三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.11.27

YouTuberになる!から、学べる

中條武
FULMA株式会社
COO
中條武
ICTリテラシーの授業の大切さ

今週スタジオにお越し頂いたのは、
FULMA株式会社COO、中條武さん。
現在、東京大学経済学部4年生! 現役の大学生。
2016年、大学2年生の時にFULMA株式会社に参画。
FULMAは現在、子ども向けの「YouTuberアカデミー」を運営する
ベンチャーとして注目を集めていて、
大学で金融、ビジネスエコノミクスを学びながら、
この会社の最高執行責任者として活躍されています。

まずは、起業のきっかけについて伺いました。

「一番最初は、元々代表が起てた会社に繋がりがあって入ったのですが、
 やっていくうちにどんどんのめり込んでいって、
 今も続けているということですね。
 学生だけで会社をやっているという人が身近にいるというのを知って、
 やってみたいと思ったのがきっかけですね。」

そして、注目を浴びている、YouTuberアカデミー!
実際にはどんなことをしているのでしょうか?

「『YouTuberになる!から、学べる』ということを目標としているんですが、
 まず最初に動画の作成の技術というのが一番で、
 撮影、編集も子どもたち自身に行ってもらいます。
 それだけじゃなくて、動画を作る前にネットのリテラシー、
 ICTリテラシーの授業を座学でしっかりやっています。
 安全に動画を制作できる場としてYouTuberアカデミーを運営しています。
 何が危険か、何が大丈夫かというのが分からない小学生もいるので、
 まずはそこを教えるんですが、ただ、あれはダメ、これはダメと
 制限を加えるのではなくて、本名は言っちゃダメだけど、
 ニックネームなら使ってもいいよといった形で、
 どうやったらネットを使いこなせるか、表現できるかという形で教えていますね。
 小学生1年生から6年生までまんべんなく来てくれています。
 実際に通ってくださるときには親御さんの理解が必要だと思うんですが、
 その理解という面では、ICTリテラシーという面は大きいと思いますね。
 定期でもっているクラスは首都圏で5校舎行っていて、
 単発のものとかで出張などに行かせてもらうんですが、
 その時、参加した方も含めると、
 延べで1200名ぐらいのお子様に参加していただいています。」

話題のYouTuberアカデミーですが、
実は、ICTリテラシーを座学を教えるといところに行き着くまでには、
ハードルがあったと中條さんは言います。

「元々会社の理念としては、子どもたちのやりたいを形にという理念があります。
 なので、YouTuberをやりたいというのが高まっている一方で、
 できてないというギャップが大きいのでYouTuberアカデミーをやっていたんですが、
 ただただ、子どもたちにとって楽しい場所でしかなかった時期がありまして、
 リピートが続かない、その場のイベントみたいな形になっていた時がありまして、
 どうしたら継続して来てくれるか、
 学びとしてYouTuberアカデミーを提供できるか考えた時に、
 ICTリテラシーの授業を開発していったという経緯がありますね。」

番組パーソナリティ中西哲生も、夢はYouTuber(!?)とのことでお話に興味津津!
ということで、来週もFULMA株式会社 COO中條武さんに色々とお話伺います。
お楽しみに!
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