2023.06.06
コーヒーを淹れる楽しみを届けたい
ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
今週のゲストは先週に引き続き、コーヒーのサブスクリプションサービスを展開する、POST COFFEE株式会社 代表取締役CEOの下村領さんです。おはようございます。
下村さんは2005年にWEB制作会社を立ち上げ、2013年に東京・渋谷の富ヶ谷にコーヒー店兼コワーキングスペースをオープン。2018年に「PostCoffee」を創業。2020年にサブスクリプションサービスを発表しています。
コーヒーショップを始めて3年で閉じられたのは何故ですか?
「コーヒーショップを3年続けていて、もっと美味しいコーヒーを広めたいと考えた時に、その店だけで実現するのは難しいと思い、コーヒーのサブスクリプションサービスにシフトしました」
美味しいコーヒーを広めたいと思ったのは何故ですか?
「もともと缶コーヒーを飲んでいたのですが、お店を始めるにあたってハンドドリップでコーヒーを淹れるようになってから、ハンドドリップでコーヒーをいれるまでの手間や時間、空間や香りに禅のようなものを感じたので、その感覚をお客さまにも感じてほしいということでサービースを始めました」
コーヒーのサブスクリプションサービスはどのように発表したんですか?
「一番最初からサブスクリプションのサービスとして立ち上げて、2019年の3月にベータ版として発表しました。その時に原宿のイベントスペースを借りて、事前にSNSでいろんな方に招待を送ってみたところ、イベントスペースが満杯になるほど来られて、それまではスモールビジネスとして始めようと思っていたのですが、そのイベントの反響を見てスタートアップとして始めることになりました。」
下村さんは憧れの人などはいますか?
「ドラゴンボールの孫悟空がいいなと思っていて、毎回強敵が出てきた時の楽しみながら挑戦していくメンタルを見習って、いかなるハードルがあっても楽しんで超えていくということは意識しています。」
最後になりますが、これからの夢を教えてください。
「些細なことになりますが、段ボールの回収の日に、PostCoffeeの白い箱が出されているのを見られるほど、普及してくれることが夢ですね。」
POST COFFEE株式会社 代表取締役CEOの下村領さんでした。ありがとうございました!