三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.01.29

世界の人のインフラに!

清川忠康
オーマイグラス株式会社
代表取締役社長
清川忠康
目指すは眼鏡界のトヨタ

先週に続いて、スタジオにお越し頂いたのは、
オーマイグラス株式会社代表取締役社長、清川忠康さん。
1982年、大阪府生まれ。大学を卒業後、アメリカ・インディアナ大学大学院へ留学、
帰国後、UBS証券などを経て再び渡米。
スタンフォード大学大学院で「起業」を意識するようになり、
在学中の2011年にオーマイグラスを創業。
現在はECサイト以外に、実店舗もあるといいます。

「東京ですと、渋谷、新宿、池袋など、その他、千葉や神奈川など、計10店舗。
 地方ですとフランチャイズでやっていただいたりしてますね。
 元々、眼鏡の通販をどうやってより多くの人に広めていこうかと、
 ずっと悩んで、中々、広告送っても理解しづらかったりとか… 
 それで発想の転換をして、眼鏡屋さんをしていれば眼鏡をまさに買いたい人が
 お店に来ていただけるので、そこで徐々に徐々に
 インターネットでも買えるっていうのを啓蒙していくのがいいんじゃないかなと。」

前回も伺った、オーマイグラスに書かせないパートナー「福井県鯖江」。
清川さんは、「眼鏡のトヨタ」と呼ぶそうです。

「あの目指しているところは、トヨタの様に日本製品を
 世界で売りたいと思っていまして、私も留学中だったりとか、
 世界中旅行した時に、トヨタの車って世界中どこでも走ってるじゃないですか?
 そういうのを見て、結構、勇気をもらったところもあって、
 眼鏡も世界中の人が、鯖江の眼鏡、
 アフリカの人であろうとヨーロッパの人であろうと
 かけてもらえると思うんですよね、そういう世界の人のインフラになりたい
 っていう想いで眼鏡のトヨタになるって言っています。
 我々が啓蒙したいファッションとしての眼鏡っていうのは、
 まだこれだっていう一つの常識は確立されていないので、
 これからまだ作っていけるチャンスがあるんじゃないかなと思っています。」

さらに、鯖江という町についてのこれからについても考えている清川さん。

「小さいサテライトオフィスとかも持っていますし、
 連携しながら引き続きやっていきます。
 すごい技術力のあるものを作っているのに、
 未だビジネスのほとんどがOEMであったりとか
 一流企業の下請けの仕事が多いんです。そこをブランド化していって、
 自分たちの商品を世界に売っていくって言うチャンスってあると思ってます。
 鯖江に拠点を置くことを考えたこともありまして、
 でも、我々のメインのビジネス通販なので、雪がすごい降るので、
 発送の遅延が起きるんじゃないかっていう、そういうのインフラの問題と
 あとはやはり、これから世界で売り出していくときに鯖江の品質と
 東京の感性をあわせたものが世界のブランドとして
 受け入れられていくんじゃないかなと思って結局、東京を本社にしました。」

最後に、これから起業を目指す人のメッセージです。

「色々問題は必ず起きるので、それを楽しむ位の、成長できるチャンスなんだと思って、
 それも楽しみながらやることに尽きますね。」

来週もオーマイグラス株式会社代表取締役社長、清川忠康さんにお話伺いました。
ありがとうございました!
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