いつもよりフェミニンな視点でエコを考える、「エカマちゃんWEEK」3日目。
今日お迎えしたのは、「若き医療界のカリスマ」、「オネエ★MANS」でも大ブレーク中の、
たけみんこと、別府武彦さんです!


(もうあまりの可愛さに編集長もメロメロ!本当に美しい人には、オーラが出るんですねー♪)

「特技:ぶりっ子 趣味:キティーグッズ収集」というプロフィールを聞くと、
とってもとってもキュートで可愛らしい方なんだろうな、と思ってしまいますが、
(外見はもちろんそうなんですが!)、いただいたお名刺を拝見すると、
「TERADA医療福祉カレッジ 学長兼理事長」、「医療福祉情報実務能力協会 理事長」、
「LCMこころのケア相談室 理事長」、など、なにやら難しい肩書きがいっぱい!
おまけに、他にも医療機関の経営コンサルタントでもあり、
教育ナビゲーション株式会社代表取締役なども、なさっているのだそうです。

「今、私が医療関係のカウンセリングの仕事とかをしてるのって、
やっぱり今までいろんな意味での偏見とか、差別とかにあってきたから、
そういう目にあっている人の気持ちが少しだけわかる、っていうことが大きいと思うんです。
そういう人たちに、少しでも手を差し伸べたい、と思ってしまうの。」

そう語るたけみんさんは、やっぱりとても多くの困難を乗り越えてきた方特有の、
強くて深い、そして暖かい目をしていらっしゃいました。

そう。今の日本は、残念ながらまだまだ、セクシャル・マイノリティーの方たちに対する、
偏見や差別が残っているように思います。

たけみんさんは、
「人を呼ぶときに、わざわざ『男性の』編集長、とか、
『女性の』高柳さん、とか、言わないでしょう?それと一緒で、
『オネエ』のたけみん、って呼ばれるのも、おかしいと思うの。
男である私が、男性が好き、って思うのは、あくまでひとつの個性なんだもの。」と、
ちょっと哀しそうにおっしゃっていました。

また、私たちが実際に今回のオンエアで何回も発言してしまった「オカマちゃん」という呼び方も、
人によっては傷つく場合があるそうなのです。
私も編集長も、親しみをこめて読んでいるつもりではあったのですが、
配慮が足りなかった、と、深く反省しました。
今、彼女たちの間では、「オネエ」はだいぶ認知されてきていて、同じように、
「セクシャル・マイノリティー」という呼び方も、大体大丈夫なのだそうです。

「もちろん、人によって全然平気な人と、とても気にする人がいるから、
平気な人は、どう読んでも全然大丈夫。気にしすぎるのもねー。」ともおっしゃっていました。

たけみんさんとお話をしていると、単にキレイで可愛い、って言うだけじゃなく、
とても暖かくて思いやりがあって、人の痛みがわかる素敵な方だっていうことがよくわかります。
でも、その人間性が形成された大きな理由が、幼い頃から偏見や差別にさらされ、
つらい目にあってきたからだとしたら、それはとても哀しいことだと思います。

「自分と違う」ことや、「マイノリティー=少数派」であることを認めることが出来ず、
そのことを責める気持ちがあったり、相手を蔑視したりするって、
人として、とても恥ずかしいことだと思います。
人は誰でもみんな違って当たり前なんだし、
その違いを「個性」として受け入れることが出来れば、
たけみんさんのような個性を持つ方たちが、つらい目にあうこともなくてすむんじゃないかな・・・。
そして、世界中の人たちがそういうマインドを持てば、
戦争だって止めることが出来るかもしれないのに。。。

戦争を止めるなんて、とてつもなく大仕事のような気がしてしまうけれど、
まずは身近にいる人を、いかに受け入れることが出来るか、
っていうところから始めればいいんじゃないかな。

たけみんさんをスタジオから見送りながら、そんなことを考えていた、ハチドリ高柳でした。