価値が出ると思っていまして、
 街コンにホラーを組み合わせると吊り橋効果といいますか、
 廃墟で男女の距離が自動的に縮まる仕組みを入れながら、
 楽しめるイベントをつくっていたりします。」

元々、ホラー好きだったということですが、
ホラー映画を作る・・・という方向ではなく、
それを「ビジネス」につなげようと考えたのはなぜでしょうか?
 
「私達は元々、テクノロジーに強い会社で働いていまして、
 そのテクノロジーをホラー展開したら、
 絶対ビジネスになるという思いがあったんです。
 ホラー映画をつくるとかだと、どうしても映像体験だけになってしまうんですが、
 新しいテクノロジーを入れることで、アプリにしたり、
 バイタルセンサーをつけて心拍を測ったり、色んなセンサーを使って
 今までにないという体験がつくれると分かっていたので、
 ホラーエンターテイメントが出来ると思ったので立ち上げました。」

ホラーエンターテイメントという新境地を切り開いた株式会社 闇。
起業にあたっては、どんなハードルがあったのでしょうか?

「そもそも全く違うところから、一からホラー系の会社を立ち上げたので、
 一切取引先も無ければ協業先もないというところからスタートしたので、
 どうしようと思ったのですが、つくったコーポレートサイトが
 インターネット上ですごくバズりまして、サイトを立ち上げて一時間後に
 お仕事しませんかという連絡がきました。営業を持たない会社ですが、
 仕事が途切れず来ておりまして、なんとかなっています。
 怖いの感じ方は人それぞれなので、怖いだけではなく、
 ちゃんと技術的にすごいということや、
 体験として新しいというのを心がけています。」

テクノロジーを駆使し、超怖いと評判の株式会社闇のウェブサイトが、
名刺代わりとなり、見事ハードルをクリア!
まだまだ、様々なビジネスが生まれる予感がしますね!?
ということで、
来週も、株式会社 闇代表 頓花 聖太郎さんのインタビューお届けします。
お楽しみに!
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