三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.01.15

プログラミングの入門として一番いい場所に

加藤將倫
株式会社Progate
代表取締役社長
加藤將倫
プログラミングで人生を変える体験を

先週に続いてスタジオにお越し頂いたのは、
株式会社Progate代表取締役社長、加藤將倫さん。
1993年愛知県生まれ。小学校・中学校時代をオーストラリアで過ごし、
母親の影響でプログラミングに興味をもつようになった加藤さんは、
東京大学工学部在学中の2014年に大学の仲間と
オンラインプログラミング学習サービス「Progate」を創業。
大学は中退し、起業家の道へ。
Progateは現在 登録ユーザー数60万人を超え、高い評価を受けています。
プログラミングは2020年に小学校で必修化されます。
プログラミングを学ぶことの大切さについて伺いました。

まずこのProgateというサービスについて伺いました。
「もちろんその論理的に考えるっていうのもいんですけど、
 テクノロジーに触れておくっていうのは間違いなくいいことで、
 この10年だけでもスマホとかが普及して、
 みんなより触れる機会が増えたじゃないですか。
 で、ここから先の10年で、またVR、AR、AI、
 よりそれが加速すると言われていて、
 テクノロジーを理解してる人とテクノロジーに
 ただただ扱われる人の差っていうのが、どんどん広がってくと思ってて。
 で、これ別に熟練者になる必要はなくて、少し理解しているだけでも、
 例えば、筑波大学のサッカー部にそのサービスを
 協賛させていただいているんですけど、
 彼らは、プロゲートのデータ分析コースを学んで、
 実際に他のチームの傾向を分析して活かしたりとか、
 自分たちでホームページを作って情報発信をしたりとか、
 本当ににちっちゃい事からでもやっていける、
 テクノロジーと身近になれるというか、
 そうするとなんかいろいろ他のもの見たときにも、
 裏でこういうものが動いているのかなあとか考えられるだけでも、
 ちょっとクリエイティビティーが刺激されるというか、
 なので間違いなくやった方がいいと思います。」

海外進出も視野に入れる加藤さん。その理由とは?

「進出したい理由としては、
 プログラミングが年齢とか性別とか人種だったり、
 社会的地位を問わないところにあるんですけど、
 そのアメリカもそうですが、インドとかはあの社会的地位の低い人、
 昔からのカースト制でいまだにちょっと低い人とかでも、
 プログラミングを学ぶと一発逆転する可能性があったりするんですよね。
 なので日本ではもちろん、よりプログラミングが
 人生に影響与える可能性が大きいところに提供できたらいいなと
 思ってはいるんですけど、その価値筋はあると思っていて、
 海外のサービスはちょっと固かったりとかり、
 ちょっとスパルタなんですよ。結構厳しく教えるものが多いというか、
 それに対して僕らって自分たちが挫折した経験も大きいし、
 どうやったら初心者の人がつまずかずに楽しく思えるか、
 優しいサービスみたいなのを目指してるので、
 そういったところがうまくハマれば、
 向こうでもプロゲートが一番の入門だよね、
 プロゲートに入るとこういう自分になれるよねっていう地位を
 築けるかもなっていう風に思ってやってます。
 このサービスが絶対だみたいなのは、まだ存在しないので、
 後発ではあるんですけど、
 そこを一点突破で価値を提供したいと思っています。」

最後に、今後のビジョンについて伺いました。

「そうですねとにかくプロゲートっていうのを一人でも多くの人に届けて、
 プログラミングの入門として一番いい場所になりたいと思ってますし、
 自分で自走できるところまで導いてあげる、
 プロゲートでまず楽しさを知ってもらって、
 さらに今まだできてないんですけど、これが終わったら
 もう自分が実際にこういうものを作れるよなとか、
 全部をしかしていないけど、全体像がわかってるから、
 自分で調べていけば何とか作れるなっていうところまで
 持っていくことができたら、プロゲートを卒業して
 新しくまたサービスを作ったりして、ど
 んどん価値を提供していく人が増えたら、そんな世界なったら、
 その元となっているプロゲートが生み出した価値って、
 めちゃくちゃ大きんじゃないかなという思ってて、
 そういう存在になれるようにからやっていきたいなって思ってます。」

株式会社Progate代表取締役社長、加藤將倫さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
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