三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2023.08.01

“国民総笑顔量”を増やす

atama plus
代表取締役
稲田大輔さん
AIと人を組み合わせた教育サービス



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週のゲストは先週に引き続き、atama plus 代表取締役の稲田大輔さんです。 おはようございます。

稲田大輔さんは、大学の工学部から大学院を経て、三井物産に入社。主に教育事業を担当し、
2017年に大学の同級生たちとatama plusを創業されています。

今週は稲田さんのこれまでについてうかがいます。大学院を修了されて三井物産に入社されたということですが、なぜ入ろうと思われたんですか?

「就職活動で自己分析をしている中で、なんのために働くのかを考えていく中で、大学時代にお笑いをやっていて、それが好きだったということもあり、自分は笑顔の総量を増やすようなことを人生をかけてやっていきたいと思って、それができそうな基盤がある会社ということで、さまざまな事業を展開していた三井物産を希望しました。」

三井物産に入社した後はブラジルに留学されたんですよね?

「三井物産に入社して、新規事業を作ることを担当させてもらったんですが、ある時からやっぱり笑顔の総量を増やすようなことをやりたいなと思い始めました。色々と調べる中で、あなたは幸せですか?と聞いたときに幸せと答える人が一番多いのがブラジルで、今から15年前ですが当時ブラジルが1位だったのに対して、日本は残念ながら自殺者が多く、ブラジルは経済格差が激しいけれども、日本はGDP世界第2位の経済大国ということを見たときに、なんだか真逆だなと感じ、ブラジルに行ったら笑顔のヒントがわかるかも知れないと思い、当時会社にブラジルに留学する制度があったので、留学させていただきました。」

実際ブラジルに行ってみてどうでしたか?

「笑顔の総量がなぜ高いのかを追求する1年で、ポルトガル語を習得してブラジル人になりきって、あらゆる家庭や宗教にはいりこ産んだり友達を作ったりする中で教育にも入り込んで、高校に3ヶ月間通わせていただいたんですが、それを通じてブラジル人のハッピーは自己表現を豊かにするところからやってくるのかな、それは幼少期に培われているなということに気づきました。」

ブラジルでの経験はやはり企業に繋がりましたか?

「まさに幼少期の過ごし方によって人のハッピーの度合いって変わるんだなと思いまして、だったら幼少期の過ごし方を変えれば笑顔の総量が増えるのではないかなと思い、変えるような仕組みを作りたい、それって教育事業ではないかということで、まずは三井物産の中でで教育事業を立ち上げて4、5年やっていましたが、独立した方が日本の教育を早く変えられるのではないかということで、独立に至りました。」

実際に笑顔を大切にされているatama plusですが、オフィスもそういったことを意識されてるんですか?

「atama plusのオフィスはちょっと変わったオフィスになっていて、パークと呼んでいたりします。人工芝が敷き詰められていて、裸足で仕事していたりします。会社、オフィスというとどうしても無理やり出社するところというイメージを持ちがちですが、みんなが自然とミッションを達成するために集まってくるところという環境にすることで、仕事の生産性も上がって、より僕らが実現したい教育改革につながるのではないかなと思います。」

最後に、これからの夢を教えてください。

「僕の個人の夢は会社のミッションと100%イコールなんですが、何がなんでも教育を変えて、社会を大きく変化させる、そして国民総笑顔量を増やすということを絶対にやっていきたいなと思っています。」

atama plus 代表取締役の稲田大輔さんでした。ありがとうございました!


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