三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.02.26

世界の物流を変える

山川博功
株式会社ビィ・フォアード
代表取締役
山川博功
築き上げたブランド力で世界へ

先週に続いてスタジオにお越し頂いたのは、
株式会社ビィ・フォアード 代表取締役 山川博功さん。
1971年福岡県生まれ。明治大学を卒業後、日産系の自動車販売会社に就職。
トップ営業マンとして活躍されますが96年に退社。
転職を繰り返したあと中古自動車買取の会社に入社。
この会社のグループ内での独立を経て、
現在は株式会社ビィ・フォアードの代表となっています。
そしてこのビィ・フォアードは、
今、アフリカで最も知られる有名な企業の一つになっています。

世界152カ国、月15000台の中古車を販売しているビィ・フォアード。
サイトへのアクセスがものすごいため、
あの世界的企業も視察に訪れたと言います。

「日本は意外とインターネット遅れている国でして、
 その日本のサイトにアフリカ大陸からのアクセスが
 ものすごい来ている、どうなっているんだ、
 お宅は何をしているんだとういうことで、
 Googleのアメリカの本社の副社長が来ました。」

サイトの閲覧数は、なんと月間6000万PV!
そのブランド力で、新たな展開もしているそうです。

「車だけに限らず、色んな商品を売っています。
 スマートフォン、ミシン、ゲーム、もう何でも売っています。
 一般的に日本と同じ様に家が欲しくて、車が欲しくて、
 ちなみにですけど、ビィ・フォアードというブランドを使って、
 アフリカの2つの国で不動産を始めたんですよ。
 今、その2つの国でNO.1になっています。
 ブランドって怖いですね(笑)」

そんな世界的な企業に成長した、ビィ・フォワード。
これからのビジョンとは?

「僕がやっているのは、まだまだベイビーステップ、
 まだつまみ始めただけだと思いますね。
 我々が一番最後にゴールとしているのは、世界の物流なんですね。
 例えばこの大きなテーブルを、タンザニアに送るとするとします。
 エア便で送るとものすごい金額ですよね。
 コンテナで運んでも船賃だけで30万〜40万。
 現地での費用もかかったら、50万、60万。
 それが、ビィ・フォアードのサイトに来れば、
 30ドル、40ドル位で運べます。
 何故かと言うと、車をコンテナの中に入れると
 隙間が必ずできるんですよね。その隙間に色んな物を詰められるので、
 破格の値段で運べます。」

課題もまだある一方で、こんな期待も寄せています。

「世界に物流をインターネットでつくるっていうのが世界になくて、
 日本の荷物ももっとくると思ったいたんですが、
 頼んでくれる人がまだまだ少なかったんですね。
 でもこれは、世界の物流がつくれたら
 僕らの会社はとんでもないことになりますね。
 世界にないものを僕らが提供できているというのは、
 ちょっと大きなことを言うと、
 日本のインターネットの業界でも良いラインに行くんじゃないかと。」

株式会社ビィ・フォアード 代表取締役 山川博功さんに伺いました。
山川さん、ありがとうございました!
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