三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2019.03.26

ビジネスにおけるコミュニケーションを効率化

橋本真里子
ディライテッド株式会社
代表取締役CEO
橋本真里子
自ら考えて動ける人に

先週に続いてスタジオにお越し頂いたのは、
ディライテッド株式会社 代表取締役CEO 橋本真里子さん。
大学卒業後、上場企業5社以上で受付を経験。
1日 平均500名、月間 10000人の来客を10年間継続して担当。
「受付のスペシャリスト」としての経験から2016年に
ディライテッド株式会社を設立。2017年iPad無人受付システム
RECEPTIONISTをリリースしています。

受付を無人化することで、仕事の効率もアップ!
働き方改革にもつながる注目のシステムですが、
この先に見据えるビジョンについて、伺いました。

「受け付けはビジネスにおけるコミュニケーションの
 タッチポイントの一つだっていうふうに私たちは考えています。
 それ以外でもビジネス上のコミュニケーションって
 いろんなところで起きていて、例えば名刺交換ですとか、
 アポイントを取るとか、セミナーとか面接に参加するっていうのも
 コミュニケーションの中のひとつだと思っています。
 なので私たちはそのビジネスにおけるコミュニケーションを
 効率化するということを掲げておりますので、
 今後は受け付け以外のコミュニケーションポイントを
 効率化していきたいというふうに考えています。
 今提供しているのは、アポイントとるときに必ず皆さん、
 ご都合がいい日時をくださいっていうやり取りを経て、
 受付にいらっしゃってると思うので、
 その日程調整を効率化するというところは、
 実際私たちのサービスでも提供しています。
 私たちは、自分たちのスケジューラーと連携することができるので、
 連携することで、空いている日時を簡単に表示させることができて、
 そこをピックアップすると同時に、
 会議室も同時に選択するということができます。
 それをお客様にURLでお届けして、お客様がURLを開いて
 自分が都合がいい日時を選択しますと、
 お客様側には受付小事というパスワードのようなものが発行されて、
 担当者側には確定した予定だけ残って、
 それ以外の仮の日程が消えてしまうというようなツールですね。」

受付から起業されたということで苦労もされたはず。
会社のトップとして、人を動かす難しさや秘訣について伺いました。

「難しさは私たちは大人の人と仕事をしているので、
 スキルとか考えがある程度確立された人たちと仕事をする上では、
 何かお願いしたりこういう風に変えてくださいねというのは、
 相手を否定する意味になってしまうので、そこはすごく気を遣いますし、
 うまくコミュニケーションをとりながらやるっていうのを心掛けています。
 あと、動かす秘訣っていうのは自分が一番動く、働く、
 人がやりたくない仕事を自分が率先してやるというところは意識していて、
 背中を見て動いてほしいなって。実も伴っていないと口で何か言っても
 『口だけじゃんって』いうふうに言われてしまったりするので、
 そういうことを意識していました。」

最後に、会社のトップとして、今必要だと思う人材について伺いました。

「仕事を自分のこととして動ける人だって考えています。
 今AIがいろんな仕事をとっていくといわれているんですけども、
 どうして自分はこの仕事を与えられているか、
 この仕事を与えられた目的って何だろうって考えると、結果、
 プラスアルファのものを提供できると思うんですね。
 そうするとその仕事はきっとAIにはとられずに、
 人にしかできない付加価値をつけたうえで、
 結果として残せていくということが大事だと思うので、
 自ら考えて動ける人っていうのはこれからの時代も
 非常にニーズが高まると思っています。」

ディライテッド株式会社 代表取締役CEO 橋本真里子さんに伺います。
橋本さん、ありがとうございました
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