三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.03.05

オフィスの救世主、おかん

沢木恵太
株式会社おかん
代表取締役CEO
沢木恵太
自らの経験から生まれたサービス

今週スタジオにお越し頂いたのは、
株式会社おかん代表取締役CEO 沢木 恵太さん。
1985年長野県生まれ。大学卒業後は、経営コンサルを行う上場企業で
新規事業の開発などを経験。
Web開発会社、教育系ベンチャーを経て。2012年12月に起業。
個人向けの「お惣菜・定期仕送りサービス」をスタートし、
2014年に法人向け事業
「オフィスおかん」をスタート。注目を集めています。

まずは、気になる会社名「おかん」と
「オフィスおかん」というサービスについて伺いました。

「私達は働きやすい環境をつくっていくための
 お節介焼きでありたいなと。
 あとは、企業が働いている皆さんのお節介を焼けるような、
 ご支援をしてきたいという思いから、関西弁のおかんって
 お節介を焼きそうなイメージがあるのでこの名前にしました。
 私達は、職場に冷蔵庫を設置させていただき、
 その中に真空包装をしたお惣菜を常設販売させていただきます。
 ですので、そこにいらっしゃるみなさんは、一個100円で、
 好きな組み合わせで、その場で食べていただけるというサービスです。
 もちろん、白米、玄米もご提供しておりますので、
 食事をそこで完結していただけると。
 どの企業でも簡単に社食をつくっていただけます。」

沢木さん、最初は「たった1人で」 会社を立ち上げられたといいます。
どういうきっかけで起業に至ったのでしょうか?

「もともと将来事業をつくりたいという思いがあったんですが、
 私自身が食事をちゃんと摂ることが出来ず、
 体調を崩すという経験をしていて、
 なので、こんなサービスあったらいいなと言うのを実現したのが、
 オフィスおかんになります。
 最初は、私の昔の同僚が惣菜メーカーに婿養子で入ったという
 きっかけがありますて、その会社さんと提携をして、
 後は自分で運びならが納品するというのを一人でスタートしました。」

オフィスおかんはでは、きんぴらごぼうやほうれん草のおひたしなどの副菜から、
ハンバーグや、角煮とか、サバの味噌煮など、主食も含めた、
主に和惣菜を楽しむことができます。
ニーズが高まる中で、沢木さんが感じたこととは?

「今は、法人でお客様は累計1500の企業に使っていただいています。
 オフィスで食べるだけでなく、例えば、ご自宅にお持ち帰りになられて、
 育児中の方が食卓に出されると。で、企業もそれを積極的に支援をして、
 育児中でもこの会社は働きやすいんだよと。」

今では、多くの人が利用するサービスに成長しましたが、
最初は一人で起業ということで苦労の連続だったといいます。

「最初個人向けのサービスからスタートしたんですが、
 この時非常に辛くて、預金残高も数万、会社の残高も数万と。
 子ども2人いる状態で起業しており、
 妻も働いていない状態だったので、本当にギリギリの中で、
 オフィスおかんのアイデアがありましたので、
 なんとかチャレンジをして、うまく受け入れていただいたと。
 本当にニーズがあるか分からなかったのですが、
 ウェブで出した時に反響が大きかったので、ニーズがあるんだなと、
 みなさんも同じ思いなんだなと実感することが出来て、
 諦めずに続けることが出来ました。」

来週も引き続き、
株式会社おかん代表取締役CEO、沢木恵太さんに伺います。
お楽しみに!
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