三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.08.21

サッカーでの経験を日本酒に!

山本将守
株式会社マグネティックフィールド
代表取締役
山本将守
所詮、オレなんて!

先週に続いてスタジオにお越し頂いたのは、
株式会社マグネティックフィールド代表取締役、山本将守さん。
1980年名古屋生まれ。少年時代から20代前半までは
サッカーに打ち込み、ブラジルへのサッカー留学、Jリーグの練習生などを経験。
24歳でサッカーの世界から、家業である酒屋を継ぎ、2012年、地元・名古屋で
純米専門日本酒バー「YATA」をオープン。
立のみブーム/日本酒ブームの火付け役となり、
店舗は現在、名古屋だけでなく東京、札幌にも展開しています。

サッカーでプロになる夢を諦め、父親に頭をさげて酒屋を継いで、
日本酒のお店をスタートさせた山本さん。
こだわりのお酒の魅力を伝えるために、
スタッフとなる利き酒師の育て方にもこんなこだわりがあるといいます。
    
「うちはちょっと特殊で、入社するときに
 日本酒好きな人って基本的に入れないんですよ。
 日本酒に興味あるんだけど、これから勉強したいんですって言う人の方が
 教えがいがあるんです、固まってないんで知識が。
 だから、僕は日本酒これだけ経験あるんですって言われちゃうと、
 ちょっと方向性難しいかなっていうパターンがあるので、
 そこから日本酒の魅力を伝えたり、
 蔵連れて行ったりしながら勉強していってもらって、
 お客さんに育てていってもらう形なんですよね。」

そんな、山本さんが経営でも理想とするのがオランダのサッカー?!
これは、どういうことなのでしょうか?

「サッカーやってた時の僕のそのイメージというか、
 そのフィールド論みたいなものが今の経営に活きてて、
 プロになれなかったので、何が足りなかったんだろうと考えたときに、
 オランダのサッカーみたいなイメージがすごく強くて、
 あの例えば、与えられた仕事があるじゃないですか。
 それを完璧にこなして、その上で個性を発揮するのがプロだなと。
 今の子たちは個性ばっかり主張しすぎて、いわれたことやらない人多いんですよね。
 だから、いわゆる経営者が求めてるもの、チームが求めているものを
 やっぱりちゃんとそこで人が立ってやれないと。
 その中で、個性を出すのが僕の仕事。それがオランダのサッカー。
 まぁトータルフットボールって言うイメージなんですけど、
 日本酒よりも大事な話ですね。」

現在、純米専門日本酒バー「YATA」は名古屋の各所に展開、
さらに東京にも2店舗、札幌にも店舗があり、順調に数を増やしています。
最後に、今後のビジョンについて伺いました。

「あまり深く考えてなくて、やっぱり準備が大事なんですよね、何事も。
 だから、もちろん結果的に成長すればもちろんそれはいいですけど、
 慌てて100店舗、200店舗っていうのは、
 お話は頂いてもそんなに焦ってなくて、結局は人ですから、
 一緒に手を組めるような人が一人ずつ現れるのを待って、
 そういう方が出てきたら、機会があればもちろん出していきますし、
 まぁ広がっていくと思いますけど。
 やっぱりサッカーで失敗しているから、
 冷静に自分のことを見極めることが課題なので、
 所詮オレなんてっていう気持ちがずっとあるので。
 ただ、準備が出来ているものに関しては、
 すぐにでも出発できる状態にはあります。」

株式会社マグネティックフィールド代表取締役、山本将守さんに伺いました。
ありがとうございました。
  • Facebook
  • X
  • LINE

TOP